プレシャスキャリアに聞く「My Coat, My Story」

おしゃれの経験を積み重ねてきたプレシャスキャリアの愛用コートのなかから、それぞれが選んだ私的「贅沢コート」について、その魅力をたっぷりと語っていただきます!

今回は、航空会社 VIPサービス部勤務の酒井万記子さんに、愛用の「マックスマーラ」のラップコートをご紹介いただきました。

酒井万記子さん
航空会社 VIPサービス部勤務
(さかい・まきこ)全日空客室乗務員、Apple銀座店(PC以外の修理サポート部門)での勤務を経て、現職にいたる。ワインエキスパートの2次試験(テイスティングテスト)に向けて猛勉強中。

タイムレスに愛せることを実感!まとうだけで洗練される本命コート

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「マックスマーラ」のラップコート(本人私物)

15年前に購入した「マックスマーラ」のラップコート(本人私物)は、独自ステッチでトリミングされたブランドの代表作。伝統技法によって畝のある外観に仕上げられたウール生地は、経年変化によって味わい深い表情に。オン&オフ兼用で着られる汎用性も魅力的。


世界中の女性を魅了するコートの代名詞といえば、「マックスマーラ」を真っ先に頭に浮かべる人も多いでしょう。航空会社のサービス部に勤める酒井万記子さんもそのひとり。

「30代の頃、雑誌『Domani』のイベントで見た知花くららさんのベージュのコートスタイルがあまりにも洗練されていて、衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えています。なぜなら私のクローゼットには、紺や黒のワードローブが大半を占めていたからです。唯一のベージュは、憧れて購入した“マックスマーラ”のコートのみ。しかもそれは、お店の方にすすめていただき初めて、ベージュに決めたものでした。いずれにしてもこれを機に淡色のワードローブに魅了され、このコートも15年選手になります」

数十年経っても色褪せないエターナルなデザイン、味わいが増したコートの魅力は、酒井さんの私物の一枚を見れば一目瞭然です。

「ベージュ系のコートはほかにも所有しているのですが、気がつけば毎シーズンこのコートが主役に!それはカジュアルにも、フォーマルにも、そしてスーツの上からも、1枚羽織るだけでエレガントに着こなせるからです。秀逸な仕立てによって軽やかにまとえるのも、出番が多い理由のひとつ。なにより上質な毛布に包まれているようで、幸せな気持ちになります。そんな15年以上も愛せるコートに、贅沢を感じずにはいられません」

※こちらで紹介したアイテムはすべて私物です。各ブランドへの問い合わせはご遠慮ください。

PHOTO :
神林 環
COOPERATION :
NAKATA HANGER
EDIT :
池永裕子、喜多容子(Precious)
EDIT&WRITING :
兼信実加子