気温の高い日は敬遠したくなる長袖&ロング丈。ですが、実は紫外線が直接肌に当たらず安心のアイテムなんです。ふんわりデザインなら風が通り、心地よく過ごすことができますよ。さらに白を選べば、美映え効果抜群!今回はそんな「白ロングワンピース」をエレガントに着こなした3人のファッショニスタのコーディネートをチェックしていきましょう。

■1:エル・ファニングは…モダンに着映える!ボディラインを拾わないミニマルシルエット

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ほとんど肌の露出はないのに、涼しげなビジュアル。

2022年5月19日、女優のエル・ファニングが第75回カンヌ国際映画祭に現れた際のスナップです。ストンとしたラインの極々シンプルな白ロングワンピースでモダンな魅力を放っていました。

流れるような落ち感のある素材が洗練されたムード。詰まった襟のラインとコントラストを描く、深く細く入ったカットアウトが抜け感を演出し、こなれた雰囲気をグッと高めています。体の線が出ないゆったりシルエットなので、歩くたびに風をはらみ快適なうえ、着痩せ効果も期待できるのが嬉しいポイント。

バッグはアクセントカラーのチェーンバッグを選んで品格を添えて。足元はリラクシーなトングサンダルながらヒールのあるものをセレクトし、都会的な印象に仕上げています。

■2:キャスリン・ボマンは…ロマンティックな1枚をブラック小物でキリッと引き締めて

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ボブヘアのパツンとした毛先のラインがモードな印象を高めて。

ドイツ発のファッションブランド『VIVAL.STUDIO』のファウンダー&クリエイティブディレクターのキャスリン・ボマンをケルンのストリートでキャッチ。フェミニンなデザインを小物でセンスよく、洒脱な装いにエレベートしたスタイリングで魅せていました。

ワンピースはシルクのようなつるりとした質感の生地に、縦に並んだクルミボタン、カフスのついたふんわり袖といったディテールで、フェミニン&ドレッシーなスタイル。

バッグや足元にはブラックを選んで切れ味をプラス。フラットなトングサンダルが全身を小粋にカジュアルダウンしています。レイヤードしたリングやネックレスがこなれ感を底上げして、スタイリッシュな着こなしを完成。

■3:マルティナ・マトゥリは…顔映え効果大!清潔感たっぷりのクリーンな純白

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顔焼けを防止してくれそうな、ビッグフレームのサングラス!

ケルン在住のショップオーナーでスタイリストのマルティナ・マトゥリ。白のロングワンピースにサボを合わせた、フォークロアなムードのコーディネートです。

ワンピースは胴と上腕部にあしらわれたスモッキングと、ふんわりしたティアードスカートで、今シーズン人気の緩急が効いたシルエット。真っ白なオプティカルホワイトが、顔周りを明るく見せてくれます。

アイコニックなバッグとベルト、サボといったの品格光る小物をトッピングして、大人にふさわしいエレガンスをプラス。センターで分けたロングへアがよく似合う、1970年代のヒッピーのようなムードにまとめています。


太陽に映える「白ロングワンピース」の着こなし術をご覧いただきました。抜け感あるデザインを選んだり、小物で切れ味やリッチ感を添えることが今っぽくエレガントに着こなすコツ。紫外線対策にもなるので、この夏取り入れてみてはいかがでしょうか。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田 朝子