フランスとスペインにまたがる海辺のバスク地方で16世紀頃から漁師や船乗りたちが着ていた作業着に由来するバスクシャツ。ラフな風合いの厚手のコットン生地、浅い船底のように横に広くあいた「ボートネック」と呼ばれる襟、少し短めの袖丈等のディテールにより、それ1枚でもサマになるカットソーの代表格と言える。
インナーとしてはもちろん、1枚で着てもサマになる「セントジェームス」のバスクシャツ
誰しもが頭に思い浮かべるバスクシャツの代表格『ウエッソン』。しっかりと目の詰まったコットン100%で密に編み立てられている生地は、ハリのある風合いで程良い肉厚感があり、タフに着こなすことが可能。着込んで洗濯を繰り返していくことにより風合いと柔らかさが増していき、新品の時よりもさらに肌馴染みが良くなっていく。精密に決められているボーダーのパターンは、袖と身頃の縫い合わせ部分も正確につなぎ合わせられているところに品質の高さが感じられる。インナーとして使えることはもちろん、1枚でさらっと着こなすだけでも様になるからコーディネートの幅を広げてくれるだろう。
ボーダーが大定番の『ウエッソン』だが、無地のモデルも見逃せない。ボーダーは爽やかな印象だったのに対し、無地は上品さがある。こちらも1枚で様になるため、写真のネイビーやイエローのカラーを選んでシンプルに着こなすのがおすすめだ。当然、バスクシャツのディテールや生地感は踏襲しているので、ボーダー柄とローテーションを組んでみるのも面白い。
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- PHOTO :
- 島本一男(BAARL)
- STYLIST :
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