強い日差しに映え、レフ板効果で顔周りを明るく見せてくれる「白Tシャツ」にパンツを合わせたワンツーコーディネート。ミニマルなスタイリングに大人の余裕を感じさせる味付けをプラスした、海外セレブの着こなしをチェックしていきましょう。

■1:ポリーヌ・デュクリュエは…ワイドデニム&ピンク小物でレトロフェミニンなオーラを放って

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白Tにデニム、の夏ベーシックスタイルもディテールをアップデートして今っぽく!

モナコ王国故グレース妃の次女、ステファニー公女を母にもつ、ファッションデザイナーでフロントローの常連であるポリーヌ・デュクリュエ。彼女が2022年5月5日、モンテカルロで開催されたラグジュアリーブランドのコレクションに出席した際のスナップです。

ピタッとしたTシャツは、オーバーサイズのトレンドが続いた今、1周まわって新鮮な印象を放つピタッとしたTシャツを、フィットした腰回りから裾に向かってゆったり広がるデニムボトムにタックイン。ウエストをすっきりと見せ、バランスよく仕上げています。

さらに脚長にスタイルアップさせているのが、プラットフォームのサンダルです。チビTや厚底(プラットフォーム)などの、Z世代にヒットしているY2Kアイテムを大人が取り入れる際は、こんなふうにリッチ感光るスタイリングがマスト!

肩からさげたハートシェイプのミニバッグと足元はピンクでリンクさせてフェミニンに。耳元のリボンモチーフのイヤリングが愛らしさのファイナルタッチを加え、旬のムード漂う装いが完成。

■2:ジェニファー・ロペスは…クロップト丈&ハイウエストが好バランス!アーシーカラーのシックコーデ

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キュッとまとめたポニーテールで軽快に。

2022年3月25日、ロサンゼルスでキャッチされたジェニファー・ロペス。トレンドのクロップト丈のTシャツを落ち着いたアーシートーンのボトムとスタイリングして、大人にふさわしい着こなしにまとめています。

クロップト丈は胴を短く全身をバランスよく見せ、トップスの裾をタックインする際のもたつきが気になる人にもおすすめ。ボトムにハイウエストのデザインを選べば、肌見せを抑えスタイルアップ効果も期待できます。

そして、装いをグッとリッチに引き上げているのが、プレシャスレザーのような、艶やかな質感にスペシャルな品格が漂うバッグ。フープイヤリング、アビエイターシェイプのサングラス、大きめフェイスのウオッチ…、と存在感ある辛口小物をトッピングしてキリッとクールな切れ味を添えています。足元は白スニーカーでハズしてスポーティに仕上げて。

■3:メラニー・ロランは…モノトーン&レオパードでモードなマリンスタイルを完成

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後れ毛を活かし、ルーズにまとめたアップヘアがこなれた雰囲気。

南フランス・ニース空港で撮影されたフランス女優のメラニー・ロランは、夏らしい軽やかさのある白黒コーデを披露していました。

スタンダードな白Tシャツは、程よい薄さの生地感がいかにも涼しげ。合わせたマリンパンツはブラック&ホワイトのストライプがモダンなムードを醸しています。サンダルもヒールのあるブラックをチョイスしてリゾート過ぎない、シックなテンションをキープ。

着こなしにアクセントを加えているのがビッグなトートです。大胆なレオパード柄にレッド&イエローのラインが効いたエッジーなデザインながら悪目立ちせず、パンツのストライプと喧嘩することなく装いに馴染んでいるのは、柄のブラックがさりげなくリンクしているから。ツイストの効いたマリンスタイルが、程よくモードで洒脱な佇まいです。


さらっと纏える白Tシャツとパンツのシンプルなコーディネートを、ワンランク上の装いに仕上げていた3人のスナップをご紹介しました。リッチ感の光る小物を選び、トーンやテイストに統一感を持たせることで、エレガントなスタイルに。ぜひ取り入れてみてくださいね。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田 朝子