ブルガリならではの世界が広がる美麗なハイジュエリーコレクション
ハイジュエリーメゾンが、ラグジュアリーという言葉では表現しきれないほどゴージャスなジュエリーコレクションを次々と発表しています。もはやアート作品といっても過言ではない極上ピースばかりです。目を見張る美しさに酔いしれましょう。
140点以上ものマスターピースで構成された「ブルガリ エデン ザ ガーデン オブ ワンダーズ」コレクションが発表されたとき、ブルガリファンはもちろんながら、世界中の人々がその美しさに息をのみました。
素晴らしい審美眼、デザイン、熟練の職人がこのメゾンに集う奇跡から生まれたハイジュエリー。圧巻の輝きのなかから、本記事では4点をピックアップしてご紹介します。
■1:コレクションを代表するネックレス「エメラルド グローリー」
繊細なレースをジュエリーで再現したネックレスは、常識を覆すようなしなやかさで、肌にぴったりと寄り添います。まるで滝から流れ落ちる水のように瑞々しい輝きを見せる、73個のペアシェイプのブリリアントカットダイヤモンドは合計110.39カラット。ブルガリのジェムストーンハンターによって見出され、透明度、色、カット、サイズすべてが完璧に調和した11石・合計42.02のコロンビア産エメラルドが、鮮やかなアクセントとなっています。
さらに驚かされるのは、3つのパーツに分かれ、2つのネックレスとティアラとして使えるコンバーチブルジュエリーであるということ。完成まで約3000時間という途方もない時間をかけ、どこを取っても比類ない高貴な美しさを生み出しました。
■2:伝統的アイコンがさらなる高みへ。「セルペンティ オーシャン トレジャー」
真っ先に目に飛び込んでくるのは、61.30カラットのスリランカ産サファイア。鮮やかにきらめくコーンフラワーブルー(ヤグルマギク)といわれる濃い青さは、サファイアのなかでの最高ランクとされているもののひとつ。美しいドロップシェイプが施され、圧倒的なオーラを放っています。
一方、首元を豪奢に飾るのは、ブルガリを象徴する「セルペンティ」をデザインモチーフとしたダイヤモンドの輝き。ヘビのしなやかな美が、プラチナをツイストさせるように仕上げたフォルムで表現されています。ひとつひとつのパーツには、熟練の職人が計約20,00カラットのダイヤモンドをセット。大胆かつ繊細なディテールに目を見張るばかりです。
■3:貴石を抱くメゾンのシンボル「セルペンティ スピネル エンブレイス」
続くこちらも、同じく「セルペンティ」のネックレス。ドロップシェイプのタジキスタン産ピンクスピネル(25.70カラット)を、たおやかなラインを描く蛇が抱いているようにデザインされています。
アイコニックなモチーフをまったく異なる表情やスタイルに昇華するブルガリの独創性が、このふたつのハイジュエリーから感じとることができるのではないでしょうか。
■4:華やかなパリの夜の瞬きをイメージした「トリビュート トゥ パリ」
カボションカットが施された35.53カラットのコロンビア産エメラルドをセンターにセット。その周りには、461個のパフトップカットのエメラルドと317個のファンシーシェイプのダイヤモンドを使い、エッフェル塔のシルエットを彷彿させる鋭角なシルエットを描き出しています。
幾何学的なデザインと厳格な建築的アプローチ、メゾンの熟練した職人の手仕事、すべての要素が凝縮した究極のネックレスは、ブルガリが提案する、パリへの大胆なトリビュート。完成するまで約2000時間以上を要したという理由が見るからに伝わってきます。
ブルガリならではのアプローチが冴えるコレクション「ブルガリ エデン ザ ガーデン オブ ワンダーズ」をご紹介しました。名門メゾンが描く“エデンの園”は、女性たちに幻想的なひとときを届けてくれます。
※文中の表記はWG=ホワイトゴールド、PG=ピンクゴールド、PT=プラチナを表しています。
※文中のカラット数や素材は変更になる場合があります。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- WRITING :
- 菅野悦子
- EDIT :
- 谷 花生