2022年 Precious 4月号の「好きなコーディネート」1位~10位を発表します

ラグジュアリーファッション誌『Precious(プレシャス)』4月号をお読みいただいた方へのアンケート調査(ネットアンケート&郵便はがき)にて、「好きなコーディネート」に選ばれた着こなしを、その理由とスタイリングのコツを交え、ランキング形式でご紹介します。

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Precious4月号(3月7日発売)の表紙、カバーは大政絢

今回10位~1位に選ばれたコーディネートは、今春の大ヒットカラー「ブルー&グリーン」を効果的に取り入れた着こなしが半数以上を占める結果に! また、ビジネスシーンにもぴったりな、すっきりとしたスマートさが際立つ装いも注目されていました。

重いアウターを手放す時期であることから、スタイルがよく見えるという点も高評価につながるポイントとなっていたようです。

それではさっそく、10位から順を追って1位まで見ていきましょう。このなかに、あなたがこれからの着こなしに取り入れてみたいコーディネートはありますか?

※1位は2つのコーデが同順位のため、2位は存在せず。

【10位】白ボウラウス×ネイビーのハイウエストスカート

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スカート¥216,700・ブラウス¥266,200・バッグ『クッサン BB』¥489,500・イヤリング『B ブロッサム』¥1,177,000・同リング/右手人差し指(指先側から)¥540,100・¥482,900・左手薬指¥968,000・靴¥141,900(ルイ・ヴィトン)[Precious2022年4月号156ページ]撮影/生田昌士(hannah)

ダークネイビーのミディ丈スカートは、ハイウエストから広がるクリーンなAラインシルエットが美しい一着。フロントと背面に入ったハイスリットがモードな色っぽさを演出し、レッグラインをすっきりと見せてくれます。

フェミニンなボウブラウスを合わせながらも凛々しくまとめられた装いは、「シンプルだけど隙のない着こなし」「洗練されたムードでどんなシーンにも映える」など、ミニマルなシルエットに香る控えめなエレガンスが高く評価されていました。

【9位】グリーンのニット×白スティックパンツ

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ニット¥53,900(コロネット〈ミラ・ショーン〉) パンツ¥19,800(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店) サングラス¥51,700(グローブスペックス エージェント〈ロバート・マーク NYC〉) イヤリング¥792,000・ブレスレット¥2,068,000・リング¥550,000・バッグ¥302,500(ブルガリ ジャパン) 靴¥161,700(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)[Precious2022年4月号75ページ]撮影/生田昌士(hannah)

「鮮やかなグリーンが印象的」「爽やかなかっこよさが際立っている」といったコメントが寄せられたのは、アシメトリーなグリーンのニットが主役の装い。シンプルな白のスティックパンツを、ゴールドジュエリーを散りばめながらリッチ感たっぷりの着こなしに仕上げています。

凛としたオーラも好感度の高さも叶える、旬のグリーン。きれい色にはなかなか手を出しにくい…という方は、このコーディネートのように白との組み合わせからトライするのがおすすめです!

【8位】白シャツ×ブルーのスティックパンツ×ブルーのシューズ

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シャツ¥88,000・パンツ¥132,000/参考価格・バッグ¥229,900・靴¥203,500/参考価格(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) ピアス¥127,600・ネックレス¥1,039,500(TASAKI) 時計¥3,410,000(ヴァシュロン・コンスタンタン)[Precious2022年4月号74ページ]撮影/生田昌士(hannah)

王道の白シャツやパールの印象をアップデートするために活躍するのは、生き生きとした躍動感を宿す、冴えたブルーのパンツとシューズ。「ブルーの存在感でシンプルな着こなしが華やかに変わる」という感想をいただいたように、手持ちのワードローブが一気に今年らしく変身するコーディネートです。

一方で「清潔感と知的さを感じる」という方も。数あるきれい色のなかでも決して派手にならず、大人でも取り入れやすいフレッシュカラーが、おしゃれの幅を広げてくれます。

【7位】ブルーの五分袖ニット×小花柄のスカート×白スニーカー&バッグ

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ニット¥52,800(ドゥロワー 六本木店) スカート¥132,000(ブラミンク) ピアス¥1,716,000・ブレスレット¥1,001,000・リング¥836,000(ポメラート) バッグ¥434,500(ヴァレクストラ ジャパン) 靴¥92,400(ピエール アルディ 東京)[Precious2022年4月号79ページ]撮影/生田昌士(hannah)

