ワーキングスタイルも、つねに凛と美しく…が私たちの理想だから――梅雨から夏へ向かう時季は、実用性も見据えたおしゃれプランが必要です。

今回は、プレシャスキャリアが実際に活用しているアイテムにクローズアップしました。

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初夏のワーキングシーンに欠かせない「私的名品」

悩みの多いこの時季に、涼やかに美しく働く秘策は? プレシャスキャリアの皆さんに、「スマートエレガンス」を支える名アイテムをご紹介いただきました。

■1:「マメ クロゴウチ」のボリューム袖ブラウス|インフロレッセンス CEO 井川沙紀さん

「マメ クロゴウチ」のボリューム袖ブラウス
井川さん私物

冷房の効いたオフィスでは「着映える長袖」が便利

今年独立し、コンサルティング会社を起業した井川さん。

「冷房が苦手なので、夏でも長袖ブラウスが定番です。こちらは通気性のいいシルクコットン、風が抜けるようなベルスリーブで、ボリュームがありながら見た目も体感も涼しい点に惹かれました。最近髪色を明るくしたので、鮮やかなグリーンもなじみやすいかなと初挑戦!」

井川 沙紀さん
インフロレッセンス CEO
ブランディング・広報を専門に、ブルーボトルコーヒーアメリカ本社のチーフブランドオフィサーとして勤務後、自身の会社を設立。

■2:「ポール カ」のボレロジャケット|NEC 執行役員 青山朝子さん

「ポール カ」のボレロジャケット
青山さん私物

オンラインの画面越しで華やかさと親しみをもたらす

「オフィスでは、クラス感がありながらも“怖く”ならないよう、話しかけられやすい雰囲気の服装が理想です」と青山さん。

「明るいオレンジピンクでソフト素材のジャケットは、オンラインミーティング時によく着ます。画面越しで初めてお会いする方に、素敵な色ですね、とほめられたことも。Tシャツの上にさっと羽織るだけで品よく決まるので重宝しています」

青山 朝子さん
NEC 執行役員
MBA取得後、メリルリンチ日本証券、東京コカ・コーラボトリング(現コカ・コーラボトラーズジャパン)取締役兼CFO等を経て現職。

■3:「エントワフェイン」 のコットンハット|ステディ スタディ PR 等 麻理子さん

「エントワフェイン」のコットンハット
等さん私物

実用性の高いモードな小物を通勤時の味方に

複数の人気ブランドのPRを担う等さん。

「一日の大半を占める仕事のシーンでは、体にストレスのかからない服選びを大事にしています。夏の通勤時は、街中でも浮かないシンプルな黒ハットが活躍。顔周りの日差しをしっかり遮ってくれながら、コンパクトなつくりで小顔に見えるのが魅力です」

日本発の注目の帽子ブランドの新作。

等 麻理子さん
ステディ スタディ PR
国内外のハイファッションブランドを多数扱うPR会社のアタッシュ・ドゥ・プレス。爽やかな人柄と的確な仕事ぶりに厚い信頼が。

■4:「セリーヌ」のサマーウールパンツ|ホテル事業会社勤務 清水真紀さん

「セリーヌ」のサマーウールパンツ
清水さん私物

リネン調の涼感がありつつシワが気にならない優秀素材

最近は対面でのミーティングも増えてきたという清水さん。

「全身で見たときの清潔感やバランスの美しさが、やはり大事ですよね。フィービー・ファイロ最後のコレクションのパンツは、きちんと感とモダンさの共存がさすが。ウールモヘアの混紡で、さらっと涼しくシワになりにくい点も優れています。天然素材ならではの機能性を見直す逸品です」

清水 真紀さん
ホテル事業会社勤務
ファッションやインテリアのPRを経て、ホテル事業会社にて企画運営に携わる。週末は海で過ごすことが多いというナチュラル派。

■5:「アヴェクデュクレ」のシャーリングブルゾン|アートアドバイザー 奥村くみさん

「アヴェクデュクレ」のシャーリングブルゾン
奥村さん私物

モノトーンのワードローブはディテールの個性で刷新

奥村さんのビジネススタイルは白・黒・グレーが基本。

「紹介するアートのじゃまにならない色味に徹していますが、クールなひねりの効いたデザインで自分らしい個性をプラスしています。このブルゾンは黒でも軽やかで、スポーティにならず都会的な雰囲気が出せるのが気に入って。とろみのある素材感で脱ぎ着がラクなのも、出張時に便利」

奥村 くみさん
アートアドバイザー
現代アートとインテリアの融合をわかりやすく提案する視点が人気。著書に『日々、センスを磨く暮らし方』(ワニブックス)など。

■6:「エルメス」のシルクカシミアストール|皮膚科医 山崎まいこさん

「エルメス」のシルクカシミアストール
山崎さん私物

あっさりしがちな夏の装いに優雅なインパクトを

「仕事中は白衣ですが、クリニックへの行き帰りに好きなファッションを楽しむことが気分転換に」と山崎さん。

「夏になると毎年愛用しているのがこのストール。フラットシューズでリラックスした着こなしのときも、ひと巻きすればエレガントな品格が漂います。冷房の効いたレストランで会食というシーンでも、よく助けられました」

山崎 まいこさん
皮膚科医
東京・代官山の「まいこ ホリスティック スキン クリニック」院長。体の内側から健康をサポートする医療に著名人からの指名が絶えない。

※こちらの記事で掲載のアイテムはすべて私物です。ブランドへの問合せはご遠慮ください。

PHOTO :
佐藤 彩
EDIT&WRITING :
三尋木奈保、池永裕子(Precious)