【目次】
透明感のある「美肌」のつくり方
■必要な場所に適量を塗ることでイキイキとした肌に
時代遅れな肌印象は “ツヤだけ” “マットだけ” にとらわれすぎているから…。瑞々しいツヤとなめらかなマット感の “混在する肌” なら、顔立ちも表情も見違える!
いま目指すべきは、もともとの顔立ちや肌がもっている自然な立体感を際立たせ、イキイキとした輝きを底上げする “質感を操るベースメイク” です。ハイスペックに進化したメイク下地を駆使し、最新のファンデーションの選び方や塗り方も検証。不機嫌な顔に見せる疲労感やエイジングによる変化を払拭するために高機能なコンシーラーやハイライトも取り入れて、豊かな表情を蘇らせましょう。
「ご機嫌肌」に見せる極意。それは肌が本来もっている自然な美しさを忠実に再現することです。例えば「ツヤか、マットか」でいえば、どちらかに偏るのではなく、両方の質感が混在しているのがニュートラルな肌の美しさ。顔のセンターゾーン、つまり鏡で見たときの正面顔のエリアにはツヤを感じさせ、顔の側面にはマットな質感と淡い影色を加えてみる。それだけで全体に自然な立体感が生まれ、表情がイキイキと際立って見えてきます。
さらに「本来あってはならない」小さな影はコンシーラーで消去。逆に「本来ここにあるはず」だった輝きはハイライターで強調。エイジングの産物であるトラブルを消し、エイジングによって失われた要素を補うベーステクニックを必要に応じて取り入れて。
メイク下地は全顔、ファンデーションは顔の中心7割に塗る

メイク下地は顔全体に塗るけれど、ファンデーションは、厚塗りを回避するためにも顔の中心7割だけに塗る、と心得て。ファンデーションを塗る部分と塗らない部分の境目はスポンジやブラシでぼかし、自然なグラデーションを。この色と質感のコントラストが顔の立体感とフェースラインの引き締めをもたらします。
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<POINT1>生え際やフェースラインの悩みは影色のパウダーファンデーションでカバー
額の生え際が後退していたり、盛り上がったシミがあったり。フェースラインのトラブルを目立たせないために、尾花さんがおすすめするのは肌色より2段暗めのパウダーファンデーション。シェーディング用のパウダーよりも自然に肌になじみ、たるみを引き上げる効果が高い。
<POINT2>小鼻脇と口角の不要な影は消去
顔の中に点在する小さな影やくすみは、表情を暗く見せて老け印象にもつながるのできれいにリセットしておきたい。特に注意したいのは生活感が表れる小鼻脇と口角のくすみ。肌より1段明るいコンシーラーをピンポイントで塗り、スポンジで軽く叩き込むようになじませて。
<POINT3>目元の黒ずみ対策は万能オレンジコンシーラーで
血行不良による茶色いクマ、加齢による色素沈着など、目の下にある黒ずみは表情をネガティブな印象に見せる元凶。これを自然に隠すのはオレンジベージュのコンシーラーです。目の際から数ミリ離し、狭い範囲でカバーを。小さな修正なのに目元の元気回復には効果絶大。
<POINT4>上まぶたとTゾーンに光を集めて多幸感を
ほんのりバラ色を帯びた光に包まれた肌こそ、幸せの象徴。そこでローズ系のハイライトを眉間から鼻筋にかけてのTゾーンにプラス。さらに上まぶたのホールラインと、女神ゾーンと呼ばれる目頭にも。まるで美肌ライトを当てたように表情が華やいで。女優メイクの仕込み技。
【肌悩み別】人気ヘア&メイクアップアーティストが伝授する【ベースメイク新テクニック】艶めく美肌に仕上げる!
■時間が経ったときのくすみ、乾燥を計算したアイテム選びを
「いまどきのベースメイクアイテムはどれも優秀で、つけた瞬間に肌が綺麗に見えるものはたくさんありますよね。でも、大人にとって大事なのは、時間が経っても綺麗をキープできること。時間とともに肌がくすんだり、しぼんだように見えたりすることがあると思います。それらを回避するために、私がこだわっているアイテム選びのポイントは3つあります。
ひとつ目は、潤いの艶感が長続きする下地を選ぶこと。艶々になるものよりは、保湿力の高さを重視すると、上品な艶を仕込めます。
ふたつ目は、ファンデーションの色みを、肌よりも半トーン明るいものを選ぶこと。いまの若い方は地肌よりもだいぶ明るい色を選ぶ傾向にあるようですが、大人が明るすぎる色を選ぶと厚塗り感が出て老けて見える恐れがあります。また、肌と同じトーンですと夕方のくすみが気になるので、半トーン明るいくらいがちょうどいいように感じます。
最後は、ポイントで自然な艶をプラスすること。艶感をプラス…というと、まずハイライトを思い浮かべると思いますが、時間が経って肌がくすむとハイライトの光に影が出ることがあります。ですので、私はパウダーで血色感を与えながら、まつげに艶を出すようにしています。まつげは年齢とともに細く弱々しい印象になりがちなので、艶を与えると若々しくイキイキとした表情を作れるのでおすすめです」(ビューティPRコンサルタント 松本晶子さん)。
【大人の秋艶肌】時間の経過を考慮!松本晶子さん流「ベースメイク」のアイテムの選び
透明感がアップする「ハイライト+チーク」の塗り方
■透明感に差がつくハイライトの塗り方
目元のくすみやクマが気になってコンシーラーを塗り重ねていませんか? それではアイメイクの繊細な透明感が台無しに。
<POINT>4か所にハイライトをのせる

