大人のおしゃれ心がときめくフェミニンさと春らしい軽快さを両立する、ミディ丈スカート&ヒールサンダルのスタイリング。程よくモード感も漂わせながら品よくコーディネートしていた、参考にすべき3人のファッショニスタの装いをご紹介します。

■1:シエナ・ミラーは…ドレープスカートをトングサンダル&ニットでデイリースタイルに

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赤いリップとペディキュアでフェミニンさをトッピング

女優のシエナ・ミラーが2022年4月6日、ニューヨークのミッドタウンに現れた際の着こなしです。ドレープが印象的なホワイトのタイトスカートにコントラストカラーのニットを合わせ、ドレッシーなアイテムのカジュアルダウンに成功していました。

ゴージャスなドレープがふんだんにあしらわれたスカートは、纏うだけで女らしい気分にさせてくれるエレガントさ。なかなか日常に活用させるのは難しそうなアイテムですが、そこはおしゃれ上級者としても名高いシエナです。オーバーサイズのゆるニットをさらりと合わせ、リッチカジュアルに。さらにトングサンダルが程よいハズし役となって洒脱なコーディネートを完成。サンダルはヒールがあるものを選んだことで、上品な印象をキープしています。

ミニバッグではなく、くったり使い込まれたスエードバッグを持つことでこなれたムードを後押し。テイストミックスが格上の洗練を漂わせる装いに仕上げています。

■2:ティーネ・アンドレアは…辛口シャツを合わせてクールシックなムードを堪能

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白のレースアップサンダルで甘さをひと匙プラス!

ノルウェーのファッションジャーナリストでスタイリストのティーネ・アンドレアをコペンハーゲンでキャッチ。ベージュのフレアスカートに艶やかなブラックシャツを合わせた着こなしで登場しました。

ミディ丈スカートは腰回りはタイトでありつつ、裾に向かって広がるシルエットで、控えめなフレア感がシックなデザインです。レザーのようなグラマラスなテクスチャーのシャツの裾はスカートのウエストにイン。メリハリの効いた配色も相まって、キリッとすっきり見えを叶えています。

足元はヌーディなレースアップのヒールサンダルを選び、春らしい軽快さとフェミニンさを添えて。モードなデザインのバッグはシャツと同じブラックをセレクトし、ミニマルでスタイリッシュさが際立つコーディネートにまとめています。

■3:ダーヤ・バラニクは…マニッシュカラーでフェミニンな装いをシックにまとめて

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女らしいデザインはドライなカラーを選ぶことでトゥーマッチを回避できます。

同じくノルウェー在住のエディター兼ブロガー、ダーヤ・バラニクがコペンハーゲン ファッションウィークに現れた際の着こなしです。アシメントリーな裾デザインが印象的なグリーンのスカートに、肩パット入りのトップスを組み合わせていました。

スカートはたっぷりとしたフレアで女らしさ満点。ヒール付きのレースアップサンダルを合わせてロマンティックにまとめています。トップスは構築的なショルダーのラインと五分丈の袖がエレガント。こんなフェミニンなアイテムをレイヤードしてもシックなムードが漂うのは、端正な印象のハンサムトーンを選んでいるから。

艶やかなレザーとゴールドトーンのメタルパーツにリッチ感が光るショルダーバッグやネックレス、バングルやウォッチを散りばめて大人の品格漂うコーディネートを完成させています。


高揚感をもたらすミディ丈スカートと軽快なヒールサンダルの装いを披露した3人をチェックしました。エレガントな春のおしゃれに、ぜひ活用してみてください。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田 朝子