チェック柄をアウターで取り入れると、絵になる着映えスタイルができ上がり新鮮です。ファッショニスタのコーディネートを見ていきましょう。
■1:ブリタニー・グザビエは…ストンと縦長ラインができるジャケットコートで辛口エレガンスに
L.A.在住のインフルエンサー、ブリタニー・グザビエがパリでスナップされたときの着こなしです。ジャケットの延長のようなコートに、細身の黒パンツを合わせたシックな色合わせを楽しんでいました。柄に抵抗がある人でもこんな細かなサイズでモノトーンのチェックなら、取り入れやすくおすすめです。特にコートのデザインもダブルのジャケットのようにベーシックで、スマート見えに。大きめボタンや肩パッドといったディテールも、モードな装いを完成させる決め手になっています。センターにスリットの入ったパンツで、細い部分を強調し抜け感を出しているところも、見逃せません。
■2:ハート・エヴァンチェリスタは…インパクトある鮮やかイエローがモノトーンの装いを着映えさせて
パリのコレクション会場でキャッチされていたのは、フィリピンの女優兼インフルエンサーのハート・エヴァンチェリスタ。白ブラウスに刺しゅう編みが重ねられた黒スカートを合わせ、イエローベースのチェックのコートを羽織っていました。モノトーンの装いに合わせるコートがイエロー単色だとコントラストがつきすぎてしまいますが、黒と白がチェックになっているとなじみよく、着映え効果も十分です。袖を短くまくって、軽やかに見えるようなアレンジをプラス。白い袖が抜け感になっているのとともに、コートがストール風にも見えています。
■3:ニッキー・ヒルトンは…知的なチェック柄のダウンジャケットがもたらす上品トラッド
姉のパリスとともにヒルトン姉妹として人気を博したニッキー・ヒルトン。現在はファッションデザイナーやチャリティ活動をメインに活躍中です。N.Y.で見かけられたときは、チェック柄のダウンジャケットに細身の黒パンツを合わせて切れよくシャープに。チェックに使われたキャメルをタートルニットに投入して、落ち着いた大人っぽいリッチカジュアルを完成させていました。なかなか新鮮な着こなしになりにくいダウンジャケットにも、柄を取り入れるとセンスのいい印象が高まります。腰下までの丈なことも、気になる部分をカバーしつつ、重たくなくスマート見えできて正解です。
チェック柄をアウターに取り入れていた3人のファッショニスタにスポットを当てました。コートからダウンまでさまざまなタイプをセンスよく投入し、絵になるコーディネートを楽しんでいました。アウタースタイルを新鮮に仕上げたいときに、参考にしてみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