【目次】

カシミヤとは?


撮影/佐藤 彩

カシミヤの名は、インド北境・カシミール地方の山羊の毛を製品化したことに由来します。15世紀にシルクロードを通じてローマに渡ったカシミヤ製品は、その極上の暖かさと美しさが評判になり、貴族の間で大流行。後にナポレオン3世の妻、ウジェニー皇后が愛用したことで知名度を広げたそうです。

原材料となるカシミヤ山羊は、主にアジア大陸の寒暖差が激しい山岳地方に生息。冬季には氷点下30℃にまで下がる厳しい環境下で、極寒から身を守るため、剛毛の下にやわらかなうぶ毛を蓄えます。

そのうぶ毛が、カシミヤ製品の原材料となります。アフガニスタンやイラン産なども知られていますが、中国の内モンゴル自治区産が、世界的にも圧倒的な質を誇るとされています。

そのやわらかさに包まれれば心までほぐれ、暖かな気分になるカシミヤという大人を惹きつける素材を使ったワードローブでつくる、冬の上質なコーディネートをお楽しみください。

カシミヤマフラー&ストールコーデ


【1】大判カシミヤストール×ニット×ワイドパンツ

大判カシミアストール×ニット×ワイドパンツ
大判カシミヤストール[147×183㎝]¥170,000(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、カシミヤニット¥75,000・パンツ¥48,000(ブラミンク)、ボールチェーン¥720,000・ホワイトアゲートのペンダントトップ¥150,000・右手中央のブレスレット¥340,000(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、右手のブレスレット/手首側¥750,000・奥のダイヤモンド¥1,500,000(ケイテン)、時計¥3,350,000(ソーウインド ジャパン〈ジラール・ペルゴ〉)、バッグ¥59,000(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、靴¥152,000/オーダー価格(J.M. WESTON 青山店)
[Precious12月号87ページ] 撮影/熊澤 透

この冬、大活躍しそうなベージュのワイドパンツには、程よいフィット感のクルーネックセーターを、ぜひとも華やかな「白」で取り入れて。靴もクラシックな白の男靴を選べば、清潔感のある大人のトラッドが完成します。

【2】カシミヤストール×ニットブルゾン×パンツ

カシミアストール×ニットブルゾン×パンツ
カシミヤのニットブルゾン¥406,000・カシミヤのストール¥62,000・コットンストレッチのパンツ¥88,000・靴¥107,000(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店)、バングル¥690,000・時計¥720,000(ブルガリ ジャパン)、バッグ¥571,000(デルヴォー・ジャパン)
[Precious12月号90ページ] 撮影/佐藤 彩

ワッフルのような編み目から生まれるニットの陰影が、カシミヤの優しい質感を引き立てるブルゾン。重ねた白が絶妙なトーンで、異素材の組み合わせから表情も豊かになります。スポーティーな小物選びも、バッグだけはトップハンドルでエレガントを忘れずに。

【3】カシミヤローゲージストール×ニット×パンツ

カシミアローゲージストール×ニット×パンツ
カシミヤのケーブルニット¥178,000・カシミヤのローゲージストール¥68,000(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ〉)、パンツ¥57,000(アオイ〈マルゴン〉)、バッグ¥597,000(デルヴォー・ジャパン)
[Precious12月号94ページ] 撮影/熊澤 透

白ニット×ピンクのバッグという、本来なら甘く見えがちな組み合わせも、旬のローゲージニットやストールの無造作な巻き方に、クラシックなトップハンドルバッグを合わせる外しワザが、断然こなれてかっこいい。カジュアルニットには端正バッグで色を差すのが大人の定番です。

【4】カシミヤ縦長ストール×ニット×スカート

カシミア縦長ストール×ニット×スカート
カシミヤの縦長ストール[73×183㎝]¥68,000(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、カシミヤのニット¥39,000(Theory luxe)、スカート¥56,000(J&M デヴィッドソン 青山店)、ピアス¥430,000(アルテミス・ジョイエリ〈マッティオリ〉)、バッグ¥59,000(三喜商事〈ボルボネーゼ〉)
[Precious12月号95ページ] 撮影/熊澤 透

