【目次】
プロフィール
名前:ヘレナ・ボナム=カーター(Helena Bonham Carter)
出生地:イギリス ロンドン
生年月日:1966年5月26日
1983年にテレビ映画でデビュー。1985年映画『レディ・ジェーン/愛と運命のふたり』で世界的に注目を集めました。1997年『鳩の翼』でアカデミー賞主演女優賞にノミネート。2010年には『英国王のスピーチ』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされています。『ハリー・ポッター』シリーズをはじめ、『レ・ミゼラブル』など、ヒット作に多数出演している、イギリスを代表する女優のひとり。2012年には、イギリス王室より大英帝国勲章の第3位にあたるCBEを受章しています。
私生活では、映画監督のケネス・ブラナーと交際していたことも。その後、映画監督のティム・バートンと交際。2003年に長男のビリーが、2007年に長女のネルが誕生するも、2014年に破局。2018年からは作家のライ・ダグ・ホルンボーと交際しています。
「若いころ」「昔」の写真12選
まず、ヘレナ・ボナム=カーターの「若いころ」「昔」の写真をピックアップ。
1984年9月(18歳)イギリスにて
1986年(20歳)ロサンゼルスにて
1989年(23歳)第42回 カンヌ国際映画祭
1991年3月(25歳)映画『ハワーズ・エンド』撮影中
1992年(26歳)カンヌにて
1994年(28歳)映画『フランケンシュタイン』より
1997年11月(31歳)ロンドン映画祭
1998年(32歳)英国アカデミー賞 ティー・パーティー
2002年(36歳)映画『ライブ・フロム・バグダッド 湾岸戦争最前線』ニューヨークプレミア
2003年(37歳)第60回 ゴールデングローブ賞授賞式
2005年(39歳)映画『ティム・バートンのコープスブライド』ロンドンプレミア
2005年(39歳)第62回 ヴェネツィア国際映画祭
「映画」代表作8選
ここからは、チェックしておきたいヘレナ・ボナム=カーターの代表出演「映画」をご紹介します。
『レディ・ジェーン/愛と運命のふたり』(1985年)
イングランド史上最短とされる、在位9日間で廃位された女王レディー・ジェーンの生涯を描いた作品。
あらすじ:16世紀のイギリス。若く病弱なエドワード王の跡継ぎ問題に頭を悩ませる国教会派は、ヘンリー7世のひ孫であるジェーン・グレイ(ヘレナ・ボナム=カーター)に目をつける。未来の女王となるため、ジェーンはギルフォード卿(ケイリー・エルウィス)との結婚を強要される。
『鳩の翼』(1997年)
ヘンリー・ジェイムズの小説を原作とした作品。この作品で、ヘレナ・ボナム=カーターはアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。
あらすじ:1910年、ロンドン。封建的な伯母のもとで世話になっているケイト(ヘレナ・ボナム=カーター)は、貧しい恋人マートン(ライナス・ローチ)との結婚を禁じられていた。あるとき、莫大な資産を相続したミリー(アリソン・エリオット)と親しくなったケイトは、ある計画を思いつく。
『ライブ・フロム・バグダッド 湾岸戦争最前線』(2002年)
マイケル・キートン主演のテレビ映画。湾岸戦争を舞台にした、社会派作品。
あらすじ:湾岸戦争が始まる半年前。緊迫した状況のなか、アメリカのテレビ局CNNのプロデューサー、ロバート・ウィーナー(マイケル・キートン)は、部下のイングリッド(ヘレナ・ボナム=カーター)と共にバクダッドへ赴いていた。いち早く現地で取材を試みるロバートたちだったが……。
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(2007年)
『ハリー・ポッター』シリーズ第5作目。ヘレナ・ボナム=カーターは、この作品から登場するベラトリックス・レストレンジ役を演じた。
あらすじ:ハリー(ダニエル・ラドクリフ)のもとに、牢獄アズカバンから死喰い人が脱獄したという報せが入る。そのなかには、ネビル(マシュー・ルイス)の両親を廃人にしたベラトリックス・ストレンジ(ヘレナ・ボナム=カーター)も含まれるという。ハリーたちは武器を手に入れるため、魔法省に忍び込むが…。
『アリス・イン・ワンダーランド』(2010年)
ティム・バートン監督。ルイス・キャロルの児童文学『不思議の国のアリス』を原作としたファンタジー映画。
あらすじ:不思議の国での冒険から13年の時が経ち、アリス(ミア・ワシコウスカ)は19歳となっていた。あるパーティーから逃げ出したアリスは、白ウサギに導かれ辿り着いた不思議の国は、赤の女王(ヘレナ・ボナム=カーター)の支配によって暗く変わり果てた世界になっていた。
『英国王のスピーチ』(2010年)
