大胆なイントレチャートが存在感を放つ「ボッテガ・ヴェネタ」のトートバッグで、周りと差をつけたい

穏やかな気候に伴い、薄手のライトアウターやシャツといった軽装中心となる今時期。バッグは装いとの調和もさることながら、それ自体がアクセサリー的な効果を産むデザイン性の高いものを選びたい。そこでおすすめしたいのが「ボッテガ・ヴェネタ」の『アルコトート』だ。ブランドを象徴する意匠・イントレチャートを大胆なマキシサイズであしらった逸品は、圧倒的な存在感を放ちながら、品格も付与してくれる特別なバッグといえよう。

編み込みの美しさを際立たせる最高級のレザー使い

［サイズ：縦34.5×横46×マチ11cm］バッグ￥429,000（ボッテガ・ヴェネタジャパン）

『サンダー』と呼ばれる、シルバーカラーのような彩度を上げたグレーの色味がコンテンポラリーなムードを醸すバッグ。柵状にカットしたレザーを手作業で丁寧に編み上げるアイコニックな“イントレチャート”で形作られているが、思いきったマキシサイズに変換することで有機的な動きが表出している。

素材には最高級のカーフを使用。きめの細かさと程よい光沢感によって、ダイナミックな造形美に確かな品格が宿る。内側は手触りの良いスエード仕上げに。チラリと覗く柔和な表情が穏やかなアクセントを添えている。内側に配したファスナーポケットは取り外せばポーチとしても使用可能。握りやすいハンドルの形状も含めて、使い勝手は申し分ない。

これからの季節に即した軽装とのバランスを考えると、これ見よがしのブランドロゴや派手なグラフィックはやや押し付けが強い。その点、イタリアのアルチザンが息衝いたこんなバッグなら、シャツやTシャツ1枚でも洒脱に格上げしてくれるに違いない。

※掲載商品の価格は、税込みです。