ツイードスカートは、冬の仕事スタイルをシックに彩る必須アイテム。さまざまな色糸が織り交ぜられるなか、ピンクが女らしい温もりを感じさせるツイードは、優しい白カシミヤと好相性です。ややサンドベージュがかった「オイスター」という名のオフ白ストールで、ふんわりと優しいオーラをまとって。

【5】カシミヤストール×ワンピース

カシミアストール×ワンピース
ワンピース[細ベルト付き]¥84,000・ベルト¥45,000・ストール¥84,000・バッグ¥167,000(マックスマーラジャパン〈マックスマーラ〉)
[Precious11月号298ページ] 撮影/熊澤 透

「ザ・ウールマーク・カンパニー」とのコラボレート素材である、ツイード調のウールジャージーを使った七分袖ワンピース。体の動きを妨げないストレッチ性のある素材感と巧みなタックディテールで快適な着心地を約束してくれます。ラパンレックスファーを、ちょうど襟あたりにくるようにあしらった黒のカシミヤストールをはおって。

【6】カシミヤストール×ニット×タイトスカート

カシミアストール×ニット×タイトスカート
ニット¥34,000・ニット¥29,000(Theory luxe)、スカート¥28,000(wb)、ストール[柄]¥59,000・[無地]¥68,000(ボーダレス〈ベグアンド コー〉)、ネックレス¥1,910,000・ブレスレット¥850,000・リング¥250,000(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ¥28,000(ファビオルスコーニ 六本木店〈ファビオルスコーニ〉)、靴¥69,000(アマン〈ペリーコ〉)、傘¥158,000(マッキントッシュ ジャパン〈トラディショナル ウェザーウェアー〉)
[Precious2月号98ページ] 撮影/水田 学(NOSTY)

柄&無地のカシミヤストール2枚を活用。地厚な無地のカシミヤストールはコート代わりにはおって。柄ストールを首元にコンパクトに巻けば、重心がアップして、スタイルアップを狙えます。

【7】カシミヤストール×ニット×パンツ×コート

カシミアストール×ニット×パンツ×コート
コート¥475,000(ヘルノ・ジャパン)、ニット¥21,000(HAUNT代官山/ゲストリスト〈HAUNT〉)、パンツ¥26,000(エンフォルド)、ジョンストンズのストール¥43,000・グローブ¥13,000・ホーマーズの靴¥55,000(プレインピープル丸の内)、バッグ¥18,000(レキップ)、トランク¥105,000(リモワ サービス)
[Precious2月号100ページ] 撮影/水田 学(NOSTY)

豊かな自然に囲まれた、箱根のホテルでリフレッシュするときには、ラビットファーのジレをまとい、リッチな温もりを。グレー&ネイビーの2色使いのストールは、シンプルに巻くだけで、カジュアルに洗練が加わります。

【8】カシミヤリブマフラー×ニットポンチョ×パンツ

カシミアリブマフラー×ニットポンチョ×パンツ
オフタートルのカシミヤのニットポンチョ¥132,000・ウールカシミヤのリブマフラー¥40,000(クルチアーニ 銀座店〈クルチアーニ〉)、カシミヤニット¥94,000(ウールン商会〈ファビアナ フィリッピ〉)、ニットパンツ¥29,000(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、ニットグローブ¥19,000(edit & co.〈YURI PARK CAPO COMPLETO〉)、ブーツ¥86,000(プレインピープル丸の内〈フリーランス〉)
[Precious11月号62ページ] 撮影/浅井佳代子

存在感が格別なのはもちろん、思いのほか動きやすいのが、ニットポンチョ。リブマフラーを無造作に巻くと、さらにこなれ感がアップします。ニットもやはり、グレー系でまとめるだけで都会的な雰囲気に。

カシミヤマフラー&ストールブランド


【1】Begg & Co(ベグ アンド コー)のカシミヤストールの名品「アラン」

Begg & Co(ベグ アンド コー)のカシミアストールの名品「アラン」
カシミヤのストール『アラン』[73×183㎝]¥74,000(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)
[Precious2月号81ページ] 撮影/小池紀行(パイルドライバー)

