冬コーディネートに物足りなさやマンネリを感じるときには「キャップ」を投入してみるのが有効です。顔周りに気負いないムードをトッピングすることで、気張らないこなれた印象に仕上がるので是非参考にしてみてくださいね。
■1:デュア・リパは…端正なブラックコーディネートはカジュアル小物と差し色で親しみやすく
2022年12月、NYでキャッチされた歌手のデュア・リパ。メンズライクなレザージャケットにワイドレッグパンツを合わせたストイックなブラックコーディネートは、キャップで外すことで親近感を演出。刺繍ロゴがアクセントとなり、顔周りに華やぎが生まれます。さらにライトグリーンのパーカ、鮮やかな水色のショルダーバッグを加えれば、色のリズムが出現しメリハリたっぷりに仕上がります。カジュアルミックスなコーディネートにマッチするよう、足元にはスニーカーをチョイス。真っ白なら、黒コーディネートが身軽に整い、重く見えるのを回避することに成功します。
■2:イリーナ・シェイクは…モダンな着こなしをキャップで外してこなれた佇まいに
モデルのイリーナ・シェイクをNYの街中でキャッチ。モードなコーディネートが得意な彼女はこの日、ぱっと目を引くイエローのロングファーコートに身を包んでいました。存在感たっぷりなファーコートは、イエローを選ぶことでさらなる着映え効果をオン。フード、ベルト付きでメリハリシルエットが確保できる一枚です。そこに黒のニットトップス、レースアップブーツを合わせぴりっと辛口に。さらにボリューミィなコートなので、黒キャップでカジュアルダウンしながら顔周りをきゅっとコンパクトに。仕上げにバッグでもイエローをリピートし、二色であか抜ける着こなしを完成させました。
■3:キャリー・マリガンは…鮮やかなブルーキャップを投入しクリーンなオーラを醸して
NYでキャッチされた俳優のキャリー・マリガンは、カジュアルときれいめのバランスがちょうどいい着こなしを披露しました。刺繍がポイントのブライトブルーのキャップ、白カットソー、ブルーデニムパンツ、白スニーカーのように、二色を順番に繰り返し小気味良く。カジュアルをベースにした着こなしに、しなやかなベージュのウールロングコートを重ねクラスアップを図りました。スタイリッシュさを引き上げてくれるような、シルバーで統一したイヤリングやネックレスで煌めきをプラスし、立体感アップ。
大人に似合う、冬の「キャップ」コーディネートをお届けしました。冬コーディネートのマンネリ解消したいとき、もうワンポイント加えたいとき… そんなときにぴったりな小物をうまく活用し、新鮮さを楽しんでみてくださいね。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香