「最早」ってなんと読む?「さいはや」と読まぬよう、お気をつけて!
明日・9月5日は、冒険家の「クック船長」でお馴染み、ジェームズ・クック氏が、ニューカレドニアを発見した日です。1774(安永3)年のこの日、南極を目指す航海中だったクック船長が、南西太平洋の洋上から島を発見しました。これが、現在、「天国に最も近い島」の異名で呼ばれる、素晴らしい景観で有名な世界的リゾート「ニューカレドニア」です。
本日は「天国に最も近い島」にちなんで、「最」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「最早」ってなんと読む?
「最早」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「ある事態が実現しようとしているさま。早くも。」「ある事態が変えられないところまで進んでいるさま。今となっては。」などの意味を持つ言葉です。
<使用例>
「この計画の命運も、最早、これまでかしら…。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 最早(もはや)です。
「最早(もはや)」という言葉、「さいはや」とは読みませんので、誤読にご注意ください。
さて、2問目にまいりましょう。
【問題2】「最期」ってなんと読む?
「最期」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「命の終わる時期。」のことです。
<使用例>
「父は、穏やかで幸せな最期を迎えることができました。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 最期(さいご)です。
「最期(さいご)」と表記する場合は、物の順番などを表現する言葉「最後(さいご)」とは違い、「命の終わる時期。末期。」という、大変おごそかなシーンのみを表現します。誤読すると恥ずかしい言葉になりますので、「最期(さいご)」、しっかりとインプットしておきましょう。
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本日は、9月5日、「天国に最も近い島」と呼ばれる「ニューカレドニア」が発見された日にちなんで、「最」という字の入った日本語から、
・最早(もはや)
・最期(さいご)
などの読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/フジテレビウェブサイト(2017年9月5日)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