9月8日にエリザベス女王が逝去し、その後約10日間に及んだ服喪期間では、女王へ深い哀悼の想いを感じるブラックに身に包んでいたキャサリン皇太子妃。
ただ、彼女のゆるぎない品格をさらに輝かせるのは、ブラックはブラックでも強さをもったスタイル。華麗でエレガントな皇太子妃の最新ブラックルックをご覧ください。
■1:旬レッド×ブラックで迫力ある美しさを振りまいて
2022年9月27日、ウェールズを訪れた際のキャサリン皇太子妃。服喪期間後、初めての公務となります。
英国発の愛用ブランドのコートは、鮮やかなレッドと、ポケット&フロントにあしらわれたゴールドでハッと目を引く存在感。ボールドなデザインながら、シャープで大きな襟とテーラードシルエットにノーブルなムードが漂います。
コート以外はブラックでまとめてコントラストを効かせて。ワイドパンツにヒールを合わせてさらに脚長にみせています。手に持った小さめのトップハンドルバッグはコロンとした丸みあるシェイプ。クールな着こなしに愛らしさをひと匙加えています。
■2:ブラック×ゴールドでまとう品格と迫力のオーラ
9月22日、イギリス・ウィンザーで営まれた、エリザベス女王の葬儀に携わったボランティアや運営スタッフに感謝を伝えるキャサリン皇太子妃。
ノーカラーでスリムなシルエットの、ミドル丈のコートドレスを着用。上質な光沢が特徴のバージンウールシルク生地が用いられ、極上のブラックスタイルを演出します。アクセントとなるのは、ダブルブレストにあしらわれたゴールドのボタン。モード感を漂わせながら、華やぎを高めています。
耳元に優しくまろやかなパールを飾って柔らかな艶めきをプラス。足元までブラックでまとめて、ボリュームある金ボタンの輝きを満喫する装いに。
■3:世界を魅了!端正さをアピールするモノトーンドレス
5月19日にイギリス・ロンドンで開催された映画『トップガン: マーベリック』のプレミアには、ウィリアム皇太子とともにレッド カーペットに登場しました。
ホワイトのオフショルダーとボディにフィットするシルエットが特徴のブラックドレス。ロンドンを拠点に活動するフランス出身のデザイナーのものです。スタイリッシュな装いは皇太子のタキシードとさりげないリンクコーデのようでもあります。
デコルテをすっきりと出したモダンな一着には、ドロップタイプのイヤリングで煌めきをオン。甲にカットアウトがあしらわれたパンプスで、ミニマルな装いにさりげないアクセントを加え、足元まで抜かりなく。
内から湧きでる自信と輝きで、最近は無敵感まで漂わせるキャサリン皇太子妃の、華やかなブラックスタイルをご覧いただきました。変幻自在さも魅力の最愛カラー、ぜひ自らの個性を輝かせる装いの参考にしてくださいね。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子