表紙キャラクター大政 絢さんの“花上手になりたい!”

雑誌『Precious』表紙キャラクターの大政 絢さんが、「花上手」を目指して、話題のフローリストに新たな花の楽しみ方を教わる人気連載「“花上手”になりたい!」。

今回は、「イベントが増え、街も賑わう年の暮れには、いつもとは違うスペシャルなお花を選びたくなります。“意外性”を演出したいときにおすすめのギフト花を知りたいです」とのリクエストにお応えして、「ディリジェンスパーラー」主宰の越智康貴さんに、鮮やかな赤い花をセンスよく楽しむコツをレクチャーいただきました。

越智康貴さん
「ディリジェンスパーラー」主宰
表参道ヒルズでフラワーショップ「ディリジェンスパーラー」を手掛ける。センスのいい花選びでファッションブランドやスタイリストからの指名も多数。東京ミッドタウン内にも「イセタンサローネ デイ フィオーリ」を展開。東京都渋谷区神宮前4-12-10表参道ヒルズB1

This Month's Flower:「ドレスコードの感覚で楽しむ赤のギフト花」

「ディリジェンスパーラー」主宰の越智康貴さんに花の魅力を教わります。今月号では鮮やかな赤い花をセンスよく楽しむコツをレクチャー。

Flower Data:バラ 「サムライ」、アルストロメリア 「アヤックス」、ダリア 「熱唱」、ケイトウ 「アップルフリル」、ガーベラ 「カブ」、野バラの実、ヒペリカム 「ココリオ」、ハラン

AYA's Question:「華やいだ時期にふさわしい特別感を花で演出するには?」

「イベントが増え、街も賑わう年の暮れには、いつもとは違うスペシャルなお花を選びたくなります。最近は、白やグリーンといった、インテリアになじむお花を選びがちなので、“意外性”を演出したいときにおすすめのギフト花を知りたいです」(大政さん)。

Florist's Answer:「エネルギーに満ちた赤1色に潔く絞り込むことで魅惑的に」

「ギフトとしての印象を強く残したいときには、心が高揚する赤い花が効果的です。パーティでドレスコードがあると華やかなムードが増すように、花の色味は徹底して赤のみに絞ると華やかさも強調されます。

異なる質感を組み合わせると、赤1色でもニュアンスが生まれるので、想像以上にインテリアにも溶け込みます。エナメルのような艶やかな質感をもつ『野バラの実』や『ヒペリカム』と、ビロードのように起毛した『ケイトウ』をアクセントにすることで、表情が豊かになります。赤は無意識的に愛情を連想させる色でもあるので、ぜひ大切な人へのギフトとして選んでみてください」(越智さん)


「この冬はファッションでも赤がトレンドカラーとして注目されていますし、クリスマスもお正月も、赤い花がマッチするので、ぜひ挑戦してみたいです」(大政さん)。

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問い合わせ先

ディリジェンスパーラー

TEL:03-6434-7826

PHOTO :
川上輝明(bean)
EDIT&WRITING :
川口夏希、池永裕子(Precious)