目頭と鼻の付け根の間はI字状、目尻下は頬骨に沿って勾玉状にツヤを。肌全体が明るく華やいで目元の悩みをカバーし、光のメリハリで骨格美人に。大人を美しく見せる、この「プレシャス・ゾーン」をぜひ意識して。
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■くすみを払い透明感がUPする青みチークの塗り方
ハッと目を惹く鮮やかなカラーとは裏腹に、驚くほどに淡く繊細な発色が特徴の「青みチーク」は、広範囲に入れてもシームレスになじみ、澄んだツヤと血色で肌の鮮度を引き上げます。さらに青みを帯びたパウダーを配合することで、黄ぐすみなどの肌ノイズを払拭して肌の透明感を高める肌色補正効果まで。
<POINT>ブラシで円を描くように広げる
「青みチーク」を大きめのブラシにとる。余分な粉を落としてから頬骨の高い位置において、ブラシでクルクルと円を描きながら丸く広げる。ふんわりと色がのった頬をさらにブラシで磨き上げるように外側に向けてぼかすと、ツヤとハリ感がアップ。フレッシュかつ、キュッと引き締まった印象美を実現。
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透明感を与える「目元」のつくり方
■メイク前と日中に使う優秀コスメできれいをキープ
透明感のあるアイメイクは、時間の経過と共に肌のくすみを拾って濁りがち。メイク前に目元用プライマーや美容液でまぶたのキメを整えておくと、しっかりフィットして「きれい」をキープ。さらに外出先では、メイクの上から使える美容液で潤いをチャージすると透明感とみずみずしさが蘇ります。繊細なアイメイクには、やはり繊細な心遣いが必要なのです。
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■光と透け感を組み合わせて印象的な目元に
シアーな着こなしが注目される今、目元を印象的にしたいからとくっきり黒黒としたアイラインや囲みアイメイクは、ちぐはぐな印象です。繊細な艶や透け感の新作コスメに変えるだけで、目元が最旬にアップデート。
<STEP.1>1をアイホール全体にぼかす
アイシャドウパレットの1をアイホール全体にぼかす。肌なじみがよく、繊細に艶めくゴールドだから、まぶたの凹凸が自然に引き立つ。

<STEP.2>アイラインを入れて引き締める
目の際にプラチナグレーのアイラインを入れて引き締める。さらに中央から目尻にかけて2を重ね、ラインが主張しすぎないようになじませる。

<STEP.3>グラデーションをつくる
1と2の境界に3をのせてグラデーションをつくる。さらに下まぶたに1を入れて立体感を出すと、光と影のメリハリで目全体が大きく見える。

<STEP.4>下まぶたにラインを入れる
下まぶたの目尻側3分の1から外に向けてやや幅広になるライン状に4を入れると、奥行きが生まれると共にきゅっと目尻が上がった若々しい目元に。

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※掲載した商品の価格はすべて税込みです。
- TEXT :
- Precious.jp編集部

