ふっくらとした程よい厚みと、やわらかな肌触り、絶妙な色出しで、ラグジュアリーマガジン『Precious』のスタッフにも愛用者が多いカシミヤストールの名品「アラン」。シンプルな服にもカジュアルなニュアンスを上品に添えてくれる、とびきり優秀な巻き物です。

カシミヤニットセーターコーデ


【1】カシミヤタートルニット×ケープ×パンツ

カシミアタートルニット×ケープ×パンツ
ケープ¥390,000・カシミヤのタートルニット¥112,000・ストレッチカシミヤ×シルクフランネルのパンツ¥237,000・ファートリミングのバッグ[レザーストラップ付き]¥436,000・別売りファーストラップ¥120,000(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店)、ピアス¥265,000・リング¥155,000・バングル[手首側から]¥1,580,000・¥640,000(ブルガリ ジャパン)
[Precious12月号69ページ] 撮影/熊澤 透

肩がけした瞬間にわかる、類いまれなやわらかさと軽さ。最高品種の誉れ高いヒルカス子山羊のうぶ毛を梳すいて採取した希少なベビーカシミヤは、高級カシミヤブランドならではのエクスクルーシブ素材です。存在感あるケープにこそ、この心地よい軽やかさが必要。タートルネックニットとパンツの1トーンコーディネートのポイントに加えた、通勤カジュアルスタイルです。

【2】カシミヤケーブルニット×コート

カシミアケーブルニット×コート
コート¥790,000・タートルニット¥220,000・パンツ¥110,000(トム フォード ジャパン)、サングラス¥52,000(トム フォード アイウエア)、グローブ¥97,000(キートン)、時計¥2,680,000(ソーウインド ジャパン〈ジラール・ペルゴ〉)、バッグ¥2,530,000(デルヴォー・ジャパン)
[Precious12月号71ページ] 撮影/熊澤 透

黒いカシミヤのケーブルニットに、グレーのダブルフェースカシミヤのフーデッドコートを肩がけ...そんないい女仕様のカシミヤカジュアルを、さらに盛り上げるのがリッチな小物使いです。光沢を放つアリゲーターのバッグに、チャーミングなファー付きグローブを携えた手元には、大ぶりの時計が好相性。シックカラーでまとめれば、華麗な女らしさを演出できます。

【3】ファー付きカシミヤニット×パンツ

ファー付きカシミアニット×パンツ
ファー付きカシミヤニット¥160,000・パンツ¥55,000(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、ピアス¥1,844,000(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ¥269,000・靴¥74,000(JIMMY CHOO)
[Precious12月号88ページ] 撮影/熊澤 透、佐藤 彩(静物)

カシミヤのやわらかさが伝わるドレープニットで、女らしい抜け感を加えたコーディネート。身ごろと袖がゆったりとつながり、背中にきれいなドレープが生まれるニットは、襟ぐりのふんわりファーが華やかで、女らしいシルエットへと導いてくれます。プリーツスカートに見えるグレージュのパンツに、ポインテッドトウのパンプスで細い足首を強調して、甘く淡いグラデーションをキリッと引き締めて。バッグで加えた、ゴールドチェーンの煌きも効果的です。

【4】カシミヤニット×マント×パンツ

カシミアニット×マント×パンツ
マッックスマーラのカシミヤのマント¥216,000・フード付きストール¥61,000・パンツ¥57,000・サングラス¥27,000・エス マックスマーラのカシミヤニットチュニック¥89,000(マックスマーラ ジャパン)、パールネックレス¥90,000(チェルキ〈ミッレ〉)、時計¥3,250,000(ソーウインド ジャパン〈ジラール・ペルゴ〉)、バッグ¥373,000(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴¥77,000(セルジオ ロッシ)
[Precious12月号92ページ] 撮影/佐藤 彩

フリンジ付きのカシミヤマントは、シンプルな装いにさらりとはおるだけで、センスアップできる一枚。色も質感もこっくりと重ねながら、足元にはヒールパンプスで、程よい緊張感を忘れずに。揺れるマントと艶めき小物で、優雅な女らしさを強調して。