「春らしさいっぱいの色合わせが素敵」「大人でも無理なく着られる花柄スカートの着こなし」と票を集めたのは、ブルー&グリーンで彩られた小花柄のスカートと、クリアなブルーのニットを組み合わせたコーディネート。スカートの涼やかな配色を、ニットのブルーがさらに際立たせます。

仕上げのバッグやスニーカーを、白で統一するのも重要なポイント。差し色使いした白が、寒色系ワントーンの装いに、今の気分にぴったりな軽快さをもたらす鍵です。

【6位】ネイビーのボクシージャケット×ベージュのボウブラウス×ベージュのレーススカート

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ジャケット¥88,000(ドゥロワー 六本木店〈ドゥロワー〉) ブラウス¥113,300(コロネット〈ムーレー〉) スカート¥132,000(ミカコ ナカムラ 南青山サロン〈MIKAKO NAKAMURA〉) イヤリング¥616,000・リング¥924,000(ポメラート) バッグ¥161,700(セラピアン 阪急うめだ本店〈セラピアン〉)[Precious2022年4月号121ページ]撮影/熊澤 透

コットンツイードの凹凸のある織りが、品のいいネイビーに快活な表情をもたらすボクシージャケットは、フリンジ使いもチャーミング。繊細な素材感のアイテムと合わせることで、エレガントな方向へシフトします。

シルクのボウブラウスとレースのタイトスカートととの組み合わせなら、華やかなシーンにも対応する装いに。「上品なだけでなくかわいらしさがある」という意見のほか、「レースのスカ―トの着こなし方を参考にしたい」という方もいらっしゃいました。

【5位】黒のロングジレ×白タートルニット×黒パンツ

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ロングジレ¥139,700・パンツ¥69,300・タートルニット/参考商品(マックスマーラ ジャパン〈スポーツマックス〉) ピアス¥41,800・ブレスレット/手首側から¥149,600・¥220,000(トムウッド プロジェクト) バッグ¥407,000(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 靴¥97,900(JIMMY CHOO)[Precious2022年4月号97ページ]撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)

「ロングジレ×パンツのスタイルアップ効果は絶大!」「キリッとハンサムな佇まいに惹かれる」と反響があったのは、ゆったり縦長の「ロングシルエット」にまとめた着こなし。リラックスできるのにすっきりスマートで、モードな感覚も漂う新バランスです。

ビジネススタイルに定着してきたジレを、スタイリッシュなロングジレに更新すれば、なじみ深い白×黒の配色でもアップデート感が実現します。

【4位】グレーのニット&カーディガン×スカイブルーのパンツ&バッグ

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カーディガン¥59,400・ニット¥44,000(ドゥロワー 六本木店) パンツ¥28,600(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店) ピアス¥605,000・ブレスレット/手首側から¥1,096,700・¥957,000・リング/指先側から¥308,000・¥286,000(フレッド) バッグ¥1,112,100(デルヴォー・ジャパン) 靴¥110,000(ブラミンク〈J.M. WESTON〉)[Precious2022年4月号80ページ]撮影/生田昌士(hannah)

春の日差しに映えるライトグレーとスカイブルーの組み合わせは、「相性のよさに気づかされた」との声が多数。穏やかさや信頼感を大切にしたい大人が寒色系のきれい色を着こなす際には、シックなグレーを有効活用する配色がおすすめです。

手元のコードブレスレットやワンハンドルバッグも、清涼感のあるブルーを丁寧に重ねれば、ノーブルな雰囲気が漂う上品な色の調和が生まれます。使用しているアイテムはごくシンプルなデザインなので、「真似してみたい」というコメントも多く見受けられました。

【3位】黒ノースリーブニット×黒タックスカート×黒ワイドベルト

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ベルト¥83,600・靴¥116,600(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) ニット¥20,900(スローン) スカート¥37,400(エストネーション) ピアス¥1,210,000・ブレスレット¥1,100,000・リング¥396,000(ポメラート) バッグ¥473,000(ヴァレクストラ ジャパン)[Precious2022年4月号87ページ]撮影/長山一樹(S-14)

