白州の清らかな水と調和した酒造りを理念とし、水と米の旨味、エレガントさと繊細さの絶妙なバランスを追求する山梨の老舗酒蔵「七賢」が、アラン・デュカスとジェラール・マルジョンとの緊密なコラボレーションにより『アラン・デュカス スパークリング サケ』を作り出しました。
今回は七賢とアラン・デュカスとの出会いによって生み出されたスパークリング日本酒『アラン・デュカス スパークリング サケ』と、日本酒とフレンチの新たなマリアージュをご紹介します。
山梨・白州の清らかな水と、地中海のインスピレーションから生まれた『アラン・デュカス スパークリング サケ』
『アラン・デュカス スパークリング サケ』は、豊かな瑞々しさをたたえる泡立ちの中にさくらんぼのニュアンスを持つ香りが漂い、樽熟成ならではの淡い苦みを帯びた甘味の波が押し寄せ、穏やかで心地よい余韻をもたらします。
七賢の醸造責任者 北原亮庫氏は、デュカス・パリのシェフソムリエ ジェラール・マルジョン氏の描く味わいのディレクションを受け、桜の樽での熟成、瓶内二次発酵という手法を用いてこのスパークリング日本酒を完成させました。そして、今秋、『アラン・デュカス スパークリング サケ』とフランス料理とのマリアージュをパリとモナコ、東京でお披露目しました。
日本酒最高峰と珠玉のフレンチのマリアージュ
今秋行なわれたイベントは、スパークリング・サケのお披露目の場となっただけではなく、フランス料理フルコースに七賢の日本酒がペアリングされ、料理に合わせる日本酒ではなく、日本酒を中心としたフランス料理が提供される場となりました。
レゼコーやフィガロなどのフランスのメディアや食のプロフェッショナルのインフルエンサーから大変高い評価を受け、日本酒の新たな魅力が発見されたイベントとなりました。
「ベージュ アラン・デュカス 東京」で行われた特別ディナーでは、「近海の一本釣り中トロ、洋梨の酒煮とカブ、ヘーゼルナッツ」に対して、七賢の“Expression 2006”が。デセールのル ショコラ アラン デュカスのショコラに対しては、“甲斐駒”を合わすなど、そのマリアージュの多彩さ、そして七賢の日本酒の持つ普遍性が料理を通じて感じられるものに。
このイベントは、パリ、モナコ、東京とワールドワイドに展開され、各国で披露されています。
イベントでの特別料理はこの一夜限りのものではありますが、「
フランス料理と日本酒のマリアージュについて、アラン・デュカスグループのシェフソムリエ、ジェラール・マルジョン氏は次のように述べています。
「フランス料理と日本酒のマリアージュは非常に面白い組み合わせです。特に七賢のスパークリングは、桜の木の樽に入れることより、ワインに含まれるタンニンのテクスチャーに近いものが生まれ、赤ワインを醸造する際に出る渋みのタンニンのように、ワインに近づくように思います。細かい泡が特徴のこのスパークリング・サケは、フランス料理に合いますが、シャンパーニュのように、世界中のどんな料理にも合うように思います。現在、フランスで日本酒がブームなのは、世界中でワイン造りが活発な中、日本酒のようにまだ知られていない文化に出逢いたい好奇心と日本の伝統と文化に対するリスペクトからなのだと思います。」
地中海と結びついたアラン・デュカス氏の魂と深いインスピレーション、そして七賢を育んだ山梨の精神性。「アラン・デュカス スパークリング サケ」は両者のマリアージュを堪能できるスパークリング日本酒となっています。
年末年始の食の場で…和とフレンチの新たな出会いでもあるこの1本で、食材との相性をご自身でも新発見してみませんか? 作り手たちの思いを感じてみてください。
『アラン・デュカス スパークリング サケ』詳細
テイスティングノート
瑞々しさを感じる泡立ちの中にさくらんぼのニュアンスを持つ香りが漂い、樽熟成ならではの淡い苦みを帯びた甘みが穏やかで心地よい余韻をもたらします。
内容量
720ml
アルコール分
12度
飲用温度
冷やして◎
価格
¥5,500
販売店
七賢公式オンラインショップの他、下記百貨店等
・東急百貨店 吉祥寺店
・高島屋 横浜店
・いまでや
・勝鬨酒販
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
問い合わせ先
- TEXT :
- Precious.jp編集部