【目次】
プロフィール
名前:ルパート・エベレット(Rupert Everett)
出生地:イギリス/ノーフォーク州
誕生日:1959年5月29日
英ノーフォーク、王家の家系に生まれ、1982年からTVドラマに出演。1984年『アナザー・カントリー』でスクリーンデビュー。英国アカデミー賞の新人賞にノミネートされる。その後も『ダンス・ウィズ・ア・ストレンジャー』などに出演するが、80年代後半にファンとの衝突が原因で業界を干される。1989年にゲイであることを公表、1997年、重要な役どころを演じた『ベスト・フレンズ・ウェディング』のヒットで人気を回復。ゴールデングローブ賞最優秀助演男優賞にノミネートされた。以降の出演作にはアニメ『シュレック2』(声の出演)、『ヒステリア』、『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』など。2018年『さすらいの人 オスカー・ワイルド』では主演を務めながら、監督と脚本を初めて手がけた。俳優業のみならず、作家としても活動しており、小説や自伝を発表している。
「若いころ」「昔」の写真10選
まずは、ルパート・エベレットの若いころの写真を見ていきましょう。
1984年(25歳)カンヌ映画祭
1987年(28歳)映画『ハーツ・オブ・ファイア』
1987年(28歳)映画『ゴールデン グラス』
1987年(29歳)カンヌ映画祭
1990年(32歳)カンヌ映画祭
1996年(37歳)舞台『真剣さが重要』
1998年(39歳)映画『Bモンキー』の1場面
2000年(41歳)英国大使館ディナーパーティー
2001年(42歳)ヴィクトリアズシークレットファッションショー
2002年(43歳)テレビ映画『Les Liaisons Dangereuses』のフォトコール
「映画」代表作8選
ここからは、チェックしておきたいルパート・エベレットの代表出演「映画」をご紹介します。
『ダンス・ウィズ・ア・ストレンジャー』(1985年)
マイク・ニューウェル監督がカンヌ国際映画祭ユース賞に輝いた初期の代表作。イギリスで最後に絞首台にのぼった女性ルース・エリスの実話をもとにした作品。彼女の殺害事件にまで及んだ激しい愛の情熱と苦悩を描いている。ルパート・エベレットは殺されたデイヴィットを演じる。
あらすじ:ロンドンの酒場でホステスをしていたシングルマザーのエリス。彼女には真剣に愛してくれる男がいた。しかし、その男の心配をよそにエリスは名門の息子・デイヴィッドへの一方的な愛の末、彼を射殺してしまう。
『ベスト・フレンズ・ウェディング』(1997年)
結婚が決まった元恋人を取り戻そうと悪戦苦闘する女性を描いたラブ・コメディ。P・J・ホーガンのハリウッド初進出作。ルパート・エベレットは主人公の親友役を演じゴールデングローブ賞最優秀助演男優賞にノミネート。
あらすじ:ある日、料理評論家のジュリアンに元ボーイフレンドのマイケルから電話があった。ふたりは過去に交際し、別れてからも親友として付き合っており、しかも28歳までふたりとも独身だったら結婚しようと約束していた。しかし、今週末に結婚するとマイケルに告げられた。結婚相手は20歳の女子大生で、父親は富豪だという。まだマイケルを愛しているという自分の気持ちに気付いたジュリアンは慌ててマイケルの元に行き、結婚式までの数日間にあの手この手で結婚を阻止しようとする。
『真夏の夜の夢』(1999年)
シェイクスピアの古典喜劇を舞台を19世紀初頭のイタリアに設定して映画化した。マイケル・ホフマン監督がはつらつとしたタッチで古典に息吹きを与えている。
あらすじ:19世紀初頭のトスカーナ。結婚を反対され森の中へ駆け落ちした恋人同士と、そのふたりの後を追いかける男女がいた。森の妖精の王が彼らの恋を叶えてやろうと、手下の妖精に惚れ薬を託す。しかしその妖精が薬の使い方を間違えてしまい、人間と妖精が入り乱れた恋の空騒ぎが起こってしまう。
『理想の結婚』(1999年)
イギリス社交界を舞台に愛と不信、嫉妬と欲望が入り交じった駆け引きを繰り広げる華やかに描写。ロバート・エベレットの絶妙の好演が見もの。
あらすじ:1895年ロンドンの華やかな上流社会。独身生活を謳歌しているアーサー卿は親友の妹との結婚に踏み切れなかった。ある日、かつてのアーサーの婚約者で今はウィーン社交界の華となったチーヴリー夫人がロンドンに戻ってきた。アーサーの友人であるロバート夫妻が催すパーティで、夫人は意味深にロバートに接近する。それはロバートの過去の秘密をネタに脅迫し、自分が投資している計画を議会で後押しさせるためであった。
