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プロフィール


名前:クリス・ロック(Chris Rock)

出生地:アメリカ合衆国 サウスカロライナ州

生年月日:1965年2月7日

1984年から、コメディアンとしての活動を開始。エディ・マーフィーに見初められ、1987年公開の『ビバリーヒルズ・コップ2』でスクリーンデビュー。アメリカにおけるテレビ業界の権威・エミー賞、音楽界の権威・グラミー賞を複数回受賞したほか、映画界の権威であるアカデミー賞授賞式の司会を3回務めている。

私生活では、元広報担当者で福祉事業家のマラーク・コンプトン・ロックと1996年に結婚。娘ふたりをもうけたほか、新たに女児ひとりを養子として迎えた。約2年間にわたる離婚協議の末、2016年に離婚が成立した。

「若いころ」「昔」の写真10選

はじめに、クリス・ロックの昔の写真をピックアップ。

1988年(23歳ごろ)アメリカン・ミュージック・アワード

ダリル・マクダニエルズとのツーショット。
ダリル・マクダニエルズとのツーショット。

1992年4月(27歳)

1993年(28歳ごろ)映画『CB4』のポートレート

1993年10月(28歳)ナイトクラブのオープニングイベント

シンディ・クロフォードとのツーショット。
シンディ・クロフォードとのツーショット。

1994年(29歳ごろ)CableACE Awardの授賞式

1997年1月(31歳)ニューヨークで開催されたイベントに出席

1997年7月(32歳)1997 MTV Video Music Awards

1997年9月(32歳)エミー賞の授賞式

1999年2月(34歳)コンサートでのパフォーマンス

2000年5月(35歳)第53回カンヌ国際映画祭

『ベティ・サイズモア』のフォトコールに登場。
『ベティ・サイズモア』のフォトコールに登場。

「映画」代表作10選

コメディアンだけではなく、俳優としても活躍するクリス・ロック。彼の出演映画のうち、10タイトルを解説します。

『9デイズ』(2002年)

ニューヨークで行われたプレミア上映会に出席。左からジェリー・ブラッカイマー、クリス・ロック、サー・アンソニー・ホプキンス。
ニューヨークで行われたプレミア上映会に出席。左からジェリー・ブラッカイマー、クリス・ロック、サー・アンソニー・ホプキンス。

任務遂行中に殉職したCIAの諜報員ケヴィン・ポープ、ケヴィンの双子の弟で“身代わり”として任務遂行を依頼されるジェイク・ヘイズの役をひとりで演じた。

あらすじ:CIAは、テロリストのドラガン(マシュー・マーシュ)に殺害された諜報員ケヴィンの双子の弟・ジェイクの存在を知り、“身代わり”を依頼。10万ドルの報酬のために依頼を引き受けたジェイクは諜報員としての訓練を受けたのち、現場へ向かう。

『ロンゲスト・ヤード』(2005年)

ロサンゼルスで行われたプレミア上映会に出席。左からアダム・サンドラー、バート・レイノルズ、クリス・ロック。
ロサンゼルスで行われたプレミア上映会に出席。左からアダム・サンドラー、バート・レイノルズ、クリス・ロック。

1974年に公開された同名作品のリメイク。原作に出演したバート・レイノルズのほか、ボブ・サップをはじめとする格闘家やフットボールリーグ出身者が多数出演していることでも知られる。クリスは、囚人によるフットボールチームの選手を集めるケアテイカーの役を演じた。

あらすじ:八百長疑惑により選手生命を絶たれたフットボールの名手・ポール(アダム・サンドラー)は、今や飲酒運転の罪で実刑判決を受けた囚人である。所長・ヘイズン(ジェームズ・クロムウェル)により、フットボールの“囚人チーム”の結成を強要されたポールは、ケアテイカーと共に選手集めに奔走する。

『セックス・アンド・ザ・バディ』(2007年)

ロサンゼルスで行われたプレミア上映会に出席。左からスティーヴ・ブシェミ、クリス・ロック、ケリー・ワシントン、ジーナ・トレス。
ロサンゼルスで行われたプレミア上映会に出席。左からスティーヴ・ブシェミ、クリス・ロック、ケリー・ワシントン、ジーナ・トレス。

1972年にフランスで公開された『愛の昼下がり』のリメイクで、クリスが監督・脚本・製作・主演を務めた。幸せな家庭を築く主人公、リチャードを演じる。

あらすじ:マンハッタンの金融機関で働きつつ、ごく普通ながら幸せな家庭を築くリチャード。しかし、妻のブレンダ(ジーナ・トレス)は育児を優先するばかりで、夫妻はセックスレス状態に陥っていた。さらに、リチャードは友人の元恋人ニッキー(ケリー・ワシントン)と急接近していく。

『グッド・ヘアー ~アフロはどこに消えた?~』(2009年)

