今シーズン流行でもある白のシャツワンピースは、爽やかさを演出するのに最適なアイテムです。
どんなアレンジを加えて仕上げると新鮮なのか、ファッショニスタのSNAPをチェックしてください。
■1:フランチェスカ・ティザノは…ウエスト周りが締まって見えるデザインでスマート見えに
イタリアで活躍する女優、フランチェスカ・ティザノがヴェネツィア国際映画祭でキャッチ。胸とウエストから放射線状にギャザーが施された、ひざ下丈の白シャツワンピースを愛用中。
いちばん気になる腰周りがギャザーによってカバーされる優秀なデザインです。さらにアクティブに見えるのは、袖をひじまでプッシュアップしたアレンジにあります。腕と脚の肌見せもヘルシーさにつながって、ワンピースの白とのコントラストが着映え効果を発揮。足元はもちろんベーシックなバックストラップサンダルでもマッチしますが、コンサバにまとまりがちです。
彼女のようにヌーディーなレースアップタイプを投入すると、今っぽいモードさが加味できます。
■2:アレクサンドラ・ゲランは…縦のIラインを際立たせるボタン使いがクールさを加速
パリでSNAPされていたのは、人気インフルエンサーで自身のブランドをもつアレクサンドラ・ゲラン。ウエストの位置が高めのデザインで、上半身がタイトにまとまったシャツワンピースを着ていました。ウエストがキュッと引き締まった細身のフォルムはもちろん、袖と裾の前後に入ったスリットの効果で、切れのいいかっこよさをアピールできます。
そんなワンピースのクールさをさらに高めているのは、胸元のボタンを開けてネックレスを重ねづけたアレンジです。白のワンピースにこなれ感をプラスして、リッチさを際立たせています。シンプルに着るだけでは迫力が足りないと思ったら、ぜひネックレスのレイヤードを駆使してみては。
■3:キャロライン・ダウアは…ジレとのレイヤードなら知的さが光るトラッドが完成
ファッションSNAPの常連、キャロライン・ダウアが、ロンドンで見かけられたときの着こなしです。ボタンダウンのロング丈の白ワンピースに、同じ丈のロングジレを重ねていました。ストンとしたIシルエットにジレを重ねることで、白とネイビーのメリハリがついて縦長のラインを強調できます。
シャツワンピースはいちばん上までボタンを閉めているため、きちんとしたムードのトラッド感がアップ。逆に裾はボタンを下まで閉めず、脚をチラ見せさせて抜け感を出しています。これでソックスをはいても重たく見えず、軽快な仕上がりに。
ミニバッグの斜めがけもアクティブさの決め手になるので、大正解のアレンジです。
白いシャツワンピースを愛用していた3人の着こなしをご紹介しました。ワンピース自体はシンプルなアイテムですが、着こなしアレンジや小物のトッピングによって、こなれたムードが高まって今っぽく仕上がります。もちろん白なら爽やかさも際立つので、ぜひ参考にしましょう。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