大気が乾燥したり、気温が急激に下がる冬は、肌も乾きやすくなる季節。夏より発汗する機会が少ないことから、肌の代謝がゆるやかになり、くすみや乾燥など、さまざまなエイジング現象が進んでしまう。

こうした冬の老け感を予防するためには、体や肌の代謝を、高いレベルで維持するのが有効だ。代謝が滞りがちな季節だからこそ、適度な運動を行ったり、サウナや浴槽浴を行うことで新陳代謝を活性化させる。すると、全身の血流が末端まで行きわたることから、肌からはくすみが消えていく。内側からにじみ出るような透明感が出てくるのだ。

透明感がある肌と美しい体で見る者すべてを魅了する

イタリア、トリノ出身。セリエA、ユヴェントス所属。ポジションはミッドフィールダー。その甘いマスクはファッション界も注目。2010年には、ドルチェ&ガッバーナのアンダーウエアの広告モデルにも抜擢された。プライベートではふたりの息子の父親でもある。

肌の美しさを全身で体現している伊達男がイタリアにいるのを知っているだろうか。トリノを本拠地とするクラブチーム、ユヴェントス所属のクラウディオ・マルキジオだ。

サッカー選手のなかでも群を抜いたイケメン度を誇る彼には、サポーターのみならず、男女を問わず多くのファンがおり、そのスター性あるルックスから、数多くの海外ファッション誌で、モデルとしても活躍している。

彼の魅力は、正統派の凜々しい顔立ちや、青く輝く瞳とともに、その抜けるような透明感を感じさせる肌にある。彼がスーツを着用すると、たとえ公式ユニフォームであったとしても、どことなく品格が漂う。それは自らに備わっている透明感が演出する印象なのだろう。

運動とスキンケアで、肌の煌めきを育む

そんな明るくハリがある、マルキジオの肌は、日頃のトレーニングの賜物。筋肉を動かし、新陳代謝を高めていることで、内側から煌めくような光沢感が引き出されている。この肌質は、実はわれわれも目ざすことができる。運動により代謝を高めた肌は、細胞の生まれ変わりがスムースに行われているが、そのサイクルに、適切なスキンケアを組み込むことで、肌の透明感や煌めきを倍増させることができるからだ。

その基本的な手順は、洗浄と保湿にある。まずは、肌の汚れやくすみをきれいに洗い落とすことで、まっさらな素肌へとリセットする。ただ、汚れを落とそうとしてゴシゴシと洗うのは間違い。肌や頭皮にとっては、その摩擦がストレスとなる。泡を肌全体にすべらせるようにのばして、優しく洗ってほしい。肌に余計な負担をかけることなく、汚れだけを浮かせて、取り去ることができる。

洗浄が終了したら、続いては保湿だ。シャワーや洗顔した後の肌はきれいだが、乾燥するにつれて、ごわつきやくすみが出てきてしまう。そこで、化粧水や保湿クリームで、肌にうるおいを投与。朝肌の透明感を夜まで維持させよう。特に、真冬は保湿クリームや乳液をしっかりと重ねることがポイント。クリームの厚みは肌を守るバリアになるため、乾いた大気をブロックして、肌の内側のうるおいを保ってくれる。乾燥が気になる目もとや口もと、首筋には、少しべたつくほど塗ってもいい。時間とともに吸収されて、しなやかな肌をつくってくれるだろう。

洗浄と保湿で透明感のある肌を手に入れる!

マルキジオの肌の煌めき感を再現するには、顔と体のそれぞれに、適切なケアを施すことが重要。洗浄と保湿の2ステップで、乾燥に負けない肌を育もう。

透明感のある凜々しい顔をつくる

写真左から、ラ・プレリー『SC ラックス シアークリーム』●50ml ¥49,600(ラ・プレリー) SK-Ⅱ『SK-Ⅱ MEN フェイシャル トリートメント エッセンス』●160ml ¥14,800 (マックス ファクター) シスレー『マイルドフォーミィ クレンジング』●85g ¥9,000(シスレージャパン)

たくましく、 保湿感のあるボディーを育む

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透明感というとデリケートでこわれやすいイメージがある。しかし、マルキジオは透明感あるルックスとともに、ピッチ上で見せる強さやたくましさも兼ね備えている。透明感と強さという、一見矛盾しそうな要素を併せ持ち、体現しているのだ。多くの人が傾倒するのは、彼のオーラと肌が醸し出す、その魅力なのかもしれない。

※価格はすべて税抜です。※2015年冬号掲載時の情報です。

この記事の執筆者
TEXT :
加藤智一 美容ジャーナリスト
BY :
MEN'S Precious2015年冬号男の肌の曲がり角は50歳! その前に伊達男のすべきことは…ジェントルマン的・顔と体のエイジング道より
美容ジャーナリスト。男性誌・女性誌をはじめ、美容記事を執筆。著書に、男性のエイジングケアについて執筆した『お洒落以前の身だしなみの常識』(講談社)など。
クレジット :
撮影/小寺浩之(ノーチラス) イラスト/須藤 俊(HUESPASE) スタイリング/石川英治(tablerockstudio)  構成/加藤智一
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