“自分らしさ”を語る【トップキャリアのリアル「品格」と「迫力」の仕事服】
自分のスタイルを確立したトップキャリアは、佇まいにも有能さが光ります。それぞれの一貫したこだわりが垣間見られる、四者四様の仕事スタイルを拝見!
国際派ビジネスパーソンのワンピーススタイルから漂う、成熟した気品と華やかさ…|「MPower Partners」ゼネラル・パートナー、翻訳家・関 美和さん
金融業界の女性リーダーたちと共に、ESG(環境・社会・企業統治)を重視したグローバル・ベンチャーキャピタルファンドを設立した関美和さん。「品格」のあるワンピースを颯爽と着こなす姿は、ひと目で責任のある立場とわかります。
「年齢と共に、見た目も着心地も軽やかさを求めるようになって…。特に取締役会など対面でのビジネスシーンでは、ジャケットの代わりに、ワンピースが主役のアイテムになりました」
会議から対外的な会食までカバーできる効率的なワードローブは、多忙なトップキャリアには欠かせない。その選びの基準とは…。
「ビジネスワンピースはきちんと見えるサイズ感と、一日着ていても疲れない素材やディテールにこだわります。この“エルベ エジェ”の一枚は、しっかり編まれているのでニット特有の型崩れもなく、ホールド感も抜群。それに長時間座ることがあってもシワになりづらいので、安心して着られます。また首元のあきも絶妙で、シンプルなのに『迫力』も楽しめて3シーズンは活躍しています」
気に入ったアイテムは、色違いで揃えることもあるという関さん。仕事服のほとんどは、お気に入りの海外通販サイトで購入する。
「ワンピースを着るときは、アナ・ウィンターの真似をしてベージュ系のパンプスを履くようにしています。短い足を、少しでも長く見せようという下心からです(笑)。仕事服は全体的にルールを決めてしまったほうが、時間も有効に使えます」
今秋気になっているワンピースは、なんと攻めのネオンピンク!
「今日着たピーコックグリーンの色も大変気に入っていますが、年齢を重ねた今だからこそ、もっと大胆な色や柄にも挑戦してみたい。今はネオンカラーのものを探しているのですが、さすがにモードなデザインが多くて…。ベーシックでジャストサイズなものがあれば、試したいと思います」
手前の2枚は、メーガン・マークルのスナップでも話題になった「ヴィクトリア・ヴィクトリア・ベッカム」。立体的なシルエットとサイズ感が気に入り、色違いで揃える。奥は、着用したワンピースのネイビーバージョン。
※こちらで紹介したアイテムはすべて私物です。各ブランドへの問い合わせはご遠慮ください。
- PHOTO :
- Michika Mochizuki
- HAIR MAKE :
- 山下恵真(Perle)
- EDIT&WRITING :
- 兼信実加子、喜多容子(Precious)