残暑の9月、まとめ髪を楽しみたいけれど、毛量が多くてうまくまとまらない…とお悩みの方が多いようです。大人世代になると、ただのひとつ結びにしただけでは、どこか野暮ったく見えてしまうことも…。そこで、ヘアサロン「KAYAK by HONEY」のデザイナー・小室里奈さんに、素敵な【大人のまとめ髪】についてアドバイスをいただきました。
「毛量があって、うねりやすい方には【シニヨンスタイル】がぴったりです。ピンを使わずにアレンジできるので、まとめ髪が苦手…という方でも気軽に楽しめると思います」
今回は、大人女性におすすめの【シニヨンスタイル】を教えていただきます。
ヘアアクセ次第でカジュアルにもフォーマルにもなる【大人のシニヨン】スタイル
赤堀幸子さん(52歳/ネイリスト)のHAIR CHART
- やわらかさ(柔→硬)★★★
- ボリューム(少→多)★★★★
- 髪の太さ (細→太)★★★
- うるおい (乾→潤)★★★
- 白髪の量 (多→少)★★★★
クセがあって、毛量が多い赤堀さんの髪質。
「ゴムで束ねきれなかった髪が出てしまうと、きちんと感がなくなってしまうので、束ねる前にクリームやバームをしっかりなじませておくのがポイントです」(小室さん)
■1:カールアイロンで前髪の中間あたりを外巻きにする
このときアイロンを寝かせず、立てて巻くこと。
■2:サイドから後頭部にかけて髪の毛先を内巻きにする
毛先を1カール内巻きにする。
■3:髪の中間から毛先にかけてヘアクリームをなじませる
両手のひらにヘアクリームを広げ、2等分した毛束をねじると、なじませやすい。
■4:耳たぶあたりにゴムがくるように1つに束ねる
ゴムをきつく留めず、最後のひと巻き分のゆとりを残しておく。
■5:毛束で輪っかをつくり、その毛先をゴムに通す
1つに束ねたゴムを広げ、そこに毛束の毛先10cmほどを通す。
■6:ゴムで束ねた毛先が下になるように、束ねた部分の向きを調整する
束ねた部分を半回転させて、毛先が結び目の下になるようにする。
■7:毛先を2等分にする
2つに分けた毛束の毛先を左右それぞれの手に持つ。
■8:2つに分けた毛束を交差させる
ちょうど結び目の上で交差させること。
■9:交差した毛先を留めるようにゴムで巻く
毛先がばらけないようにゴムで留めること。
■10:デフトバンの中央の穴にお団子を通す
布にワイヤーが入ったデフトバンにお団子を通して、デフトバンの端を持つ。
■11:デフトバンで結び目を交差させて、布の形を整える
お団子を留めたゴムを隠すように、デフトバンを巻き付けること。
「ご自身でアレンジをすると、どこにピンを留めればいいのか分からない…というお声をよく耳にします。ゴムを使えば束ねたい部分、まとめたい髪を狙って留められるので便利です」(小室さん)
今回、教えてくださった「KAYAK by HONEY デザイナー」小室里奈さん
問い合わせ先
KAYAK by HONEY
住所/東京都渋谷区渋谷1-8-5 4F
TEL:03-6450-6044
営業時間:平日12:00~23:00、土・日・祝日10:00~20:00
定休日:木曜
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 古谷利幸〈F-REXon〉
- EDIT&WRITING :
- 中島 祐美
- DIRECTION :
- 青木 笑