日本を代表するジュエラー・ミキモトが、世界に先駆け真珠の養殖に成功してからこの2018年で125周年。記念すべき年を飾るために、新たなジュエリーコレクション「YAGURUMA」を発表しました。

この「YAGURUMA」の元となったのは、ミキモトのマスターピースである帯留「矢車」。

帯留「矢車」 ミキモト真珠博物館蔵。帯留とは、女性が着物を着るとき、帯締めに通す飾り物の装身具のこと

「矢車」は、1937年のパリ万博に出品された帯留。なんとこの帯留…ただ美しいだけでなく、パーツを分解することができ、ブローチやイヤリング、髪飾りなど12通りの使い方ができる、多機能ジュエリーでもあったのです。

その独創的で格調高いデザインと、卓越した細工技術は、パリの地で喝采を浴びました。

パリ万博終了後、当時のパリ支店で販売された「矢車」は、資料や記録の大部分が散逸したため、往時のカタログに掲載された写真でしか知ることができませんでした。しかし1989年に海外のオークションに出品され、約半世紀ぶりにミキモトへ里帰りしたという「幻の宝飾品」なのです。

今回のコレクションでは、伝統的なヨーロッパの宝飾技術と日本の装飾技術があいまって確立した、ミキモト独自のハイジュエリー様式を象徴する「矢車」を、新たな視点で解釈。そして生まれたのがジュエリーコレクション「YAGURUMA」です。

ため息ものの美しさ! パールとダイヤモンドが贅沢に競演する「YAGURUMA」

アコヤ真珠とダイヤモンドをふんだんに使用した、繊細かつ大胆なコレクションに仕上げられた「YAGURUMA」。ハイジュエリーからデイリーユースできるものまで、さまざまなニーズに合わせた展開となっています。

ベルト¥22,000,000[アコヤ真珠、ダイヤモンド、白蝶貝、クオーツ、ホワイトゴールド](税抜)
ブレスレット¥12,000,000[アコヤ真珠、ダイヤモンド、白蝶貝、クオーツ、ホワイトゴールド](税抜)
ペンダント 左/¥610,000[アコヤ真珠、ダイヤモンド、七宝、イエローゴールド]、右/¥640,000[アコヤ真珠、ダイヤモンド、七宝、ホワイトゴールド](ともに税抜)

これらに加え、2018年3月1日(木)より、さらなる新作ネックレスが発売されます。

ネックレス¥16,000,000[アコヤ真珠、ダイヤモンド、白蝶貝、クオーツ、ホワイトゴールド](税抜)

伝説のジュエリー「矢車」の実物を目にするチャンスも!

また、2018年1月25日(木)~2月4日(日)までの間、いちばん初めにご紹介した幻の帯留「矢車」が、ミキモト銀座4丁目本店1Fにて展示されます。ミキモトを象徴する、名品「矢車」と新作「YAGURUMA」を見比べて、そこに息づく伝統とスピリットを味わうのも、なんとも贅沢な楽しみです。

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WRITING :
安念美和子