美しいビーチの砂のような色味は、白を合わせることで涼感が際立ち、きれいめのベーシックにマッチします。
今どきのリラックス感も十分なので、夏に向かってクールビューティーな装いを楽しみましょう。
■1:カトリン・ボンマンは…軽快かつ今どきムードに仕上げた新鮮トレンチコートスタイル
クリエイティブディレクターとして活躍するカトリン・ボンマンが、デュッセルドルフでキャッチされたときの着こなしです。BIGサイズが新鮮な白Tシャツにアイボリー系のパンツを合わせ、その上からサンドベージュのコートを羽織っていました。トレンチコートは街中で絵になりますが、堅いイメージになりやすいアイテム。
でも白とアイボリー、そしてバッグのペールイエローというソフトなトーンで全身をまとめているから、軽やかさが際立っています。インのトップスもTシャツもゆるっとしているので、旬のリラックスムードに。
ラフすぎて見えないのは、チェーンネックレスのおかげ。
このネックレスひとつで、オーバーサイズのカジュアルでもだらしなく見えず、リッチさがアピールできます。
■2:セレーナ・ゴメスは…こなれ感あるロングカーディガンでカジュアルが切れよくスマートに
ニースの空港でSNAPされたのは、女優兼歌手のセレーナ・ゴメス。
やや胸元の開いた白いカットソーにアイボリーのパンツを組み合わせ、ロング丈のニットカーディガンをコーディネート。移動時にはこんなストレスフリーの着こなしがぴったりで、サンドベージュ×白だと、全身にスマートさが漂います。ロング丈のカーディガンは、パンツに合わせると前身ごろの縦のラインが強調されるので、スタイルアップにも有効です。足元もパンツと同じアイボリーだから、全身をすらっと見せて。
淡いカラーリングだと膨張して見える、という心配もなく、涼やかで辛口のかっこよさにつながるので、ぜひTRYしてみてください。
■3:ヴィクトリア・シューは…ミディ丈スカートを辛口リッチに着こなすにはこの配色が最適
デジタルクリエイター、ヴィクトリア・シューは、2022年3月半ばベルリンで見かけられていました。
ざっくりとした編目がラフな白のニットに、ベージュのスカートをセレクト。スカートは織り模様がランダムなボーダーのように見えて、陰影のある表情が楽しめます。
柔らかな色合わせなので、女性らしさはもちろん、清潔感のある印象がアップ。
この配色を壊さない、ソフトイエローのバッグの投入も大正解です。1のカトリンも同様ですが、着こなしに自然になじみやすく、上品さをもたらしています。
このスタイリングにはもちろんスニーカーでよりアクティブに、という選択もありですが、よりスカートの魅力を光らせるなら、ストラップサンダルがおすすめです。
サンドベージュ×白のコーディネートをご紹介しました。
透明感のあるナチュラルなカラーリングは、リラックス感やスマートさをもたらします。
涼しげな雰囲気も十分で夏にも最適なので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