メイクの “基本のき” を見直して、パーツ際立つ「旬の顔」に!
色を変えても「手法」がそのままでは顔印象は昔のまま。残念な若返りより、美しき老化カバーこそ目指すべきなのです
頑張ってメイクをしてもなぜかキレイに見えない。若々しさが感じられない…。その理由は、若い頃に磨いたメイクワザが更新されていないため、長年信じてきた”自分に似合うはずのメイク”が、似合わなくなったことを素直に受け入れられずにいるからです。もしくは、即効で悩みを解決してくれる、今どきの便利な神アイテムを知らないことも原因かもしれません。
今や化粧品は目覚ましく進化していて、必死に頑張らなくてもメイク上手になれる便利な時代。だからこそ、過去のノウハウや知識に縛られたままではもったいないのです。ときにはSNSを賑わすメイク上手な若い子たちのテクニックも参考にして、積極的に”見直し”を試みる好奇心も必要です。
加齢で形が変わった目元、口元をつくり変えるワザ、描かなくてもフサフサ眉に仕上がるアイテム、コンシーラーを使わずにくすみやクマを一掃する…など、ハードルは決して高くありません。それを証明するのが、次ページから紹介する、美容のプロが実践している裏技ともいえる8つのメソッド。コスメ選びにも使い方にも迷わない、大人こそメイクが楽しくなる、最新版メイクの “基本のき” です。
美しい立体目元が簡単につくれるマット系のブラウンパレット「エスティ ローダー」ピュア カラー エンヴィ リュクス アイシャドウ クアッド〈リミテッド エディション〉スカルプティング スエード
【Make-up Method】定番ブラウンの横塗りグラデは今や老け目元。メリハリある強く大きな目は縦塗りでしかつくれない!
重く被った腫れまぶたのメリハリづくりに有効なのは、やはり定番のブラウンアイシャドウ。けれども若い頃に覚えた、目のフレームどおりに際から濃い色=締め色、次になじませ色を重ねていく横塗りはたるみ目を強調するだけ。この世代のブラウンアイシャドウは “縦塗り” 限定です。
そして、 この “縦塗り” に適しているのが「エスティ ローダー」のブラウン系パレット。パールやラメを含まず、まぶたにちりめんジワがあっても鱗のようにならない大人向き。まずは明るいベージュでまぶた全体のくすみを払い、中央を外して目頭側と目尻側にベージュブラウンを重ねると丸みを帯びた立体目元に。加えて上下の際に淡いブラウンをライン状に入れるだけのシンプル手順。なのに印象的な眼差しになる、一生使える正解の塗り方です。
【「見直し」ポイント】指1本の幅の中央部分は塗らない。目頭、目尻側だけ塗布する。
※掲載商品の価格は、税込みです。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 鈴木 宏(人物)、戸田嘉昭(パイルドライバー/静物)
- HAIR MAKE :
- NADEA
- MODEL :
- 真樹麗子(Precious専属)
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子、五十嵐享子(Precious)