8月3日から日本橋三越本店で開催! 『Breguet×Queen ブレゲを愛した王妃たち』
![会場では、Precious6月号に掲載の「クイーン・オブ・ネイプルズ 8918」をまとう中村アンさんの写真も飾られて](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/9/a/720mw/img_9a257d324e7e918995e95c51c2c65a261605114.png)
年に一度の時計の祭典、三越ワールドウォッチフェアが今年も開催されます(期間:8月17日〜8月30日)。それに先駆け、名門マニュファクチュール、ブレゲは、歴史に名を残す3人の王妃との深縁をピックアップ! 日本橋三越本店のイベントで披露します。
ブレゲの時計に魅了された最初の王妃は、マリー・アントワネットです。審美眼のある彼女は、さまざまな時計をオーダー。そこから誕生した技術は、名門マニュファクチュールの礎となり、ブレゲ針、ブレゲ数字、ギョウシェなど数限りない装飾美や機構をつくり出しました。
創業者のアブラアン-ルイ・ブレゲにとって最高傑作といわれる時計「No.160 マリー・アントワネット」。今の最先端の時計技術をもってしても再現は至難といわれるほど、美しく、緻密な複雑時計は18世紀に誕生していたのです。
フランス革命後の皇帝ナポレオンの妃、ジョゼフィーヌも大の時計好き。彼女が愛用したブレゲの時計は「No.611モントレ・ア・タクト」です。ブルーのエナメルの文字盤を指先でそっと触るだけで時間がわかるという、淑女の仕草にふさわしい時計でした。
![「クイーン・オブ・ネイプルズ 8918」¥7,579,000 ●ケース:WG×ダイヤモンド ●ケースサイズ:縦36.5×横28,45mm ●ダイヤル:マザーオブパール×ギョウシェ ●ブレスレット:WG ●ムーブメント:自動巻き](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/f/b/720mw/img_fbec3e0a2e4f70c055d9234de0caff5d1626560.jpg)
ナポレオンの妹で、後にナポリの王妃となるカロリーヌ・ミュラは、ブレゲだけに留まらず、現代の時計界にも絶大な功績を残します。彼女の「だれも持っていない華麗なブレスレット」というオーダー。創業者は、彼女のためにエッグシェイプのケースと繊細なブレスレットを組み合わせた時計をつくりました。これが腕時計の誕生したきっかけです。
同時に、このオーダーが、今も世界中の女性の心を惹きつけるコレクション「クイーン・オブ・ネイプルズ」の原形になっています。
![](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/3/4/560mw/img_343735ec4a59311122c201bb7cb0847742420.jpg)
会場は、ご紹介した3人の王妃たちにまつわる時計の物語に思いを馳せながら、ブレゲの名品時計の数々をチェックできる仕様です。
また、Precious本誌で紹介した「クイーン・オブ・ネイプルズ 8918」を着用する中村アンさんの写真も必見。ブレスレットにダイヤモンドが流れるように施されたゴージャスなタイムピースを、王妃たちに負けないオーラで着けこなしています。その凛とした表情に惚れ惚れ、一見の価値あり!です。
![「マリーン レディ 9518」¥4,279,000 ●ケース:RG×ダイヤモンド ●ケース径:33.8mm ●ダイヤル:マザーオブパール×ギョウシェ ●ストラップ:アリゲーター ●ムーブメント:自動巻き](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/2/e/720mw/img_2efe1de760a9ca7ceabc47233fc474b6901324.jpg)
さらに、コレクション「マリーン」に触れることもできます。フェイスにギョウシェで刻まれた波模様マレアは、夏の日差しにぴったりの輝きです。腕に載せ、じっくりと拝見できる絶好の機会ではないでしょうか。
ブレゲが歩んできた華麗なヒストリーを3人の王妃でひも解く『Breguet×Queen ブレゲを愛した王妃たち』。名品タイムピースの数々に囲まれながら、その物語に浸る極上の時間を、ぜひお過ごしください。
『Breguet×Queen ブレゲを愛した王妃たち』詳細
会期/2022年8月3日(水)〜8月16日(火)
会場/日本橋三越本店 本館1階 ステージ
※文中の表記はWG=ホワイトゴールド、RG=ローズゴールドを表しています。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
※諸般の事情により、営業日、営業時間の変更、予定していたイベントが変更になる場合があります。
※新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下では一部情報が変更となる可能性があります。公式HPなどでご確認ください。
問い合わせ先
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 菅野悦子