「マックスマーラ」の『2022年秋冬マックスマーラ アトリエ コレクション』が発表されました。上質素材とサルトリア技術の粋を集めた『アトリエ』ラインが、この秋冬のコレクションにトリビュートを捧げたのは、モダニズム彫刻の巨匠アルベルト・ジャコメッティ。
光と影で人間の精神の独自性を表現したジャコメッティの才能が、彫刻のようなフォルムが際立つ12種類のコートに再解釈されて登場しました。
時を超えた永遠を紡ぐ『2022年秋冬マックスマーラ アトリエ コレクション』
カシミア、アルパカ、モヘヤなどの上質な天然素材は、職人の卓越した技術によって表情豊かなファブリックに生まれ変わり、記憶や時間を織り交ぜたストーリーを紡ぎます。また、マーブル(大理石)やクレイ(土)、ブロンズ(銅)、インクブルーなど、ジャコメッティが使ったであろう素材を想起させるカラーパレットが、コートの立体的なフォルムと融合して、アート作品のような時を超えた魅力を放つコートがラインナップされています。
多彩なシルエットによってマスキュリンとフェミニンの境界線が限りなく曖昧になった、タイムレスでモダンなコートのなかから、まとうだけで大人の余裕と優雅さを高める5着を厳選してご紹介します。
■1:ラグジュアリーなリラックス感溢れるワイドスリーブコート
クルーネックラインから裾にかけて、ややテーパードになったボリューム感がリラクシーな雰囲気のクチュールモデルのコート。ラグランスリーブのワイドなシルエットが特徴的で、キャメルのネップツイード調のファブリックが温かくラグジュアリーな表情に。裏地には光沢のあるブロンズカラーのキュラサテンが使われています。
■2:ストールを重ねたような印象の柔らかなガウンコート
ストールを巻いたような襟が大人のゆとりを感じさせるガウンコートは、ブークレとシネの表情を備えたファブリック「ドッピオ・アプリービレ(ダブルフェイス)」の柔らかな風合いが効いています。ふっくらとしたフォルムはまるで繭のようなムード。深いサイドスリットと大きなパッチポケット、共布のベルトなどディテールへのこだわりにも注目です。ライトグレーとブラックの2色展開です。
■3:凛としたウエストシェイプとツイード素材が調和するロングコート
ダーツをとったウエストから、裾に向かってフレアのシルエットを描くフェミニンなロングコートは、風格のある白黒のツイード素材を使うことで女らしさが際立っています。ホーンボタンをあしらったダブルブレスト、フラップ付きの大きなパッチポケットなどのマスキュリンな表情との融合が魅力の一着です。ホーンの留め具が付いたレザーベルト付き。
■4:構築的なフォルムと知的なブルーが光る、進化したピーコート
ヴァージンウール100%の「パンノドッピオ・アプリービレ(ダブルフェイス)」のオーバーサイズピーコートは、深いインクブルーのカラーリングも秀逸。前身頃はキモノスリーブ、後ろ身頃はラグランスリーブとなった立体的で丸みを帯びたシルエットが、着こなしに洗練された印象を授けます。
■5:奥深いメランジュカラーの贅沢カシミアピーコート
洗練された仕上がりがモダンなオーバーサイズピーコートは、深いニュアンス溢れるメランジュカラーのメランジカシミアを100%使用しています。裏地には、ブロンズカラーのキュプラサテンが付いて極上の着心地に。前身頃はキモノスリーブ、後ろ身頃はラグランスリーブ、また後ろ身頃にボリュームをもたせた立体感が現代的な一着です。
以上、マックスマーラの「2022年秋冬 アトリエコレクション」をご紹介しました。卓越した技術によるカットと縫製が生む立体感、上質な素材が醸し出す信頼感は、大人の女性の働くシーンにもぴったりです。今年の冬の装いにタイムレスな優雅さを添えるコートの数々、ぜひ公式サイトや店舗でチェックしてみてください。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- Precious.jp編集部