【目次】
- 【1】おくれ毛にSカールをプラスしたあか抜けスタイル
- 【2】顔周りをタイトに抑えたシャープなスタイル
- 【3】トップに高さを出したエレガントスタイル
- 【4】オイルでタイトにまとめたウェットスタイル
- 【5】傷んだ髪でもきれいにまとまるアンニュイなスタイル
【1】おくれ毛にSカールをプラスしたあか抜けスタイル
おくれ毛や毛先のあしらいで雰囲気がガラリと激変するうえに、仕上げにストレートアイロンでニュアンスを加えることで、グッと洗練された雰囲気にシフトチェンジすることができます。
アレンジ方法
<STEP.1>いつものひとつ結びをする
ニュアンスなしのひとつ結びは手抜き感が出がち。さらに顔まわりにストンと落ちるおくれ毛が、疲れた印象を与える。
<STEP.2>おくれ毛にSカールをプラス
おくれ毛にこそ、ストレートアイロンの出番! 顔まわりに残したおくれ毛をアイロンで挟み、内外いずれかに手首を90°回転して滑らせ、Sカールを。おくれ毛のニュアンスこそがあか抜けの鍵。
「いつものひとつ結び」を激変させる! 大人女性のためのストレートアイロン・テクニック
【2】顔周りをタイトに抑えたシャープなスタイル
簡単に完成するひとつ結びですが、結ぶ高さや顔周りのニュアンスづくりなどポイントをおさえておかないと、若づくりな印象を与えてしまったり、ただの貧相なひっつめに見えてしまったりするので注意が必要です。シャープな印象を与える顔周りをタイトに抑えたローテールは、顔のラインがくっきり出やすいのが難点。サイドの髪を耳の上部にボーダー状にかぶせることで、目線拡散効果とこなれ感アップを狙うことができます。
アレンジ方法
<STEP.1>タイトフォルムの決め手は、サイドの耳かぶせ

うねりが出やすい顔周りは、アイロンで根元からしっかりクセを伸ばしておく。束ねたあと、耳上の毛を少量引き出して耳にかぶせ、表面全体にジェルをつけてタイトに抑える。
40代に似合う“ひとつ結び”【顔周りをタイトに抑えたローテイル】仕上げるポイントは?
【3】トップに高さを出したエレガントスタイル
ひとつ結びは束ねる位置が高くなるほどカジュアルな印象に。凝ったアレンジはどこかトゥーマッチで、大人の女性を野暮ったく見せてしまう可能性も。40代からのまとめ髪は、ゴム一本でできる、シンプルなひとつ結びが正解です。
アレンジ方法
<STEP.1>前髪の根元、サイド〜バックも巻く

太めのカールアイロンを前髪の根元までリバースに巻き込みカールを。サイド〜バックもランダムに巻いておく。
<STEP.2>ぼんのくぼより5cmほど上で束ねる
トップをつぶさないよう束ね、スプレーでスタイルキープを。ぼんのくぼ(うなじ中央のくぼんだ部分)より5cmほど上の耳の高さで束ねる場合は、トップに高さを出してエレガントさを加えてカジュアル感を緩和させると、バランスよくきまります。
40代に似合う“ひとつ結び”【カジュアルになりすぎない“高い位置での束ね方”】エレガントに決めるには?
【4】オイルでタイトにまとめたウェットスタイル
髪全体にウエット感を出して束ねる「まとめ髪ウエット」は、シンプルなのにきちんと感とモード感を両立。ノーセットのままオイルをつけて束ねるだけなので、時間がない忙しい朝の切り札にもなります。
アレンジ方法
<STEP.1>オイルを10滴ほど手にとる

まとめ髪の場合は、髪全体に塗布するので、若干多め(ミディアムで10〜12滴程度)のオイルが必要になる。両手全体に広げておく。
<STEP.2>髪全体にオイルをなじませる

スタイリング剤を根元からつけてもいいのはまとめ髪の場合のみ。髪全体にオイルをなじませたあと、両手でトップをタイトに抑える。
<STEP.3>コームを使ってタイトにまとめる

コームでとかしながら、髪全体を襟足に集めてひとつ結びに。「まとめ髪ウエット」はとことんタイトに仕上げるのが洗練の秘訣。
<STEP.4>おくれ毛をつまんで毛束感を出す

額やこめかみなどのおくれ毛をオイルが残った指先でつまんでごく細い毛束感を出し、タイトさのなかに柔らかなニュアンスをひとさじ。
忙しい朝に最適!大人女性に似合う髪型【フレッシュさと洗練感がグッと高まる「まとめ髪ウエット」】
【5】傷んだ髪でもきれいにまとまるアンニュイなスタイル
「うねりやクセのある髪を活かすことで、ふんわりとした柔らかな雰囲気が楽しむことができますよ。束ねた後、前髪・こめかみ・もみあげ部分の3か所を必ず巻いて、バランスの整ったスタイルに仕上げてみてください」(kakimoto arms GINZA トップスタイリスト 友原由維さん)。
アレンジ方法
「こめかみともみあげは後れ毛風に見せますが、襟足部分はきっちりと後れ毛が出ないように束ねてください。ここが崩れていると、だらしのない印象になってしまいます」(友原さん)。
<STEP.1>毛束を左右の側頭部と後頭部の3つに分ける
おくれ毛(もみあげ・こめかみ部分の髪・前髪の3箇所)は、束ねないように注意して。
<STEP.2>左右の毛束を握り、それぞれを内側に向かってねじる
5~6回ほどを目安にねじる。
<STEP.3>3つの毛束をひとつにまとめ、ゴムで根元を束ねる
3つの毛束をひとつにまとめたら、根元を1~2回ねじっておくと束ねやすい。
<STEP.4>束ねた部分を隠すように飾りピンをつける
飾りピンのフックを束ねた部分に刺すようにして固定する。
<STEP.5>後頭部から3~4mm毛束をつまみ上げて、ゆるみをつくる
最初にねじった毛束からはつまみ上げない。中央の毛束のみ2~3cmごとにつまみ上げる。
<STEP.6>こめかみ、もみあげはストレートアイロンで根元から内巻きにする
こめかみともみあげは根元から、前髪は毛先のみ内巻きに。
「襟足部分の後れ毛にこのポイントケアスティックを使うと、きれいにまとまります」(友原さん)。
40代に似合う【傷んだ髪でもきれいにまとまるアレンジ術】カールがポイントのアンニュイなスタイルに挑戦!
- TEXT :
- Precious.jp編集部

















