思いっきり深呼吸した後はグルメを堪能! 「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」のフルコースステイ!

東京から車でも新幹線利用でも気軽に訪れることができるリゾート、長野県・軽井沢。軽井沢エリアではありますが、思い浮かぶ観光地やリゾート地から少し離れた自然豊かな北佐久郡御代田町に「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」はあります。

軽井沢駅から車で約25分、浅間山麓の雄大な自然に囲まれた敷地内に入り、木々の間を抜け、高台へと進むと次第にリゾート気分が盛り上がります。到着してエントランスを通り、眺めのいいロビーへ。チェックインを済ませてロビーのテラスに立てば、開放された気分に!

森の中のオーベルジュに到着!
森の中のオーベルジュに到着!

ロビーにはリンゴをモチーフにした大きな絵画や、ホテル敷地内から出土した縄文土器が置かれています(縄文土器は各客室にも飾られています)。ほかにも各所でさまざまな芸術作品を目にすることができ、館内を巡るだけでアート鑑賞もできてしまいます。

広いテラスを備えたジュニアスイートにステイ

5階建ての本館にある客室は、28室のみ。全ての客室にテラスと半露天風呂が付き、スタンダードルームでもテラスを含めると約100㎡という広さ。

今日、ステイするのはコーナーにある「ジュニアスイート」。広いテラスが配されて開放感たっぷり! リビング、ベッドルーム、そして、半露天風呂からも景色を堪能することができます。

「ジュニアスイート」。153~166㎡(テラス含む)。室料(1泊1室2名¥144,400~。税、サービス料込み)。※画像はイメージ。
「ジュニアスイート」。153~166㎡(テラス含む)。室料(1泊1室2名¥144,400~。税、サービス料込み)。※画像はイメージ。

客室で一息入れたら、明るいうちに、まずは湯あみを! 半露天なので、窓を開ければ自然の風や光を感じながら、思う存分に羽を伸ばせます。

日中は日差しの中で開放感ある入浴が楽しめる。
日中は日差しの中で開放感ある入浴が楽しめる。
 
バスアメニティは「Waphyto」。
バスアメニティは「Waphyto」。

入浴して体が温まったところで、予約していたボディトリートメントを受けに、本館から徒歩数分のアネックス棟へ。このホテルでのトリートメントのひと時は、宿泊者限定のお楽しみです。

アネックス棟の1階は宿泊者が自由に利用できるライブラリカフェ。自由にお茶を飲みながら本を読めるほか、レコードをかけて楽しめる空間もあります。

思いのままに過ごせる「ライブラリカフェ」。
思いのままに過ごせる「ライブラリカフェ」。

そして2階が森の中のウエルネスサロン。筋膜リリースカッターや水素吸入など最新の技術とハンドを組み合わせたボディケアプログラムが受けられます。

即効性があると人気の「MIYOTA リトリート」(100分、¥36,300~)は、筋膜リリースカッター フェイス(30分)+ボディ(70分)という内容。体の芯からほぐされて、疲れもすっきり! 美食をいただく体の準備が整いました(笑)!

夕刻は森の中にある「TAKIBIラウンジ」へ!

夕刻は森の中に設定された「TAKIBIラウンジ」でくつろぎのひと時を。3つの焚火を囲むように席が配され、童心に帰ってマシュマロ焼きの体験を。炎を見つめながらシェフ特製のキッシュやカヌレを味わい、ホットワインでほっこりできます。

「TAKIBIラウンジ」。営業時間は16:30~19:00。※季節によって変動。
「TAKIBIラウンジ」。営業時間は16:30~19:00。※季節によって変動。

森の散策と焚火の炎で癒されたら、大いなる楽しみである“ディナー”へ!

旅のメインは食にあり! メインダイニングでディナーを堪能

レストランを展開する「ひらまつ」発祥のホテル「HIRAMATSU HOTELS」。それゆえ、食事への期待には全力で応えてくれます。今回は、メインダイニング「ル・グラン・リス」でコースディナーを!

