本来楽しいはずのおしゃれもなんだか憂鬱な気分になってしまう雨の日。特にまとまって降る日はコーディネートに悩みがちですよね。そこで、雨対策を取り入れながらも「いかにも」な重装備でなくさりげない、大人の余裕を感じさせるシックな装いをファッショニスタのスナップからご紹介します。

■1:アレクサンドラ・ラップは…帽子で湿気対策も!肌寒い日におすすめなブーツインスタイル

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雨の日のモノトーンは白を散りばめると明るい印象に。傘は透明を選んで存在感を消すのもアイデアのうち。

ベルリンのストリートで撮影されたファッションブロガーのアレクサンドラ・ラップ。白のニットにロングブレザーを羽織り、ブラックのスキニーパンツをロング丈のレインブーツにインした装いです。

レインブーツはブラックベースながら、白のアクセントが効いて軽やかな印象。すとんとしたフォルムは程よいカジュアル感があり、脱ぎ履きも楽ちん。ブーツインもしやすく、気温が低い時の防寒対策にも。

コケティッシュなアクセントになるキャスケットは、湿気でうまくいかないヘアスタイリングをカバーするのにもひと役。洒落感もグンとアップします。

■2:ジッタ・バンコは…水跳ねが気にならない7分丈パンツ&レインブーツで軽快に

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ビッグなサイズのトートバッグが今っぽいバランスを演出。

ファッションスナップの常連、人気インフルエンサーのジッタ・バンコをパリのストリートでキャッチ。シルクブラウスにハイウエストパンツを合わせ、オーバーサイズなコートを羽織ったスタイルを披露していました。

パンツはロールアップして短くアレンジ。水跳ねの不安が少ないうえ、ミドル丈ブーツとの間にのぞく肌が抜け感を演出。濡れの心配のないレインブーツとの組み合わせで足さばきよく、気分が重くなりがちな雨の日もフットワーク軽く過ごせそうです。

■3:マンディ・ボークは…雨染みの不安から解放してくれるブラックワントーン

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大きく開いた胸元にチャンキーチェーンのネックレスが映えます!

モデルのマンディ・ボークは、オールブラックに存在感あるゴールド小物をトッピングした装いでベルリンに登場。辛口な足元とフェミニンな襟元のコントラストに格上の洒落感と大人のエレガンスが漂います。

ゴツめソールが特徴的なミドル丈ブーツは安定感ある履き心地で雨の日も安心。セットアップのパンツをインすることで裾を濡れから防ぐうえ、今どきなバランスの着こなしに。セットアップもバッグもブラックを選んで、雨染みを気にすることなく過ごせる、快適なスタイルを完成させて。ショルダーバッグなら両手があくので傘をさしても颯爽と歩けます。


おしゃれがきまりにくい雨の日にお手本にしたい、快適さと優雅さをもたらしてくれるコーディネートをピックアップしました。ポイントは撥水加工やラバーソールで濡れない足元、そして跳ねや染みが気になりにくいカラーや丈を選ぶこと。ぜひ取り入れて梅雨の憂鬱を吹き飛ばしましょう。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田 朝子