【5】カシミヤニット×ロングスカート

カシミアニット×ロングスカート
ニット¥280,000・スカート¥450,000・リング各¥41,000・バッグ¥290,000・靴¥135,000(クリスチャン ディオール〈ディオール〉)
[Precious12月号116ページ] 撮影/宮本直孝

指を触れるたび幸福感をくれる、ふっくらと立体的なカシミヤニット。今季らしいボリュームonボリュームのシルエットを満喫するなら、シルク素材のロングスカートと贅沢なレイヤードを楽しんで。光を受けるたび繊細な光沢を放つキャメル色のカシミヤが、ゴールドジュエリーにも負けぬ洗練された華やかさを演出してくれます。

【6】カシミヤニット×デニムパンツ×ジレ

カシミアニット×デニムパンツ×ジレ
ジレ¥180,000(ストラスブルゴ〈マンツォーニ〉)、ニット¥85,000(クルチアーニ 銀座店)、パンツ¥24,000(サザビーリーグ〈カレント エリオット〉)、ピアス¥565,000・ペンダント¥390,000・ブレスレット¥390,000(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ¥160,000(J&M デヴィッドソン青山店)、靴¥95,000(J.M. WESTON 青山店)
[Precious2月号73ページ] 撮影/熊澤 透

アンゴラファーのジレを主役にしたリッチカジュアル。濃紺のカシミヤシルクニットとインディゴデニムは、色でグレージュを引き締めるのはもちろん、タイトなシルエットに仕上げると、ジレのボリューム感が際立ちリュクスな雰囲気が高まります。配色センスで魅せるデニムカジュアルの最新流儀でおしゃれ上級者を目指しましょう。

【7】カシミヤ100%タートルニット×ストール

カシミア100%タートルニット×ストール
タートルニット¥53,000(ブラミンク)、ストール¥45,000(オルドス ファッション ジャパン〈オルドス〉)、時計¥3,850,000(ヴァシュロン・コンスタンタン)、リング¥185,000・ピアス[1点価格]¥185,000(ダミアーニ 銀座タワー)
[Precious11月号107ページ] 撮影/石倉和夫

日常を豊かに彩るきれいめカジュアルは小物使いで見違えます! タートルニットは休日の黒タートルとして愛用したい、ミドルゲージのリブタイプ。素材は、なめらかなカシミヤ100%。ネック部分の適度なボリューム感、ゆとりをもたせたボックスシルエットが、今どき感満載です。黒タートルニットと相性のいいキャメル色のカシミヤストールをまとうだけで、瞬時にリッチ&カジュアルが完成します。

カシミヤニットセーターブランド


【1】マックスマーラのカシミヤタートルネックニット

ほのかな透け感が色香を醸す大人好みのひと技シンプル
ニット各¥78,000(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)
[Precious12月号84ページ] 撮影/宗髙聡子・池田 敦(パイルドライバー)

着こなしの基本となるシンプルニットこそ旬にこだわる。それが、「シック」を知る大人の女性の流儀です。カシミヤにしてほのかな透け感のあるタートルネックニットは、上品な透け感が着こなしに繊細な美しさを演出。ボトムインしてもラインが響きにくい、つかず離れずのシルエットも大人にうれしいポイントです。シアーなニットの風合いと色合いを損なわないように、それぞれになめらかな肌触りの同色キャミソール付き。ブリックレッド、キャメル、ダークグレー…と旬の気分を満たす色展開です。

【2】ヴァレンティノ ロックスタッズ アンタイトルドのカシミヤニット

攻めの姿勢で選ぶ、ひねりをきかせた個性派のカシミア&ファー
ヴァレンティノのニット¥200,000・デニム¥143,000・ヴァレンティノ ガラヴァーニのファーバッグ[縦24×横28.5×マチ14㎝]¥724,000(ヴァレンティノ ジャパン)
[Precious12月号111ページ] 撮影/佐藤 彩

日々のワードローブに活躍するベーシックアイテムで構成する特別なコレクション「ヴァレンティノ ロックスタッズ アンタイトルド」のカシミヤニットは、スタッズでアイコニックな煌きを添えたデザインです。日帰り旅行にも便利なサイズ感と機能性を備えたバッグ「ジョイロック」は、マルチカラーのミンクファーバッグを選んで、非日常の旅スタイルを存分に楽しみたい。

