フランス語で「青い風船」を意味する“バロン ブルー ドゥ カルティエ”。その名の通り、ふくよかな円形のフォルムが印象的な「カルティエ」の人気コレクションです。誕生は2007年とメゾンのなかでは比較的新しいウォッチコレクションですが、現在では「カルティエ」のアイコンのひとつとして、Precious世代からも愛されています。

その“バロン ブルー ドゥ カルティエ”から、2022年、まったく新しいデザインでダイヤモンドセッティングを施したフェミニン&リッチなダイヤルが登場しました!

新鮮! これまでにないダイヤモンド使いで新たな表情を得た“バロン ブルー ドゥ カルティエ”

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ローマ数字はⅫのみ、あとはシンプルなバーインデックス。ミニッツマーカーはパール状のゴールドで、華やぎが加速! (C)Cartier

中央から放射状に広がる、繊細でモダンなパターンのダイヤルに、ブリリアントカット ダイヤモンドをランダムにセッティング! その表情はまるで太陽の日差しの下のフルートのなかではじける、シャンパーニュの泡のように、幸福感をもたらします。

“バロン ブルー ドゥ カルティエ”というと、誰もが思い浮かべるシンプルでオーセンティックなダイヤルデザイン。それはもちろん不変の魅力を称える、ある意味「カルティエ」の王道。

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根強い支持を集め続けている既存のシンプルなモデル。この正統美も、また魅力! バロン ブルー ドゥ カルティエ ¥577,500 ●ケース:ステンレススティール ●ケース径:28mm ●ブレスレット:ステンレススティール ●ムーブメント:クオーツ  Photo 2000(C)Cartier

一方、自ら定位置を定めず、こうして甘美な遊び心でサプライズをしかけてくるのも「カルティエ」らしいクリエイション。このメゾンが女性たちの心を惹きつけ離さない理由のひとつです。

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まさに「青い風船」のような、ブルーのカボションをあしらったリューズもデザインの大きなチャームポイント! (C)Cartier

サイズは33mmと36mmの2種類、アリゲーター ストラップとゴールドブレスレット、それぞれベゼルダイヤのあり、なしで、全部で8モデルのバリエーションでの展開。

私が少し驚いたのは、すべてのモデルに自動巻きムーブメントを搭載していること! 他メゾン、特にジュエラーでは、同モデル2サイズでの展開という場合、小さい方はクオーツ式を採用するケースがよく見られます。でも「カルティエ」は、明らかに女性ユーザーを想定しているこのモデルの、どちらのサイズにも機械式ムーブメントを採用しました。女性たちの機械式時計に対する意識の高まりに応えると同時に、私たち女性へのリスペクトが込められているいるような気がします。

■1:バーガンディストラップとベゼルのダイヤモンドが、「大人の可愛らしさ」を体現!

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バロン ブルー ドゥ カルティエ 右/¥3,128,400(予価) ●ケース:ピンクゴールド×ダイヤモンド ●ケース径:36mm ●ストラップ:アリゲーター ●ムーブメント:自動巻き・左/¥2,640,000(予価) ●ケース:ピンクゴールド×ダイヤモンド ●ケース径:33mm ●ストラップ:アリゲーター ●ムーブメント:自動巻き(C)Cartier

■2:リューズのカボションとシックに響き合う、ブルーストラップ

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バロン ブルー ドゥ カルティエ 右/¥1,966,800(予価) ●ケース:ピンクゴールド ●ケース径:36mm ●ストラップ:アリゲーター ●ムーブメント:自動巻き・左/¥1,755,600(予価) ●ケース:ピンクゴールド ●ケース径:33mm ●ストラップ:アリゲーター ●ムーブメント:自動巻き(C)Cartier

■3:ダイヤルのダイヤモンドが際立つ、シンプル&リッチなゴールドブレスレット

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バロン ブルー ドゥ カルティエ 右/¥3,854,400(予価) ●ケース:ピンクゴールド ●ケース径:36mm ●ブレスレット:ピンクゴールド ●ムーブメント:自動巻き・左/¥3,168,000(予価) ●ケース:ピンクゴールド ●ケース径:33mm ●ブレスレット:ピンクゴールド ●ムーブメント:自動巻き(C)Cartier

■4:迫力と可憐さが共存する、ゴールドブレスレット&ダイヤベゼル

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バロン ブルー ドゥ カルティエ 右/¥4,870,800(予価) ●ケース:ピンクゴールド×ダイヤモンド ●ケース径:36mm ●ブレスレット:ピンクゴールド ●ムーブメント:自動巻き・左/¥3,933,600(予価) ●ケース:ピンクゴールド×ダイヤモンド ●ケース径:33mm ●ブレスレット:ピンクゴールド ●ムーブメント:自動巻き(C)Cartier

「カルティエはまさに今、この時間を生きています」…このメッセージと共に、驚くほど多彩な新作を発表した2022年。正統性を失わずに時代を超えて進化する「カルティエ」は、これからもラグジュアリーウォッチ界を牽引し続けていくことでしょう。


“WATCHES & WONDERS GENEVA” 速報は今回で終了となりますが、このエキシビジョンに参加していないラグジュアリーブランドからも魅力的な新作ウォッチがまだまだたくさん! 今後、順次お届けしますのでお楽しみに。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

カルティエ カスタマー サービスセンター

TEL:0120-301-757

この記事の執筆者
東京都出身。大学在学中から雑誌『JJ』などで執筆活動を開始。女性向け本格時計のムックに携わったことから、機械式時計に開眼。『Precious』などの女性誌において、本格時計の魅力を啓蒙した第一人者として知られる。SIHHとバーゼルワールドの取材歴は、女性ジャーナリストとしては屈指のキャリアの持ち主。好きなもの:海、ハワイ(特にハワイ島)、伊豆(特に下田)、桑田佳佑様、白い花、シャンパン、純米大吟醸酒、炊きたてのご飯、たまご、“芽乃舎”の野菜だし、“エルメス”のバッグと“シャネル”の靴、グレーのパーカー、温泉、スパ、素敵旅館、村上春樹、宇野千代先生、神社、日本の陶器(特に唐津焼)、朝ドラ、ドラミちゃん、長文のインタビュー原稿