メインダイニング「ル・グラン・リス」。
メインダイニング「ル・グラン・リス」。

「信州を味わうシェフおすすめコース」は、アミューズ、前菜、旬の温菜、魚料理、肉料理、プレデセール、デセール、小菓子という構成。メニューには、今日の食材・素材名のみが書かれ、スタッフが食材の産地や生産者、調理法などを説明してくれます。

「信州を味わうシェフおすすめコース」¥25,300(消費税、サービス料込み)より一例。「グリンピース 黒トリュフ」。
「信州を味わうシェフおすすめコース」¥25,300(消費税、サービス料込み)より一例。「グリンピース 黒トリュフ」。

香り、食感の面白さ、そして、極上の味わい。アートのように美しく、ちょっとした驚きも秘めた料理が続きます。

同コースより肉料理の一例「信州プレミアム牛 グリーンペッパー」。
同コースより肉料理の一例「信州プレミアム牛 グリーンペッパー」。

火入れが絶妙な「信州プレミアム牛 グリーンペッパー」。かみしめるほどに味わい深い信州プレミアム牛を、地元の旬の野菜とともに。

ディナーを通して、ほぼ同じスタッフがサービスしてくれるので、ドリンクのペアリングなど、あれこれ話をしながら食事を進められ、夕食をさらに印象深いものに。デザートの器には、ちょっとしたサプライズもあり、おもてなしの心を感じながらの晩餐となりました。

森の中で目覚め、最上階のダイニングで至福の朝食を!

鳥のさえずりで少し早く目覚めた朝は、まずはテラスに出て大きく深呼吸、新鮮な空気を体に取り込みましょう! それから、敷地内にウォーキングに出かけてもいいし、部屋に用意されているヨガマットをテラスに広げてセルフヨガをするのもよし! 朝風呂もいいですね。

しっかりとお腹を空かせたら、眺めのいいオールデイダイニングで、朝ご飯をいただきましょう!

オールデイダイニング「ラ・ルミエール・クレール」。
オールデイダイニング「ラ・ルミエール・クレール」。

まずは、目覚めドリンクがワゴンで運ばれてきます。種類豊富で朝から嬉しい悩みがスタート!

黒沢酒造の仕込み水と甘酒、ひらまつオリジナルのトマトジュースを少しずつ。
黒沢酒造の仕込み水と甘酒、ひらまつオリジナルのトマトジュースを少しずつ。
朝食イメージ。
朝食イメージ。

新鮮な野菜のサラダに、野菜たっぷりのスープなど旬の野菜とフルーツが主役です。パンに添えられるのは地元、神津牧場の濃厚なバター。朝からスタッフにしっかりとサービスされ、まるでバトラー付きの朝食のよう。

朝食の後は、しばし客室でのんびり。カウンターにコーヒーミルとドリッパーが用意されているので、自分でコーヒー豆を挽き、ドリップするプチ体験を。

コーヒー豆は御代田町にある「豆玄」のもの。
コーヒー豆は御代田町にある「豆玄」のもの。
テラスで景色を眺めながら自分で淹れたコーヒーを。
テラスで景色を眺めながら自分で淹れたコーヒーを。

オプショナルで、アウトドア体験などのメニューも用意されているので、やはり2泊以上の滞在をおすすめしたい。再訪するならば、シンプルなキッチンと2ベッドルームの「ヴィラ」に連泊や長期滞在、という選択もありですね。初夏から秋にかけて用意されている、ヴィラの庭やテラスでディナーを味わえるプランも魅力的です。愛犬と一緒に滞在できるドッグラン付きのヴィラも人気だそうですよ!


「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」

住所/長野県北佐久郡御代田町大字塩野375-723
予約受付時間/9:00~18:00

※外出時には新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。

問い合わせ先

THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田

TEL:0267-31-5680

この記事の執筆者
ホテルやレストラン、酒などのジャンルで積極的に取材を重ね、幅広い媒体に執筆している。 無類の泡好きで、仕事のみならず毎晩のシャンパーニュは欠かせない。美味しいもの探求家でもある。
WRITING :
はまだふくこ