この春は、ウエストマークを駆使して緩急をつけたシルエットが復活。黒やベージュの定番カラーの装いでも、ウエストのおしゃれという細部にまでこだわることで、着こなしの完成度は上がり、洒落た空気感が生まれます。

なかでも「スタイルアップ効果が高そう」と好評だったのは、ワイドベルトでタックスカートにメリハリをつくったコーディネート。理想的なフィット&フレアでノーブルな気品を演出するとともに、ベルトのバックルとローズゴールドの地金ジュエリーが呼応し合い、迫力のある美しさに仕上がっています。

【1位】ライムグリーンのブラウス×グリーンのクロップドパンツ

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ブラウス¥30,800(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店) パンツ¥58,300(ドゥロワー 六本木店) ピアス¥286,000・ネックレス[短]¥489,500・[長]¥767,800・ブレスレット¥352,000(ミラモア ファイン ジュエリー) バッグ¥95,700(エストネーション〈メルセデス サラザール〉) 靴¥105,600(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)[Precious2022年4月号78ページ]撮影/生田昌士(hannah)

今号で大人気だった「グリーン」と「ブルー」の着こなしが、同率で1位を獲得! まずは、「グリーンの色合わせが素敵」という回答が圧倒的に多かったこちらのコーデから。

遠目にも映える、心浮き立つビタミンカラーのワントーンには、「新緑がきれいな春にぴったり」というコメントも。ブラウスは明るいライムグリーン、パンツはより鮮やかな発色のグリーンと濃淡をつけることで、軽快なリズムのある着こなしに。色の切り替えが上半身と下半身にメリハリをつけ、スタイルアップにもつながります。

足首から肌をのぞかせるクロップド丈と、ヘルシーなダークブラウンのバーサンダルで抜け感を加えるのも、春らしさを強調するポイントです。

【1位】オフ白ジャケット×白カットソー×白パンツ×アクアブルーの小物

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スカーフ¥60,500・ブレスレット¥147,400・リング¥85,800・バッグ¥411,400・靴¥151,800(エルメスジャポン) ジャケット¥115,500(サン・フレール〈セブンティ ヴェネツィア〉) カットソー¥8,580(スローン) パンツ¥40,700(トレメッツォ〈ピーティートリノウーマン〉)[Precious2022年4月号77ページ]撮影/生田昌士(hannah)※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合がありますので、予めご了承ください。

もうひとつの1位は、白のコーディネートをベースに、清々しいブルーの小物を散りばめた着こなし。「ビジネスシーンに通用する軽やかなきちんと感」「シンプルだけどリッチな印象」「取り入れやすい春色コーデ」など、さまざまな声が寄せられました。

特に目立ったのは、「スカーフの使い方をお手本にしたい」「顔映りのよさに惹かれた」というもの。アクアブルーやグリーンの繊細な絵柄が描かれたスカーフを首元にあしらうことで、ボクシーなジャケットに華やかさと優しさが加わります。

バッグとシューズもスカーフのメインカラーであるアクアブルー系でまとめれば、「憧れの春スタイル」の完成です!

以上、ファッション誌「Precious(プレシャス)」4月号の読者アンケート調査で、好きなコーディネートに選ばれたスタイリングを10スタイル、お見せしました。

このなかに、あなたが真似してみたいスタイリングは、ありましたか?

現在発売中の『Precious』5月号、春のファッション大特集は【愛してやまない、最新「白」のラグジュアリー】。華やぎとノーブルさを併せもつ多彩な白を主役に、可能性に満ちたワードローブを、配色を起点に考察。「白×エクリュ」「ネオ・モノトーン」「白×ハーバルカラー」に、ジュエリーや時計、小物のアイデアも添えてお届けします。そのほか、新しいお仕事スタイル「ニューワークカジュアル」、「マニッシュ靴」で魅せる“保奈美トラッド”、「5月のテーブル」三つの景色、最新・美白ジャーナル、今年の「かごバッグ」、美容医療「部分スリミング」対談、松村北斗さん(SixTONES)のスペシャルインタビューなど、充実のラインナップです。

ぜひお手に取っていただき、ご活用いただけたら幸いです。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

 

Precious 5月号 <春のファッション大特集> 愛してやまない、最新「白」のラグジュアリー
2022年5月号表紙
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2022年4月7日発売 ¥990(税込)

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この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
BY :
『Precious4月号』小学館、2022年
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