2009年10月1日、ロサンゼルスで行われたプレミア上映会に出席するニア・ロングとクリス・ロック。
2009年10月1日、ロサンゼルスで行われたプレミア上映会に出席するニア・ロングとクリス・ロック。

クリスが娘から訊ねられた質問がきっかけで誕生したドキュメンタリー映画。自身で脚本・製作総指揮を手がけた。

あらすじ:クリスは娘からの質問をきっかけに、アフリカ系アメリカ人のルーツに迫ることとなる。髪型を中心に、アフリカ系アメリカ人の女性を取り巻く問題を考える。

『お葬式に乾杯!』(2010年)

2010年4月12日、ロサンゼルスで行われたプレミア上映会に出席するトレイシー・モーガンとクリス・ロック。
2010年4月12日、ロサンゼルスで行われたプレミア上映会に出席するトレイシー・モーガンとクリス・ロック。

2007年公開の『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』のリメイク。クリスは主人公のアーロン役を務めたほか、製作にも参加している。

あらすじ:長男であるアーロンは、父の葬儀を取り仕切ることになった。悲嘆に暮れる母シンシア(ロレッタ・デヴァイン)と、空気を読まずに日常生活の優先を強いる妻ミチェル(レジーナ・ホール)の板挟みにされた挙句、何かとお騒がせの親族によってストレスは膨れ上がる一方。とどめと言わんばかりに、謎の男性が現れる。

『アダルトボーイズ青春白書』(2010年)

2010年7月30日、ベルリンで行われたプレミア上映会に出席。左からクリス・ロック、デヴィッド・スペード、ケヴィン・ジェームズ、アダム・サンドラー。
2010年7月30日、ベルリンで行われたプレミア上映会に出席。左からクリス・ロック、デヴィッド・スペード、ケヴィン・ジェームズ、アダム・サンドラー。

“専業主夫”として生活するカートの役を演じる。日本でも劇場公開予定だったがキャンセルとなり、2011年にDVDが発売された。

あらすじ:レニー(アダム・サンドラー)、エリック(ケヴィン・ジェームズ)、カート、マーカス(デヴィッド・スペード)、ロブ(ロブ・シュナイダー)。学生時代にバスケットボール大会で優勝した5人のおじさんが、恩師の訃報をきっかけに再集結。少年時代を思い出し、再び青春を満喫する……はずだった。

『ニューヨーク、恋人たちの2日間』(2012年)

2012年8月8日、ニューヨークで行われた上映会に出席するジュリー・デルピーとクリス・ロック。
2012年8月8日、ニューヨークで行われた上映会に出席するジュリー・デルピーとクリス・ロック。

ジュリー・デルピーが監督・脚本・製作・音楽・主演を務めた作品で、2007年公開の『パリ、恋人たちの2日間』の続編。クリスは、ジュリー演じる主人公・マリオンの新恋人ミンガス役で出演。

あらすじ:シングルマザーとなった写真家マリオンは、DJとして活躍するシングルファーザー・ミンガスと出会い、ニューヨークのアパートで4人暮らしをしている。マリオンの個展に合わせて訪れた父ジャノ(アルベール・デルピー)と妹ローズ(アレクシア・ランドー)は極めて自由奔放なうえに、ローズの恋人マニュ(アレックス・ナオン)はなんとマリオンの元恋人でもあった。

『アダルトボーイズ遊遊白書』(2013年)

2013年7月10日、ニューヨークで行われたプレミア上映会に出席するデヴィッド・スペードとクリス・ロック。
2013年7月10日、ニューヨークで行われたプレミア上映会に出席するデヴィッド・スペードとクリス・ロック。

『アダルトボーイズ青春白書』の続編で、引き続きカート役を演じた。映画評論家からの評価は散々なものであり、“最低な映画”を選出するゴールデンラズベリー賞で9つもの部門にノミネートされる結果となった。反面、全世界の合計興行収入は明らかな黒字であり、映画ファンからは一定の評価も得ている。

あらすじ:静穏な生活を目指して故郷に戻ったレニー(アダム・サンドラー)は、カートからさっそくパーティーを提案される。エリック(ケヴィン・ジェームズ)やマーカス(デヴィッド・スペード)加わりパーティーが始まるが、“縄張り”で対立していた学生グループが乱入し、殴り合いに発展してしまう。

『トップ・ファイブ』(2014年)

2015年3月14日、シドニーで行われた上映会に出席。
2015年3月14日、シドニーで行われた上映会に出席。

本作でクリスは主人公のアンドレ・アレンを演じたほか、監督・脚本も務めた。たびたび共演しているアダム・サンドラーや、『天使にラブ・ソングを…』シリーズで知られるウーピー・ゴールドバーグなど、数名のコメディアンや俳優が本人役で出演している。

あらすじ:コメディアンとして成功を収めたアンドレは、自身の人気下降に気づいていた。主演を務めるシリアス映画宣伝のため、結婚式のテレビ中継を利用することまで考えるほどに。しかし、ジャーナリストのチェルシー(ロザリオ・ドーソン)からインタビューを受けたことで、自身を見つめ直すきっかけを得る。