【3】セリーヌのオーバーサイズのクロップドカシミヤニット

オーバーサイズのクロップドカシミアニット
ニット¥250,000(セリーヌ ジャパン)
[Precious12月号113ページ] 撮影/佐藤 彩

太めの3ゲージカシミヤで編まれたニットは、全身がすっぽりと包まれるような豊かな風合いが魅力。体を入れるとふんわり立体的なシルエットが形づくられ、テクニックなく着こなしがサマになります。バック丈がやや長めになった設計もおしゃれです。

【4】プラダの純白のタートルネックカシミヤニット

プラダで買うならクリーンホワイトのタートルネックカシミアニット
ニット¥115,000[予定価格](プラダ ジャパン)
[Precious12月号115ページ] 撮影/佐藤 彩

着る人をたおやかに輝かせる純白のカシミヤニットは、ボディシルエットを拾いやすいハイゲージよりもミドルゲージが断然おすすめ。しなやかでありながらリブ部分はぎゅっと目が詰まった固めのつくりで、フェースラインや手首を華奢に見せる効果を期待できます。

【5】ディオールのまろやかキャメルのロングカシミヤニット

ディオールのまろやかキャメルのロングカシミヤニット
ニット¥280,000(クリスチャン ディオール〈ディオール〉)
[Precious12月号117ページ] 撮影/佐藤 彩

思わず頬ずりしたくなるようなふんわり感がたまらない! ゆったりしたシルエットながら、縦にリブが走ることでフラットにならず、すっきりまとまります。

カシミヤコートコーデ


【1】カシミヤコート×ニット×パンツ

カシミアコート×ニット×パンツ
カシミヤのコート¥1,400,000・カシミヤのタートルニット¥162,000・パンツ¥134,000(コロネット〈ザ ロウ〉)、バッグ¥325,000(ブルガリ ジャパン)
[Precious12月号67ページ] 撮影/熊澤 透

冬の陽光に映えるやわらかな洗練ベージュのカシミヤコート。ダブルフェースカシミヤで、今年らしい、ゆったりとしたシルエットが楽しめます。畝を際立たせた上質な織り地だから、冬の陽差しにかすかな陰影が浮かび上がり、ベーシックカラーが表情豊かに。フードカラーの立ち具合もマニッシュで、凛としたかっこよさを伝えてくれます。

【2】カシミヤコート×カットソー×パンツ

カシミアコート×カットソー×パンツ
カシミヤのコート¥980,000・ハイネックのカットソー¥60,000・パンツ¥162,000・バッグ¥113,000・ブローチ¥64,000(ブルネロ クチネリ ジャパン)、ピアス¥113,000・リング¥127,000・バングル[左手/太]¥71,000・[両手/細]各¥56,000(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)
[Precious12月号68ページ] 撮影/熊澤 透

端正なチェスターコートはカーキのカシミヤで上質なこなれ感をまとって。キャリアの冬アウターとして欠かせないカシミヤのチェスターコートも、オフショルダーのややリラックス感のあるフォルムにアップデートしましょう。ニットのように軽くしなやかなカシミヤ素材なので、細身ながら、絶妙なメリハリのある美シルエットに。新たなベーシックカラーのカーキも、上品な質感で、くだけすぎない印象になります。

【3】カシミヤコート×ニット×ジレ×パンツ

カシミアコート×ニット×ジレ×パンツ
コート¥556,000・前身ごろとフードにビーバーファーの付いたポリエステル素材のリバーシブルジレ¥556,000・タートルニット¥44,000・パンツ¥62,000(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、バッグ¥137,000・スカーフ¥42,000(ピエール アルディ 東京)
[Precious12月号70ページ] 撮影/熊澤 透

ノーカラーコートにファーをのぞかせてスポーティーな表情をプラス。ストールやフードが映えるノーカラーのカシミヤコートは、華やかな演出がしやすく、色も知的なネイビーで、オン・オフともに万能なアウターです。軽やかなダブルフェース素材なので、特に寒い日は中にファージレを重ねて、暖かさとともに洗練度もアップさせて。

