【目次】
プロフィール
名前:ハビエル・バルデム(Javier Bardem)
出生地:スペイン カナリア諸島州ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア
生年月日: 1969年3月1日
俳優の祖父母、映画監督の叔父を持つ、芸能一家に生まれる。6歳でデビューし、テレビなどに出演するように。一方で、ラグビーの世代別スペイン代表チームに選抜され、スポーツ選手としても活躍。芸術にも興味を持ち絵画を学ぶが才能がないと感じ、4年ほどで画家への道を諦めている。
私生活では、2010年7月に、女優のペネロペ・クルスと結婚。2011年1月に長男レオが、2013年7月に長女ルナが誕生した。
「若いころ」「昔」の写真14選
まず、ハビエル・バルデムの「若いころ」「昔」の写真をピックアップ。
2001年(32歳)第16回インディペンデント・スピリット賞
2003年(33歳)サンダンス映画祭
2004年(35歳)第61回ベネチア国際映画祭
2005年(36歳)第58回カンヌ国際映画祭
2005年(36歳)映画『海を飛ぶ夢』プレスカンファレンス
2007年(38歳)第60 回カンヌ国際映画祭
2007年(38歳)AFI FEST 2007 Presented By Audi Gala
2008年(38歳)第80回アカデミー賞
2008年(39歳)第56回サンセバスチャン映画祭
2010年(41歳)第82回アカデミー賞
2010年(41歳)第 63回カンヌ国際映画祭
2011年(42歳)映画『ジェームズ・ボンド』シリーズ第23作発表記者会見
2012年(43歳)欧州会議
2012年(43歳)映画『007スカイフォール』マドリードプレミア
「テレビシリーズ」「映画」代表作11選
ここからは、チェックしておきたい代表的な「テレビシリーズ」「映画」出演作品をご紹介します。
『夜になるまえに』(2000年)
ジュレイナルド・アレナスの自伝を原作に、リアン・シュナーベル監督・脚本により制作されたアメリカ映画。ハビエル・バルデムは主役のレイナルド・アレナスを演じる。
あらすじ:1943年、キューバに生まれたアレナスは詩に夢中になり、20歳で作家デビューをはたす。しかし、カストロ独裁政権下で、芸術家、ホモセクシャルであることを理由に、激しい迫害を受けることに。1980年、アメリカに亡命するも、後にエイズを発症してしまう。
『海を飛ぶ夢』(2004年)
スペイン・フランス・イタリア合作の伝記映画。30年近くものあいだ全身の不随と闘った、ラモン・サンペドロの手記『地獄からの手紙』をもとに、アレハンドロ・アメナーバルが監督・脚本を手掛け映画化。ハビエル・バルデムは主人公のラモン・サンペドロを演じる。
あらすじ:ノルウェー船の搭乗員として世界中を旅していたラモン。25歳の夏、ある事故に遭い、首より下が不随となってしまう。以来、寝たきりの生活となったラモンはやがて「依存する人生」に絶望し、尊厳死を望むように。弁護士と協力し、誰も罪にならない死の方法を模索していく。
『宮廷画家ゴヤは見た』(2006年)
スペイン・アメリカ合作の歴史映画。スペインの画家、フランシスコ・デ・ゴヤが活躍した時代を背景に描く。監督はミロス・フォアマン。ハビエル・バルデムは主人公のロレンゾ修道士を演じる。
あらすじ:1792年マドリッド。スペイン王室の宮廷画家ゴヤは、修道士ロレンゾの依頼を受け、肖像画を描いていた。「失墜しかけているカトリック教会の権勢を取り戻すべき」と考えるロレンゾと教会は、隠れ異教徒を探し出しては異端審問にかけ、被疑者たちを捕捉する。その中には、ゴヤの絵のモデルでもあったイネス・ビルバトゥアもいた。富裕な商人ビルバトゥアは友人でもあるゴヤを介してロレンゾに、無実の娘の返還を懇願する。
『ノーカントリー』(2007年)
2005年に発表されたコーマック・マッカーシーの小説『血と暴力の国』の映画化作品。ジョエル・コーエンとイーサン・コーエンの兄弟が監督と脚本をつとめたアメリカのスリラー映画。ハビエル・バルデムは、殺し屋のアントン・シガーを演じる。
あらすじ:メキシコ国境に近いテキサスの荒野。麻薬取引中に銃撃戦があったと思しき現場に出くわした帰還兵の男。そこで偶然見つけた200万ドルを持ち去ったことをきっかけに、金の持ち主であるギャングや冷酷な謎の暗殺者に追われる身となる。
『それでも恋するバルセロナ』(2008年)
ウディ・アレン監督・脚本のアメリカ・スペイン合作映画。第61回カンヌ国際映画祭特別招待作品として上映される。ハビエル・バルデムはヒロインの相手役、フアン・アントニオを演じる。
あらすじ:スペイン・バルセロナを訪れたヴィッキーと親友のクリスティーナ。滞在中にある画廊で開かれたパーティで、画家のフアン・アントニオと出会う。フアンの、「週末にオビエドに連れて行きたい」という申し出を受け、オビエドを訪問することになる。オビエドで過ごす中、ヴィッキーは次第にフアンに惹かれていく。
『BIUTIFUL ビューティフル』(2010年)
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督、製作、原案、脚本によるメキシコ映画。裏社会や貧困、死など、日陰に山積するさまざまな問題を描く作品。PG12指定。ハビエル・バルデムは、裏社会に生きる主人公、ウスバルを演じる。
あらすじ:舞台はスペイン・バルセロナ。かつてメキシコから移住したウスバル。移民や不法滞在者に対し、ときに闇ルートをも駆使して職を斡旋している。乏しい収入で2人の子どもとギリギリの生活を送る中、癌と診断される。すでに全身に転移しており、余命は2か月。さらには移民達が抱える問題が一気に噴出。死への恐怖と向き合いながら問題解決に動くも、病は進行し、容赦なく彼を打ちのめし蝕んでいく。
