【目次】

「大人に似合うポイント」は?


 

ナチュラルな印象のかごバッグ。大人らしく仕上げるなら、下記の3つのポイントを押さえておくとうまくいきます。

【1】「モノトーン」に合わせてみる

黒、白、グレーの「モノトーン」スタイルと合わせると、カジュアルなかごバッグもシックな雰囲気にまとまります。

【2】「潔くシンプル」にすると大人の余裕が漂う

ノンシャラン(のんびり、気楽)なかごバッグに馴染ませるように、コーディネートを「シンプル」にすると潔くなり、大人の余裕を醸すことに成功。

【3】「きれいめアイテム」は最低でも1点加える

清楚なシャツや正統派なスラックス、上品な小物など、コーディネートのなかに最低でもひとつ「きれいめアイテム」を取り入れて。そうするとかごバッグの装いがけっしてルーズになりません。

「きれいめ」上品にまとめてシックにきめて


まずは、かごバッグを取り入れた着こなしをテイスト別に分けてご紹介します。「きれいめ」なコーディネートに合わせて、シックにきめましょう。かごバッグが程よい外し役を担い、気張って見えないのが高ポイント。

オールブラックに軽やかさをプラス

 

辛口フェミニンなオールブラックコーディネートを披露した、モデル、デザイナーのイネス・ド・ラ・フレサンジュ。オフショルダートップスで肌見せしつつ、かごバッグを迎えると軽やかに導くことに成功します。

小ぶりのかごバッグをアイキャッチに

 

白の鍵編みニットカーディガンと、黒のピンストライプパンツを合わせ、知的さとフェミニティを融合させたジャンヌ・ダマス。カラー切り替えと小ぶりなサイズが目を引くかごバッグを添えて、モノトーンコーディネートが単調になるのを阻止。

フレアワンピースとミニかごバッグがマッチ

 

グッドガールなフィット&フレアの白ワンピースを着用していた、モデルのロミー・ストリド。ちょこんとしたミニサイズのかごバッグがワンピースとよくマッチしています。黒のアンクルストラップパンプスを投入し、優しく引き締めれば好バランス。

ベージュをメインにすればしなやか

 

白カットソー、ブルージーンズ、ベージュコートと大きめかごバッグというパリジェンヌルックを披露した、フランスの俳優エロディ・ブシェーズ。ベージュがメインカラーなので、しなやかさが引き立っています。黒のバッグとレオパード柄パンプスでほんのり辛口に。

コットンワンピースのナチュラルさに共鳴させて

 

フリルやパステルオレンジが甘いワンピースも、ナチュラルなコットン素材なら気張らない雰囲気に。さらに抜け感のあるかごバッグを添え、エフォートレスなムードを上乗せ。仕上げに白サンダルを迎えれば軽やかさたっぷり。

かごバッグを加えてメリハリアップ

 

オールブラックコーディネートは、ストッキングの透け感が間延びを解消してくれます。きりっとした黒の装いに、かごバッグを加えてメリハリ付け。バッグにスカーフをあしらえばエレガンスをキープできます。

黒をベースにして大人ならではのフェミニンを堪能

 

水玉模様のキャミソールを採用することで、黒で繋いだ上下を爽やかな表情へ。そこにレザーフラップが上品なかごバッグを添え、程よい抜け感を授けて。

カラーブロックコーディネートを親しみやすく

 

爽やかな水色シャツと鮮烈な赤のミニスカートを合わせたカラーブロックコーディネートも、ころんとした円柱型のかごバッグを合わせれば親しみやすい印象に。さらにグレーコートと白パンプスのモノトーンで、カラーブロックの強さを中和させると好バランス。

足元にあえてハードなブーツを合わせてみる

 

ふわっとした軽やかな白ノースリーブワンピースと、ナチュラルなかごバッグがマッチ。そこにあえて真逆な印象の筒太黒ブーツを掛け合わせると、スタイリッシュさがぐんとアップ。

風をはらむワンピースとかごバッグを共演させて

 

マチュアなボルドーのシャツワンピースは、ボタンをたっぷり外しつつ白ショートパンツを合わせると躍動感と軽快さを演出できます。ふわっと風をはらむワンピースとかごバッグが呼応して、クリーンさ抜群。

真面目なジャケパンスタイルをこなれ顔に

 

凛とした黒のジャケットとパンツの着こなしに、大きめかごバッグを加えて意外性を作用させればこなれた印象に。知的なアイグラス、かりっと辛口な黒ブーツなど、テイストの異なる小物をミックスして洒落感を倍増。

「カジュアル」な装いの完成度をアップ


抜け感を備えたかごバッグは、やっぱり「カジュアル」スタイルにしっくり。清涼感や軽快さがあるので、コーディネートの完成度を高めてくれます。ラフに傾かない、お洒落心を満たせる着こなし術をご紹介します。

黒を基調として大人カジュアルをつくる

 

Tシャツとイージーパンツのシンプルカジュアルは、黒を繋いで大人顔へ。メッシュ黒パンプスとキャップ、かごバッグを足すと軽快さが叶います。扇型のバッグならほんのりモダンに着地。

程よくフェミニンが心地よい

 

シックな白黒コーディネートは、スカラップレースのブラウスとデニムパンツを選ぶと身軽な印象に。そこに丸みのあるかごバッグと真っ赤なフラットシューズを合わせ、程よい甘さに浸って

