「甘い」って、「あまい」以外になんと読む?別の読み方、ご存じですか?
明日・7月3日は『七味の日』です。日付の語呂合わせですね。
「七味」とはもちろん、和のスパイスの代表格・「七味唐辛子」のこと。ひと口に「七味」といっても、配合によって風味が変わるので、お気に入りのメーカーなど、こだわっている方も多いでしょう。『七味の日』をきっかけに、まだ味わったことのない、新たな七味を試してみる…というのも、楽しそうですね。
本日は、味に関連する日本語クイズをお送りします。
【問題1】「甘い」って「あまい」以外になんと読む?
「甘い」の、「あまい」以外の正しい読み方をお答えください。
ヒント:味だけではなく「こころよい。好ましい。」という意味も表す言葉です。
<使用例>
「やっぱり、ここのお店の七味が、いちばん甘く感じるわ…!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 甘い(うまい)です。
甘い(あまい)ものを食すと幸せ、という方は多いですが、「甘い」は「うまい」とも読むのです。
この字を使った熟語の中には「甘味(あまみ/うまみ)」、「甘煮(あまに/うまに)」と、ふた通りの読み方があるものも、少なくありません。
さて、2問目にまいりましょう。
【問題2】「微苦い」ってなんと読む?
「微苦い」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「ややにがい。」「心が少し痛む。」などの意味を持つ言葉です。
<使用例>
「若いころの思い出には、微苦い経験もあるものよね。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 微苦い(ほろにがい)です。
「微」という字を漢字辞典でひいてみても、「ほろ」という読み方は乗っていませんが、出題の「微苦い(ほろにがい)」のほか、「微酔い(ほろよい)」などの言葉・表記も、国語辞典に掲載されております。
***
本日は、7月3日『七味の日』のトリビアと、味に関連する日本語から、
・甘い(あまい/うまい)
・微苦い(ほろにがい)
の読み方などをおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/『広辞典』(株式会社集英社)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