プロの目線で、大人が輝くとっておきの一枚をリコメンド!スタイリストが教える、「シンプルTシャツ」名品リスト
素材にシルエット、襟や袖のデザインまで、プロ目線で厳選!6人6様の“代わりのきかない”偏愛Tシャツの魅力を語り尽くします。
1:「プラダ」のパックTシャツ/高橋 リタさん
極シンプルなブラック Tシャツは、カラフルコーディネートの締め役に
「今も昔も、変わることなくTシャツはクルーネックひと筋です。コットンの風合いをしっかり楽しめる、スタンダードなタイプが好みなので、「プラダ」のパックTシャツにひと目惚れ。
夏は、きれい色のスティックパンツや、甘めのスカートを楽しみたいので、トップスは黒Tシャツでシンプルに徹するのがマイルールです。黒が甘さを中和し、すっきりとしたバランスに仕上がります」
2:「ブルネロ クチネリ」のモニーレ付きTシャツ/望月 律子さん
ニュアンスカラーの繊細なトーンと、モニーレのあしらいが上品に着映える
「上質なブラウスをまとう感覚で楽しめる、大人ならではのTシャツスタイルが素敵だと感じます。
「ブルネロクチネリ」で見つけた一枚は、首周りのモニーレ(ボールチェーン刺繍)が輝き、ネックレスをつけているかのように。イタリア独特のカラーセンスが光る、絶妙なニュアンスカラーもさすがのひと言! ラフに見えない、キリッと品のいいTシャツスタイルが、断然気分です」
3:「ボッテガ・ヴェネタ」のスタッズTシャツ/三好 彩さん
胸元のポケットに施されたメタルボタンが、シンプルなTシャツをモードに昇華
「Tシャツは顔色が映えるようなクリーンな白であること、体が中で泳ぐシルエットであることに着目します。
夏は大ぶりなシルバーのネックレスをガツンと効かせたいという思惑もあり、「ボッテガ・ヴェネタ」のボタン型スタッズがあしらわれたTシャツに惹かれました。働く日は細身パンツで、休日のランチではトレンドのスカートと合わせて、とシーンレスに活躍すること必至です」
4:「ジョルジオ アルマーニ」のメンズTシャツ/犬走 比佐乃さん
端正な雰囲気が宿るネイビーと、肌に吸い付くカシミア素材が秀逸
「私にとっての永遠の定番である、ネイビーブレザーのインに合わせたいと、一念発起で手に入れたカシミアジャージーのメンズTシャツ。どこかグレーみを帯びたネイビーにも惚れ込みました。
夏はターコイズ色のタイスカーフを首元にリボン巻きして、自分のトレードマークに。イタリア紳士のような洒脱なスタイルを楽しむ計画です」
5:「アレキサンダー・マックイーン」のロールアップTシャツ/伊藤 美佐季さん
クチュール感のあるボトムと相性がよく、新たなエレガンスを楽しめる一枚
「夏のおしゃれで大切なのは、なによりも「清潔感」。キリッと見えるよう、コットンの厚みと襟ぐりの詰まり感は欠かさずチェックします。
Tシャツにフォーマルな顔立ちのボトムを合わせた、「デイリー・ラグジュアリー」なスタイルは最近の理想形。シルクタフタのスカートや、タキシードパンツにTシャツを合わせた、ノンシャランなルックは、大人だからこそ様になるはず」
6:「ジル サンダー+」のパックTシャツ/大西 真理子さん
オーガニックコットンにこだわった厚手の生地が今どき感を生む秘訣
「オールシーズン欠かせないTシャツは、ワードローブのコアとなりうる存在。
「ジル サンダー+プラス」のTシャツのように、装飾のないクリーンな一枚が頼りになります。【パックTシャツ】というコンセプトもおもしろい点。布地の専用袋は旅支度にリユースでき、サステイナブルな試みにも関心がもてます」
※高橋リタさんの【高】は「はしごだか」が正式表記です。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
問い合わせ先
- プラダ クライアントサービス TEL:0120-45-1913
- ブルネロ クチネリ ジャパン TEL:03-5276-8300
- ボッテガ・ヴェネタ ジャパン TEL:0120-60-1966
- ジョルジオ アルマーニ ジャパン TEL:03-6274-7070
- アレキサンダー・マックイーン TEL:03-5778-0786
- ジルサンダージャパン TEL:0120-919-256
- PHOTO :
- 小池紀行(パイルドライバー)
- STYLIST :
- 金井あい
- EDIT&WRITING :
- 川口夏希、佐藤友貴絵(Precious)