イギリスのジョージ6世が吃音症を乗り越えていく、実話をもとにした作品。この作品で、ヘレナ・ボナム=カーターはアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。
あらすじ:長年深刻な吃音症に苦しんでいるアルバート王子(コリン・ファレル)は、妻のエリザベス妃(ヘレナ・ボナム=カーター)と共にオーストラリア出身の言語療法士ローグ(ジェフリー・ラッシュ)のもとを訪れる。アルバートとローグは、吃音症の克服を通して絆を深めていく。
『レ・ミゼラブル』(2012年)
ヴィクトル・ユゴーの小説を原作とした、ブロードウェイミュージカルの映画化。
あらすじ:ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)の工場で働くファンティーヌ(アン・ハサウェイ)には隠し子がいる。娘の預け先である売春宿のテナルディエ夫人(ヘレナ・ボナム=カーター)からは、養育費として多額の金をせびられていた。ある日、娘の存在がばれてしまい、ファンティーヌは工場を解雇されてしまう。
『ザ・クラウン』(2019年~)
イギリス王室を題材としたテレビシリーズ。ヘレナ・ボナム=カーターは、計18エピソードに出演。エリザベス女王の妹、マーガレット王女を演じた。
あらすじ:1965年、夫に帯同してアメリカ旅行中だったマーガレット王女(ヘレナ・ボナム=カーター)は、ホワイトハウスを訪問。率直な物言いが功を奏しアメリカから財政援助を引き出すことに成功する。マーガレットは公務の分担を姉のエリザベス(オリヴィア・コールマン)に進言するが、断られてしまう。
「恋人」「子ども」の写真9選
ここからは「恋人」「子ども」の写真をピックアップ。
当時交際していた映画監督のケネス・ブラナーと
当時交際していた映画監督のティム・バートンと
2004年1月 映画『ビッグ・フィッシュ』イギリスプレミア
2006年3月 第78回 アカデミー賞授賞式
2012年2月 バッキンガム宮殿での叙任式
2013年3月 A Night Of Funk &Soul 2013
ティム・バートンとの間にもうけた息子のビリー、娘のネルと
現在交際中の作家ライ・ダグ・ホルンビーと
2021年6月 英国アカデミー賞テレビ部門賞授賞式
「美貌遍歴」19選
次に、40代からの「美貌遍歴」をお届けします。美しさはもちろん、素晴らしいファッションセンスにも注目です。
2006年(40歳)第59回 カンヌ国際映画祭
2007年9月(41歳)第64回 ヴェネツィア国際映画祭
2009年7月(43歳)映画『ハリー・ポッターと謎のプリンス』イギリスプレミア
2009年11月(43歳)The Museum of Modern Art Film Benefit::A Tribute To Tim Burton
2010年10月(44歳)第54回 ロンドン映画祭
2010年11月(44歳)映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』ワールドプレミア
2011年1月(44歳)第68回 ゴールデングローブ賞授賞式
2011年2月(44歳)第61回 ベルリン国際映画祭
2012年2月(45歳)バッキンガム宮殿での叙任式
2012年10月(46歳)第56回 英国アカデミー賞授賞式
2013年2月(46歳)第85回 アカデミー賞授賞式
2014年3月(47歳)A Night of Reggae
2014年5月(48歳)ウェールズ公ウィリアム王子主催のディナー
2015年8月(49歳)ロンドン フォトコール
2016年3月(49歳)A Night Of Funk &Soul 2013
2018年6月(52歳)映画『オーシャンズ8』イギリスプレミア
2019年11月(53歳)テレビシリーズ『ザ・クラウン』 SAG Nom Comm
2019年5月(53歳)Save The Children:Centenary Gala
2020年1月(53歳)第26回 全米映画俳優組合賞授賞式
「現在」の写真2選
2022年には、主人公の母親役として出演している『エノーラ・ホームズの事件簿2』が配信。2023年には、イギリスの配信サービスITVXで、テレビシリーズ『Nolly』が配信予定と、人気女優ぶりはとどまるところを知りません。
高貴な役から悪役まで、変幻自在に演じるヘレナ・ボナム=カーター。今後の活躍もますます楽しみです。
2022年11月(56歳)ドキュメンタリー『Three Minutes:A Lengthening』スクリーニング
2023年1月(56歳)テレビシリーズ『Nolly』プレビュー
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images