優雅なベージュジャケットで程よくクラスアップ

 

白のTシャツとデニムパンツを合わせたヘルシースタイルに、トングサンダルとかごバッグを添えて軽快さを上乗せ。かごバッグは黒とのバイカラーなので、引き締めを両立できます。ヒップを覆う丈感のベージュジャケットで適度にクラスアップすれば、ラフに傾く心配もなし。

ボーダータンクトップとかごバッグなら爽やか

 

クリーンなボーダー柄タンクトップとかごバッグを合わせると、爽やかさを獲得できます。黒とベージュの上品配色なので、キレイを両立することに成功。

ブルー、イエロー、ホワイトを合わせフレッシュに

 

鮮やかなブルーのロゴスウェットプルオーバーに、白のショートパンツを合わせると軽やかさ抜群。さらにイエローのハンドルとフラップがアクセントのかごバッグを投入し、フレッシュさを引き上げて。ヒールサンダルできちんと感を足せば、幼くなりません。

白コーデを小気味よくまとめて

 

オフホワイトのボーダートップスと真っ白なパンツ、スニーカーを合わせ爽やかな出で立ちへ。細ピッチのボーダーなら、白も相まってスタイリッシュさを演出できます。ネイビーキャップとかごバッグを加え、小気味よく仕上げて。

深みのあるブラウンを合わせて上品さを両立

 

ジレとIラインスカートの好印象な白セットアップなら、楽々着映えが実現します。かごバッグとフラットサンダルのカジュアル小物も、深みのあるブラウンで統一して上品さを共存させて。

イエローのかごバッグが好作用

 

シンプルプレーンな白シャツに、ツヤのある黒のキャミソールワンピースを重ねて奥行きをメイク。イエローのかごバッグで彩りを足し、モノトーンを新鮮に見せて。

レイヤード術を使ってこなれ感をアップ

 

赤のストライプがキャッチーなシャツワンピースと、ころんとしたかごバッグを合わせてフェミニンを醸して。黒のパンツを忍ばせつつ、同色のローファーを組み合わせると引き締め力が備わり、甘辛ミックススタイルが完成します。

彩り豊かにすればポジティブさが漂う

 

Tシャツ×デニムパンツの王道カジュアルがマンネリするのを解消するなら、カラージーンズを迎え入れてみて。さらにカラフルなかごバッグで彩り豊かにすれば、ポジティブオーラを放つことができます。ブラウンレザーの小物とサンダルを足し、優しく引き締め。

「冬」かごバッグで軽やかさを足して新鮮に!


春夏のイメージが高いかごバッグですが、実は「冬」の着こなしにもフィットします。かごバッグを投入すると冬コーディネートがたちまち軽やかになり、新鮮さを宿すことに成功。

暖色でまとめれば調和が生まれる

 

厚手のコートと軽やかなかごバッグを合わせてもちぐはぐな印象にならないのは、ブラウンや赤といった暖色をメインにしているから。さらにかごバッグのストライプとスニーカーのサイドストライプがマッチして、絵になるスタイルが完成します。

タフな黒コーデに親しみやすさをトッピング

 

レザー素材のコートとパンツを取り入れたタフなブラックコーディネートに、あえて甘いピンクハンドルのかごバッグを合わせてそれぞれの持ち味を引き立てあって。意外性のあるアイテムを組み合わせると、上級者オーラを放てます。

ニュアンス配色に鮮烈な赤を差して

 

パーカ、スラックス、スニーカーのカジュアルスタイルも、キレのよい白で繋げばスタイリッシュ。そこにクリームベージュのジャケットを重ねるとニュアンス配色になり、優しげな見た目に。赤の菱形チェックがアクセントのかごバッグで締めれば、淡色コーデがぼんやりしません。

チェックコートと円柱型かごバッグで柔らかく

 

ぬくもり感じるベージュのチェック柄ロングコートに、円柱型のかごバッグを合わせると柔らかな雰囲気にまとまります。白のカットソーとブルーデニムパンツでクリーンさを添え、メリハリたっぷりに仕上げて。

ダークカラーの装いを単調にさせない

 

冬の街並みに馴染む、カーキコートと黒スカート、ブーツの着こなし。かごバッグでナチュラルさ、軽快さをプラスするとダークカラーの装いが単調になりません。

大きめかごバッグで穏やかなインパクトを宿す

 

きりっとしたビターブラウンのレザーコートに、黒のトップスとパンツを合わせハンサムオーラを振りまいて。存在感のある大きめなかごバッグで穏やかなインパクトを宿せば、新鮮なお洒落を味わうことができます。

寒色ブルーに暖色ブラウンを添えて

 

ブルーのツヤワンピースに、ネイビーのステンカラーコートを重ねノーブルなムードをアピール。そこにブラウンのかごバッグとブーツを添えると、寒色×暖色になりリズミカルにまとまります。

ニットスカーフとかごバッグを適度な外し役として投入

 

ロングコート、筒幅にボリュームのあるレザーロングブーツ、かごバッグ、シアーグローブという異なる素材を組み合わせることで、黒を基調とした着こなしがのっぺりするのを阻止。鮮やかなブルーのニットスカーフを投入して遊び心を感じさせれば、キャッチーに仕上がります。

この記事の執筆者
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EDIT&WRITING :
阿部芙美香