『2番目に幸せなこと』(2000年)
親友同士であるゲイの男性とストレートの女性、そして女性の恋人とをめぐるロマンティック・コメディ。 ジョン・シュレシンジャー監督の遺作となった。
あらすじ:アビーは子供を産む最後の機会と思っていた相手と別れてしまう。彼女の親友でゲイのロバートも友人をエイズで亡くして失意に沈んでいた。ふたりは酒を飲みながら慰め合ったが、酔った勢いで一夜を共にしてしまいアビーは妊娠してしまう。ふたりは親友関係のまま、協力して子供を育てることになる。息子のサムが6歳になったとき、アビーが銀行投資家のベンと恋におちてしまう。アビーは彼と結婚したいと言い出すが、サムを手放したくないロバートは反対。新生活を始めたアビーはロバートとの生活を懐かしみ、サムもロバートを恋しがっていた。アビーとロバートのふたりは、親友同士としてわが子を育てるどうか決断を迫られていく。
『シュレック2』(2004年)
おとぎ話と映画のパロディが満載の全米大ヒットアニメの続編。ルパート・エベレットはチャーミング王子の声を担当。
あらすじ:緑色の怪物シュレックが、昼は美女だが夜はシュレックと同じ緑色の怪物になるフィオナ姫と恋に落ちた前作の直後。結婚したふたりがフィオナ姫の両親に会いに行くが、フィオナ姫の父親は娘の婿は王子が相応しいと考えていた。父親は長靴をはいたネコを雇ってシュレックを抹殺しようと計画するが…。
『ヒステリア』(2011年)
「大人のおもちゃ」として広く知られている電動バイブレーター。その誕生秘話を描いたロマンティックコメディ。
あらすじ:女性特有のヒステリーという病気が蔓延していた1890年のロンドン。婦人科の権威ダリンプル医師は画期的なマッサージ療法の開発に成功した。真面目な若い医師グランビルの助力を得て診療所は長蛇の列になるが、大事件が起こってしまう。
『さすらいの人 オスカー・ワイルド』(2018年)
アイルランドの作家オスカー・ワイルドの知られざる晩年を描いた伝記ドラマ。ルパート・エベレットが監督・脚本・主演を務める。
あらすじ:オスカー・ワイルドは作家として成功を収めるが、同性の恋人ボジーの父親の告発をきっかけに同性愛で有罪となり投獄される。2年間の服役を終えて出所したオスカーはフランスへ渡り、セバスチャン・メルモスという偽名で新たな人生をスタートさせる。
「家族・友人」と一緒の写真4選
ルパート・エベレットの家族と友人の写真をまとめました。
母親
友人
友人
友人
「男前遍歴」20選
次に、20代〜50代の「男前」遍歴をプレイバックしましょう。
1984年(25歳)ロンドンでのポートレートセッション
1987年5月(28歳)フランスのカンヌ映画祭でのポートレート
1989年(30歳)ポートレート
1990年(31歳)フランスのカンヌ映画祭にて
1994年3月(36歳)フランスのパリ
1998年(39歳)IFFP Presents Yves Saint Laurent: Forty Years of Creationにて
2000年2月(40歳)映画『The Next Best Thing』のプレミア
2001年(42歳)ShoWest Awards Ceremony
2002年(43歳)MTVヨーロッパ音楽賞
2003年10月(44歳)ワールドミュージックアワード
2004年(45歳)カンヌ国際映画祭
2005年6月(46歳)ロンドン
2006年10月(27歳)ロンドンのハロッズ
2007年1月(47歳)ハリウッドでのサイン会
2008年9月(49歳)映画『ワイルドターゲット』のロケ地にて
2011年11月(52歳)オスカー・ワイルド生誕11周年の墓石除幕式
2013年6月(54歳)BMWゴルフカップインターナショナル2013
2015年9月(56歳)第72回ベネチア映画祭にて
2017年11月(58歳)オーストリア ヘンドルフ アム ヴァラーゼーのクリスマスマーケットオープニング
2018年11月(59歳)映画『さすらいの人 オスカー・ワイルド』のフォトコール
「現在」の写真2選
最後に、公の場で撮影された最新の写真をご紹介します。60歳を超えた現在のルパート・エベレットはダンディさが増して貫禄たっぷりになってきました。今後の活躍からも、ますます目が離せません。
2021年8月(62歳)ロカルノ映画祭
2021年 (62歳)『マイ ポリスマン』映画セット
- TEXT :
- Precious.jp編集部