『007 スカイフォール』(2012年)
「ジェームズ・ボンド」シリーズの第23作目にあたるスパイアクション映画。監督はサム・メンデス。ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる3作目の作品。ハビエル・バルデムは、MI6を恨み、復讐を企てるサイバーテロリストのラウル・シルヴァを演じる。
あらすじ:英国諜報機関MI6のエージェントの男は、盗まれた「世界各地に送られたNATOのスパイのリスト」を取り戻そうとするも、作戦は失敗に終わ。本部も爆破されてしまうが、その中で彼は、意外な真犯人の正体を知ることとなる。
『悪の法則』(2013年)
リドリー・スコット監督、小説家のコーマック・マッカーシー脚本による、アメリカのスリラー映画。刺激的に強い殺傷出血、肉体損壊、性愛描写と麻薬喫煙の描写が含まれているため、映倫でR15+指定になった。ハビエル・バルデムは、主人公の友人で実業家のライナーを演じる。
あらすじ:テキサスに住む有能な弁護士は、恋人との結婚や友人とのナイトクラブの共同経営を控えながら、出来心から麻薬ビジネスに「一度限り」と、友人と共に手を出してしまう。メキシコの麻薬取引に加担するも、取引中にトラブルが発生。麻薬を盗んだ疑いをかけられた彼らは、すべてを奪われ追い詰められていく。
『ザ・ガンマン』(2015年)
アメリカ・イギリス・スペイン・フランス共同制作のサスペンス映画。監督はピエール・モレル。ジャン=パトリック・マンシェットの小説『眠りなき狙撃者』を原作としている。ハビエル・バルデムは、主人公の同僚のフェリックスを演じる。
あらすじ:コンゴでの大臣暗殺の極秘任務を果たした主人公は、特殊部隊を退役後、ひとりでひっそりと暮らしていた。ある日、アフリカで慈善活動をしていた彼は、突然何者かに襲撃される。コンゴでの極秘任務に参加したかつての同胞が次々と命を落としていく中、敵の正体を突き止めるべく再び戦闘へと身を投じる。
『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017年)
アメリカのアクション・アドベンチャー映画。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの第5作目。原題の「Dead Men Tell No Tales」は死人に口無しという意味。ハビエル・バルデムは、幽霊船「サイレント・メアリー号」の艦長、アルマンド・サラザールを演じる。
あらすじ:ジャック・スパロウの策略によって幽閉されていた、海の死神・サラザールが解き放たれ、海賊の絶滅とジャックへの復讐に動き出す。サラザールからジャックが逃れる唯一の道は、どんな呪いも解くことができる「ポセイドンの槍」を手に入れること。一方、かつてジャックと冒険を共にしたウィルの息子も父の呪いを解くために「ポセイドンの槍」を必要としており、ジャックを探し出そうとしていた。
『シング・フォー・ミー、ライル』(2022年)
アメリカの実写アニメーションミュージカルコメディ映画。監督はジョシュ・ゴードン、ウィル・スペック。バーナード・ウェーバーの児童書『ワニのライルのおはなし』シリーズを映画化した作品。ハビエル・バルデムは、ライルの飼い主、ヘクター・P・ヴァレンティを演じる。
ニューヨークへ引っ越してきたものの、新しい環境になかなか馴染めずにいたひとりの少年。そんなある日、彼は新しい家の屋根裏に住んでいる、歌うワニのライルと出会い、やがてふたりは親友に。しかし、ライルの存在が邪悪な隣人に知られてしまう。少年と家族は、マジシャンであるライルの飼い主と団結する。
「妻/子ども」の写真8選
1992年のスペイン映画『ハモンハモン』での初共演から、数々の作品で共演してきたペネロペ・クルスと、2010年にバハマで結婚したハビエル・バルデム。ここからは美しき「妻」の写真をピックアップ。
結婚前のペネロペ・クルス
結婚後も活躍を続けるペネロペ・クルス
映画祭などでの夫妻のショット
男前遍歴12選
次に、30代から50代の「男前遍歴」をお届けします。朗らかな笑顔が魅力的です。
2000年(31歳)第72回ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞
2001年(32歳)第58回ゴールデングローブ賞
2004年(35歳)映画『キング・アーサー 』ワールドプレミア
2007年(38歳)第57回ベルリン国際映画祭
2008年(39歳)第80回アカデミー賞
2010年(41歳)映画『食べて、祈って、恋をして』ニューヨークプレミア
2013年(44歳)映画『悪の法則』フォトコール
2016年(47歳)映画『ラスト・フェイス』第69回カンヌ国際映画祭
2018年(49歳)映画『誰もがそれを知っている』マドリードプレミア
2020年(50歳) 第70回ベルリン国際映画祭
2021年(52歳)『DUNE/デューン 砂の惑星』第78回ベネチア国際映画祭
2021年(52歳) 映画『愛すべき夫妻の秘密』ロサンゼルスプレミア
「現在」の写真5選
最後に、公の場で撮影された最新の写真をご紹介します。
2022年3月 第 37 回サンタバーバラ国際映画祭
2022年3月 第94回アカデミー賞
2022年5月 イベロ・アメリカン・シネマ2022
2022年5月 第75回カンヌ国際映画祭
2022年10月 映画『シング・フォー・ミー、ライル』マドリードプレミア
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images