【4】カシミヤファーコート×ニット×パンツ

カシミアファーコート×ニット×パンツ
ファー付きダブルフェースカシミヤのコート¥1,298,000・カシミヤのニット/参考商品・パンツ¥133,000・ピアス¥61,000・バッグ¥447,000(フェンディ ジャパン)
[Precious12月号72ページ] 撮影/熊澤 透

白ニットにバニラ色のファーのカシミヤコートを合わせたコーディネート。カシミヤコートのバニラ色のニュアンスが、贅沢素材のもつ幸福感を女らしく後押し! 無意識のうちに撫でてしまう、フォックスファーのふわふわ、すべすべの肌触り、そしてとろけるようなカシミヤ。極上素材同士の組み合わせが、はおるたびにこのうえない高揚感をもたらしてくれます。上品なバニラグラデーションの装いは、ピュアな白パンツでクリアに。そしてグレージュのバッグでシャープさも添えると、格上のスタイルが完成します。

【5】カシミヤノーカラーコート×ニット×パンツ

カシミアノーカラーコート×ニット×パンツ
ノーカラーコート¥680,000・タートルニット¥229,000・パンツ¥109,000(三喜商事〈アニオナ〉)、サングラス¥42,000(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、グローブ¥54,000(キートン)、バッグ¥128,000(J&M デヴィッドソン 青山店)
[Precious12月号73ページ] 撮影/熊澤 透

冬の街に優しく映えるスモーキーな大人のピンクが、カシミヤのショートコートとニットを優しく彩ります。オフショルダーでゆったりとしたシルエットが優雅なコートは、便利なダブルジップと、かわいいファートリミングが付いていて、リッチなカジュアル感が楽しめる一着。

【6】カシミヤファーコート×ブラウス×パンツ

カシミアファーコート×ブラウス×パンツ
ロシアンセーブルのファー付きカシミヤコート¥2,750,000(CHIE IMAI)、ブラウス¥24,000(Theory luxe)、パンツ¥32,000(オールウェイズ〈ナンバー エム〉)、ペンダントトップ¥320,000・チェーン¥270,000(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、バッグ¥220,000(マルベリージャパン)、サングラス¥50,000(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)
[Precious12月号94ページ] 撮影/熊澤 透

淡いきれい色に使われる上質カシミヤ特有のなめらかな肌触りを、ふっくらとしたファーの感触とともに贅沢に味わえる至福のコート。この美しい色だしを生かすのは、オフホワイトの服を合わせるのがベストです。

【7】カシミヤコート×カットソー×ジレ×パンツ

カシミアコート×カットソー×ジレ×パンツ
カシミヤコート¥260,000(ebure)、ムートンファージレ¥98,000(プレインピープル丸の内〈プレインピープル〉)、カットソー¥2,500(プチバトー)、デニム¥31,000(サザビーリーグ〈マザー〉)、リング¥230,000(TASAKI)、バッグ¥164,000(J&M デヴィッドソン 青山店)
[Precious12月号106ページ] 撮影/生田昌士(まきうらオフィス)

コート下にジレをのぞかせた鮮度の高い装いを、カシミヤとファーの異素材ミックスでラグジュアリーに。ボトムと小物は黒で引き締めて、シャープ感をプラスして。

【8】カシミヤコート×ブラウス×パンツ×スカーフ

カシミアコート×ブラウス×パンツ×スカーフ
パンツ¥55,000(コロネット〈グレイジェイソン ウー〉)、コート¥423,000(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ブラウス¥59,000(ヴァルカナイズ・ロンドン〈ゴート〉)、スカーフ¥52,000(エルメスジャポン)、ピアス¥500,000・リング¥465,000(マルコ・ビチェゴ ジャパン〈マルコ・ビチェゴ〉)、バッグ¥175,000(オンワードグローバルファッション〈マルベリー〉)、靴¥28,000(ファビオ ルスコーニ六本木店〈ファビオ ルスコーニ〉)
[Precious11月号88ページ] 撮影/熊澤 透

