どんなに高品質な靴であっても、磨いて飾るだけでは所有する意味がない。しっかり履いてシューキーパーで保管し、適切なメンテナンスを施せば、どんどん自分の足の馴染んでいき、アッパーの表情も豊かになる。そうして「こなれた」感じになった頃、その靴は大人の洒脱な装いを演出する重要なポイントとなるのだ。

東京でいい靴を探すなら、丸の内仲通りに限る。世界屈指のシューズブランドが軒を連ね、訪れるたびに発見がある。そしてこの春、新たに『パラブーツ丸の内店』がオープン。大人の足元にふさわしい逸品を見つけに行こう。

バイカラー&厚底のオープン記念モデルも発売!

路面店は、丸の内仲通りに面した二重橋スクエア1F。
路面店は、丸の内仲通りに面した二重橋スクエア1F。
歴史的なフランス家具を配した、味わい深い店内。
歴史的なフランス家具を配した、味わい深い店内。

快適な履き心地と耐久性を誇り、ほどよい存在感でさまざまな着こなしに合わせられる「パラブーツ」。母国フランスでは、「大人になったらパラブーツを履け」と言われるほど支持されていて、欧州の靴文化、そしてフランスの粋を体感するには最高のブランドだ。

4月15日にオープンする『パラブーツ丸の内店』は、メンズ、レディースのコレクション120種を揃える、東京では最も大きなパラブーツショップ。店内はパリ・サンジェルマン店の革の壁を基調とした伝統的な温かみのある雰囲気と、サントノーレ店のホワイトと光を基調とした近代的な雰囲気を掛け合わせた、「パラブーツ」の「歴史」と「現在」を再構築したデザインが基本コンセプト。また、ブランドのアイデンティティーカラーである「パラブーツグリーン」の靴箱を ライブラリーのように店内に配置し、スタッフがハシゴで往来する「未来」のショップスタイルを体感できる。

店内に配した家具は、「パラブーツ」のグルノーブル本社工場近くにある小さな家 具工房の職人によって、「パラブーツ」のために製作されたもの。2001年、パラブーツ1号店がオープンする際に輸入され、その後同店がリニューアルするに伴い、倉庫で保管されていた家具をひとつひとつレストアしたのだという。

天井に近い棚には「パラブーツグリーン」の靴箱をライブラリーのように配置。
天井に近い棚には「パラブーツグリーン」の靴箱をライブラリーのように配置。
こちらが丸の内店オープン記念モデルの「CORAUX RAID」 。 デッキローファー「CORAUX」がベースで、ボリュームのあるラグソールタイプの「RAID」(レイド)ソール仕様(「CORAUX」はフラットソール)。ホワイト×ブラックのアッパーにはしなやかなシボ革を採用し、アンライニング仕様につき足入れがソフトで素足履きでも快適。これからの季節にぴったりな厚底仕様のクールなローファーで、丸の内仲通りの石畳を軽快に歩こう。¥35,200
こちらが丸の内店オープン記念モデルの「CORAUX RAID」 。 デッキローファー「CORAUX」がベースで、ボリュームのあるラグソールタイプの「RAID」(レイド)ソール仕様(「CORAUX」はフラットソール)。ホワイト×ブラックのアッパーにはしなやかなシボ革を採用し、アンライニング仕様につき足入れがソフトで素足履きでも快適。これからの季節にぴったりな厚底仕様のクールなローファーで、丸の内仲通りの石畳を軽快に歩こう。¥35,200

なお、今回のオープンにあたって記念モデル「CORAUX RAID」が発売されるので、ぜひ店頭でご確認を。

いいものを長く使うことをよしとするフランスの文化が息づいた、心地いい空間で今の気分に合う一足を選んでみては?

ところで、『パラブーツ丸の内店』が面する丸の内仲通りは、昭和の時代、金融機関の路面店が多く、オフィスワーカーのためにあった。その後、丸ビルの建て替えや新丸ビル開業などで商業施設が増え、街を回遊しやすいように歩道を広くした。車道を狭めてケヤキの街路樹を植え、アルゼンチン斑岩を敷いた。おかげで他の繁華街よりもゆとりがあって歩きやすく、景観もみごとだ。

欧州のような石畳の道を「パラブーツ」で歩いてみよう。無類の心地よさに次の一足が欲しくなることうけあいだ。

パラブーツ丸の内店

※掲載商品の価格は、税込みです。 ※新型コロナウイルスの影響により一部情報が変更となる可能性があります。最新情報は公式HPなどでご確認ください。

この記事の執筆者
名品の魅力を伝える「モノ語りマガジン」を手がける編集者集団です。メンズ・ラグジュアリーのモノ・コト・知識情報、服装のHow toや選ぶべきクルマ、味わうべき美食などの情報を提供します。
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