中身の多寡はさておき、他人がどんな財布を使っているかは興味が湧く。財布の素材やサイズ、仕様は多種多様で、好みや使い方に合わせて選ぶことができる。その点ではバッグにも通じるが、より日常的でプライベートなアイテムであり、生き方の美学をリアルに投影する。どんなにスマートフォンのおサイフ機能が充実しても、それに取って代わることはないだろう。
セルジュ・アモルソのウォレット
職人技が生み出すプレシャスレザーの静かな迫力
写真のような薄型ならば、上着の内ポケットに入れても違和感はなく、ブランドロゴが内にさりげなく刻印されているのもいい。ひけらかすものでないからこそ、自分だけの密かな贅沢が味わえる。お気に入りの財布があればそれだけで、懐だって暖かくなった気になるのだ。
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
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- MEN'S Precious2017年春号「ベーシック名品」の静かな迫力に刮目せよ!
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- クレジット :
- 撮影/戸田嘉昭・唐澤光也(パイルドライバー) スタイリスト/大西陽一(RESPECT)文/柴田 充 構成・文/鷲尾顕司