パンツは落ち感のあるシルキーな素材ながら、センタープレス入りできりっとした雰囲気も演出。カシミヤのダブルフェースコートを軽やかにはおり、インを白にすれば表情も華やかになります。シンプルに徹した上下黒のノーブルな着こなしに、最後はスカーフで華を添えて。

【9】カシミヤ100%コート×タートルニット

カシミア100%コート×タートルニット
コート¥751,000・タートルニット¥276,000(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店)
[Precious12月号279ページ] 撮影/浅井佳代子

淡いベビーピンク×まろやかなグレーのツートーン。今にもなじんでしまいそうな絶妙な色使いを、リバーシブルコートとして昇華させた、ロロ・ピアーナの自信がうかがえる逸品。素材は、水分を含んでいるかのようにしっとりとした肌触りのベビーカシミヤ100%素材です。フェイスラインをすっきりと見せるスタンドカラーや、ゆったりとしたキモノスリーブなど、細部にまで気品を感じさせます。

カシミヤコートブランド


【1】ディオールの「女優コート」決定版

まとった瞬間、美しさに自信がもてる「女優コート」の決定版
コート¥1,050,000(クリスチャン ディオール〈ディオール〉)
[Precious12月号76ページ] 撮影/宗髙聡子・池田 敦(パイルドライバー)

この冬、最旬エレガンスの頂点を教えてくれるのが、ディオールのブラックコートです。素材は、リッチな厚みのある漆黒のダブルフェースカシミヤ。それを惜しげもなく使って表現したシルエットの、優雅な躍動感にうっとり…。揺るぎない気品を感じさせながらも、ウエストベルトをフロントで折り返してボタンで留めた、ローブのようにはおるデザインが今らしい。インに合わせるアイテムとのレイヤードで魅せる新鮮なコートスタイルを楽しめるのです。2枚のカシミヤを丹念に縫い合わせた、ハリとドレープ性のあるダブルフェース素材。折り返したフロントのベルトやロールアップされたそで口がこなれたエレガンスを演出します。

【2】マックスマーラのダブルフェース仕立てケープ

マックスマーラ?のダブルフェース仕立てケープ
コート¥147,000(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)
[Precious11月号150ページ] 撮影/佐藤 彩

手縫いで2枚の生地を縫い合わせる、マックスマーラ伝統の手法「ドッピオ・アプリービレ」によるダブルフェースを使用。バージンウールとシルク、カシミヤの上質なブレンド生地がつくる美しいドレープに魅了されます。

カシミヤの洗濯について


やさしい手洗いでカシミヤ本来の風合いを引き出す

大判カシミアストール×ニット×ワイドパンツ

カシミヤなどの天然繊維は、手洗いで風合いが増すことをご存じですか? カシミヤ繊維は水分を吸収することで、なめらかで目の詰まった状態を取り戻します。ドライクリーニング表示でも、正しい方法をマスターすれば、自宅で洗えるものがほとんどです。

むしろドライクリーニングだけでは、汗などの汚れが蓄積されるうえ、繊維が乾燥して糸がゆるんでしまうことも。頻度は、数回着用したら洗うくらいが適当です。

優しく押し洗いし、風通しのいい室内で平干しがおすすめです

やさしく押し洗いし、風通しのいい室内で平干しがおすすめです

手洗いの方法は意外と簡単。シンクなどに1.5~10Lの水を貯め、中性洗剤を入れてかき混ぜます。人肌以上の温度は繊維が開いて縮みの原因になるため、水温は30℃くらいが目安です。

裏返したカシミヤ製品をネットに入れて、20分ほどつけ置いたあと、ていねいに押し洗いします。その後.軽く絞り、ネットのまま洗濯機で10秒ほど脱水します。

やさしく押し洗いし、風通しのいい室内で平干しがおすすめです

手脱水後には、吸水性に優れたタオルの上に広げ、タオルでくるくる巻いて余分な水分をとります。それから、乾いたタオルの上、または専用の乾燥ラックなどに平らに広げて、じっくり自然乾燥させます。直射日光や、暖房、乾燥機は避けてくださいね。

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。