今年で第25回を迎えた「三越ワールドウォッチフェア」。毎年晩夏に開催されるこのラグジュアリーウォッチ界の一大イベントは、今年も大きな賑わいを見せました。
雑誌『Precious』と『MEN'S Precious』では、2021年からコラボレーションをスタート。会場を訪れた方による特別投票アンケートを実施し、最も多く支持を集めた時計に編集部から【特別賞】を授与しています。
今回は「三越ワールドウォッチフェア賞」に輝いた、ピアジェ『ピアジェ ポロ』をご紹介します。
【三越ワールドウォッチフェア賞】ジェンダーを超えて支持された、名品ラグジュアリーウォッチの新色|ピアジェ『ピアジェ ポロ』
「ピアジェ」がムーブメント工房を構える、スイスとフランスの国境にそびえるジュラ山脈麓の村、ラ・コート・オ・フェ。そこに広がる雄大な自然からインスパイアされたグリーンと、艶やかなピンクゴールドのケースがエレガントに調和。手元に鮮やかなカラーインパクトを添えるラグジュアリースポーツウォッチに。
多くの時計ファンが訪れる「三越ワールドウォッチフェア」。会場に集うのは、時計をこよなく愛し、高い審美眼をもった「目利き」たちです。
その会場に実際に訪れた人たちが、いわば「審査員」となるこの特別賞。2022年はまさに、「ジェンダーレスウォッチ」を体現する『ピアジェ ポロ』が、多くの名品たちを抑えトップに輝きました。
女性にとっては、エレガントなジュエラーのイメージが強い「ピアジェ」ですが、実はウォッチメゾンとして創業し、ムーブメントを自社一貫製造できる生粋のマニュファクチュール。特に超薄型時計に関してはパイオニアといえる存在で、男性時計愛好家からも憧憬を集めています。
受賞作の『ピアジェ ポロ』は、まだ「ラグジュアリースポーツウォッチ」という言葉さえなかった1979年に誕生したメゾンのアイコンのひとつ。これまでさまざまな表現を用いて数々のバリエーションを展開してきましたが、2022年はダイヤル&ストラップに大胆にグリーンをまとい表情を一新させました。
42mmというケース径は、女性にとって少し大きく感じるはずですが、「ピアジェ」が誇る超薄型ムーブメントを搭載したスマートなケース厚によって、驚くほどしなやかに手首にフィット。パートナーと共有する「シェアウォッチ」としても最適なことも、男女問わず幅広い支持を集めた理由のひとつのようです。
「ピアジェ」のお家芸である薄型ムーブメント「1110P」をのぞかせる、サファイアケースバック。ローターにエングレービングされたメゾンの紋章が輝く。
※掲載した商品は、税込価格です。
※文中の表記は、PG=ピンクゴールドを表します。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 池田 敦(CASK)
- STYLIST :
- 関口真実
- EDIT&WRITING :
- 岡村佳代、安村 徹(Precious)