おしゃれ賢者編|2泊3日の「My スマートワードローブ」
洗練されたライフスタイルとおしゃれに注目が集まる“プレシャスキャリア”のおふたりに、2泊3日のワードローブと着こなしに加え、それにまつわるこだわりを教えていただきました!
今回は、ライフ・エナジャイザー、「NORH」代表取締役・植原ほのさんの「スマートワードローブ」をご紹介します。
「旅先の多彩なシーンは愛するジュエリーで自分らしく、柔軟に」(植原さん)
「遠方に住んでいらっしゃる顧客の方のために、出張することがよくあります。延泊して、翌日、周辺をゆっくりと観光するのも好きな過ごし方のひとつ」と語る、植原さん。
昨年立ち上げた「THE SALON by NORH」は、完全アポイントメント制の“旅するプライベートサロン”。お客様ひとりひとりの好みやライフスタイルに合わせて、植原さんが服やジュエリーをセレクト&買い付け。あえて店舗はもたず、ホテルのスイートルームなどに厳選したアイテムを集めてもてなす、まさに幻のセレクトショップです。
お客様をスタイリングしたり、一緒にディナーを楽しむ際のラグジュアリーなファッションと、ひとりで観光を楽しむ際のアクティブなファッション。振り幅のある装いの軸はジュエリーなのだそう。
「同じ服でも昼と夜でジュエリーを替えたり、カジュアルな装いに輝きを効かせたり…。ジュエリーがあるだけで、限られた旅のワードローブにぐっと広がりが出る。だから私の旅は、いつもたくさんのお気に入りジュエリーが相棒です」
■:DAY1(日中)|黒×ネイビーのシックな装いに存在感のあるジュエリーを
都内から移動して、ホテルのスイートルームでセッティング、顧客をもてなす1日目の日中。
「あくまで主役はお客様ですから、シックな配色が基本。“ロゼッタ ゲッティ”の黒ジャケットや“ピエール・バルマン”のネイビータンクトップで品よくまとめます。“パルトウ”の黒パンツは、ワイドシルエットがエレガントで動きやすい。“サイモン・アルカンタラ”のピアス、ネックレス、バングルで華やかなアクセントをつくります」
■:DAY1(夜)|服やジュエリーをアレンジしてドレスアップムードに!
前職も含め、20年以上もの付き合いの顧客の方もいて、一緒にディナーを楽しむことも。
「服は昼間と同じですが、着方やジュエリー使いで表情をチェンジ。ジャケットは肩掛けor手持ちにして、シルクタンクトップの艶感を際立たせます。ピアスは“サイモン・アルカンタラ”の大ぶりのものに、ネックレスはアレンジを変えて、夜のシーンにふさわしい装いに。“ステラ マッカートニー”のチェーンバッグで煌めきを加えます」
■:DAY2(日中)|ジュエリーが煌めく大人カジュアルで島巡りを堪能
プライベートな時間を楽しむ2日目は、近くの島まで足を延ばすことも。
「その土地を知りたいので、徒歩やレンタルサイクルで気ままに巡るのが好き。そんなときは、自然の中でもなじむ色や素材の服を選びます。“プロエンザスクーラー”の柔らかなニットとショルダーバッグ、“ミハラヤスヒロ”のデニム、“ナイキ”のスニーカーでヘルシーに。ボリューミーなリングや、遊び心のあるイヤカフでリッチなエッセンスを加えます」
■:DAY2(夜)|現地でのひとりディナーこそ華やかな着こなしで楽しむ
2日目はその土地らしさが味わえるお店でディナーを楽しむ、という植原さん。ドレスアップして行くと地元の人も喜んでくれて、会話のきっかけも生まれるそう。
「日中はアクティブに動くので、一度ホテルに戻り、シャワーを浴びて着替えます。“プルーン・ゴールドシュミット”のグリーンのシルクブラウスに“ザ・ロウ”のダークグリーンパンツ、“ヤエル・ソニア”の揺れるピアスや“サイモン・アルカンタラ”のイヤカフで華やかに」
■:DAY3|リボンタイが小粋なジャケットスタイルで都内へ
都内に戻る日は、着心地がよくて、仕事スイッチが再びオンになるようなコーディネートで。
「ジャケットは1日目のものを着回し。ジャージー素材なので着ていてラクでシワにならず、出張向き。インナーは“ポステレガント”の透け感のあるウールニットを。ネックレスの代わりに“サンローラン”のリボンタイで、メンズライクな品のよさを効かせます。
“バレンシアガ”のバッグは、金具やジップまでALLブラックというところが好み」
※掲載アイテムはすべて私物になりますので、ブランドへのお問い合わせはご遠慮ください。
- PHOTO :
- 佐藤 彩
- EDIT&WRITING :
- 今村紗代子、古里典子(Precious)
- スタイリング協力 :
- 金井あい