かっちりバッグをもう古くさいと思って、クローゼットの奥にしまってあるなら大間違いです。カジュアルなおしゃれに合わせて、軽快な持ち方をすれば今っぽく仕上がるから、ぜひ取り入れるべき! 新鮮に持ちこなしていた3人をお届けします。
■1:ソフィア・レジングは…セットアップ×斜めがけならリッチ感とともに今どきさが光って
ミラノでキャッチされたブラジル人モデル、ソフィア・レジングは、ベージュのパーカとパンツの上にジャケットを羽織っていました。ボルドーのかっちりバッグをパーカに斜めがけにしていることから、3アイテムとも同トーンの着こなしがフラットに見えず立体感を生み出しています。バッグのタイプがナイロンなどカジュアルなタイプではなく、きちんと系のレザーショルダーなので、テイストミックスに。結果的にかっちりとしたバッグのリッチさが際立って、新鮮なコーディネートが完成しています。こんなコンサバタイプのバッグを、あえてスポーティーな装いに合わせてアクティブに持ちこなすアレンジにトライしてみてください。
■2:クセニア・アドンツは…軽快なBIGパーカがバッグの知的さで洗練モードに
人気インフルエンサー、クセニア・アドンツがパリで見かけられたときの着こなしです。トレンドの超BIGサイズのパーカ、レザー調レギンス、ハンドバッグ、ショートブーツまでオール黒でクールにまとめていました。モードかつスポーティーな装いに、かっちりバッグを合わせたアンバランスさがおしゃれの完成度を高めています。意外性のあるバッグの投入によって着こなしの鮮度をアップさせると、そのコーディネートに余裕が生まれるので必見です。バッグのゴールド金具が、オール黒に映えてインパクトづけにも。
■3:テレーザ・へレストロムは…ヘルシー配色が引き締まって見えてアクティブさがアップ
ファッションディレクターとして活躍する、スウェーデン出身のテレーザ・へレストロム。パリでキャッチされていた日は、フリルブラウスにイエローのパンツを合わせ、ブルーのショートジャケットを合わせていました。3カラーを合わせた爽やかで好感度の高い着こなしの仕上げとして、かっちりとした黒バッグを斜めがけに。やや短めのストラップでボディバッグ風になるため、軽快さが光ります。コンサバなバッグをかけ方によって新しい表情にすれば、かえって新鮮味が強調されておすすめです。
かっちりとしたフォルムのバッグを愛用した3人にスポットを当てました。バッグのリッチな持ち味から、スポーティーな装いに品格が加わり、大人っぽい軽快なモードスタイルが完成します。普段のコーディネートに合わせて、新しい使い方を楽しんでみてください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