『ウィーク・オブ・ウェディング』(2018年)

2018年4月23日、ニューヨークで行われたプレミア上映会に出席。左からロバート・スミゲル監督、クリス・ロック、アダム・サンドラー、ローランド・バック3世。
2018年4月23日、ニューヨークで行われたプレミア上映会に出席。左からロバート・スミゲル監督、クリス・ロック、アダム・サンドラー、ローランド・バック3世。

クリスと同じく『サタデー・ナイト・ライブ』で名を馳せたロバート・スミゲルが初監督を務めた作品。クリスは、結婚が決まった息子のために奮闘するカービィ・コルティスを演じた。

あらすじ:カービィは、息子の婚約者の父ケニー(アダム・サンドラー)と協力しつつ、結婚式の準備に追われる日々。しかし、ふたりは性格から人生観に至るまで、決定的な違いがあった。決して良好とは言えない仲を続けるうちに、想定外のトラブルが発生する。

「元妻/子ども」の写真10選

クリス・ロックは、広報担当として働いていたマラーク・コンプトン・ロックと1996年11月に結婚。2002年に長女のローラ、2004年に次女のザーラが誕生しました。さらに、南アフリカ共和国出身の女児ントンピを養子として迎えています。2014年には離婚問題が表面化し、2016年に離婚が成立しました。ここで、元妻マラークや子どもたちとの写真をピックアップしました。

1994年 結婚前のクリスとマラーク

1996年9月 MTVビデオ・ミュージック・アワードの授賞式

2か月後にふたりは結婚した。
2か月後にふたりは結婚した。

2007年10月 『ビー・ムービー』プレミア上映会に家族揃って出席

クリスとマラークの間に立っているのは長女ローラ、マラークが抱いているのは次女ザーラ。
クリスとマラークの間に立っているのは長女ローラ、マラークが抱いているのは次女ザーラ。

2009年3月 キッズ・チョイス・アワードの授賞式に家族揃って出席

2010年11月 家族で野球観戦

マラークが抱いているのは養子のントンピ。
マラークが抱いているのは養子のントンピ。

2010年12月 第33回ケネディ・センター名誉賞の授賞式

2011年6月 第65回トニー賞の授賞式

2012年6月 『マダガスカル3』プレミア上映会に家族揃って出席

2013年5月 トリプルネガティブ乳がんの啓発イベント

2016年9月 第68回プライムタイム・エミー賞の授賞式

離婚成立後に撮影されたツーショット。
離婚成立後に撮影されたツーショット。

「男前遍歴」10選

ときにはクールに、ときにはコミカルに魅せるクリス・ロックの男前遍歴を、10枚の写真にまとめました。

1993年(28歳ごろ)

1997年(32歳ごろ)ハリウッドでのライブ

2001年(36歳ごろ)『天国からきたチャンピオン 2002』プレミア上映会

エディ・マーフィーとのツーショット。
エディ・マーフィーとのツーショット。

2003年3月(38歳)『トータル・リクエスト・ライブ』出演時

2005年2月(40歳)第77回アカデミー賞授賞式

アカデミー賞授賞式の司会を初めて務めた。
アカデミー賞授賞式の司会を初めて務めた。

2009年9月(44歳)第34回トロント国際映画祭

2012年5月(47歳)『恋愛だけじゃダメかしら?』プレミア上映会

2014年6月(49歳)BET Awardsでのスピーチ

2017年3月(52歳)ハリウッドでのライブパフォーマンス

2020年1月(54歳)テレビドラマ『ファーゴ』の宣伝

「現在」の写真10選

最後に、クリス・ロックの現在の姿をとらえた写真を10枚ピックアップしました。2022年3月に遭遇した“平手打ち騒動”もどこ吹く風で、積極的に活動中。新恋人とされる女優とのデートが目撃されるなど、注目の的となっています。

2022年3月(57歳)ナショナル・ボード・オブ・レビュー・ガラ

2022年3月(57歳)ポール・トーマス・アンダーソンとのツーショット

2022年3月(57歳)第94回アカデミー賞授賞式の司会

司会を務めるのは3回目。この舞台上で“平手打ち騒動”が起きた。
司会を務めるのは3回目。この舞台上で“平手打ち騒動”が起きた。

2022年4月(57歳)ニューヨークの街を散歩する姿

2022年6月(57歳)ニューヨークで目撃されたクリス

2022年7月(57歳)新恋人とされるレイク・ベルとのツーショット

2022年9月(57歳)レッド・ホット・チリ・ペッパーズの公演

ステージ上でトークを行う光景。
ステージ上でトークしている光景。

2022年9月(57歳)トム・フォードとのツーショット

2022年9月(57歳)ニューヨークで撮影

2022年11月(57歳)ニューヨークで撮影

この記事の執筆者
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Getty Images