新緑が眩しい今のシーズン、爽やかな印象を目指すなら取り入れたいのが「ペールグリーン」のアイテムです。華美過ぎることなく優しく、女らしいムードもアピールできます。
そんな人気カラーをスタイリッシュに着こなしていたファッショニスタ3人のスナップをご紹介します。
■マリオン・コティヤールは…小花模様でも甘さ控えめなワンピースコーデに
カンヌ映画祭に出席した際の女優、マリオン・コティヤールの装いです。ペールグリーンをベースカラーにした小花模様のワンピースに、白小物を効かせたスタイリングで登場しました。
愛らしく可憐なムード漂う柄ですが、大人らしく着こなすには甘過ぎないペールグリーンが正解。落ち着いた色味がガーリーテイストを抑えて清々しさを際立たせます。
クラシックにならないよう、小物は程よくモードなものをトッピング。紐ベルトやサボはナチュラルなテイストではあるものの、クリスプなホワイトを選んだことで華やかで今っぽい印象に。手に持ったバッグもユニークなスクエアシェイプ&チェーンストラップで洒落感たっぷりにまとめています。
■ゴレスタネ・メイヤー=ウエルナーは…セットアップで取り入れて色の魅力を堪能
ドイツ在住のインフルエンサー、ゴレスタネ・メイヤー=ウエルナーをケルンのストリートでキャッチ。ジョガーパンツのセットアップでリラックスしたスタイリングを披露していました。
スポーティなスウェットの上下ですが、ベーシックなグレーや黒、白でなくペールグリーンを選ぶとぐっと洗練された印象に。心地よさはキープしながら格上のおしゃれ感をアピールできます。
品格を放つゴールドのウォッチでエレガンスをひと匙。モコモコのフラットサンダルで足元からモード感を漂わせて、リッチカジュアルを完成させています。
■ヴィクトリア・レーダーは…ベージュ×ペールグリーンのおしゃれ見え配色で洗練度アップ
2022年3月16日、ベルリン ファッションウィークに現れた、スタイリストやクリエイティブ・ディレクターとして活躍するヴィクトリア・レーダー。ペールグリーンのパンツにベージュのコートを羽織ったコーディネートです。
パンツの爽やかな色味に呼応するパリッとした白シャツ。そこにベージュのコートを羽織ることで、こなれた印象を後押ししグッとまとまりよく。ペールグリーンとベージュのまろやかな色合わせが格上の洒落感を授けます。
バッグにもペールグリーンをリピート。小さくまとめたヘアに個性的なシェイプのイヤリングがモダンなアクセントを添えています。
ペールグリーンを異なるテイストで今っぽく着こなした3人をご覧いただきました。清々しい印象をもたらすカラーで、小粋な初夏コーディネートをお楽しみください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田 朝子