雑誌『Precious』3月号では、春のおしゃれを刷新する最旬の配色バランスを解説しています。

色を見極める才能に長けた「絶対色感」をもつ人気スタイリスト・高橋リタさん。プライベートで愛用する小物や、美容グッズなど、“偏愛カラー”をキーワードにトピックスを5つご紹介します!

リタさんの「半径1m」カラーTOPICS

■1:Rouge Color|「今まで『エルメス』のバッグは黒一辺倒でしたが、鮮やかな赤にひと目惚れしました」(リタさん)

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「エルメス」のバッグ/私物

「母から譲り受けた『バーキン』を筆頭に、『ケリー』や『ボリード』も迷わずブラックカーフ×ゴールド金具を選んできました。今までブレることのなかったエルメスにおける偏愛カラーに変化が生まれたのは最近のこと。

シルバー金具の靴に合うバッグを探していたところ、表参道のブティックで運命的に出合ったのがエルメスのショルダーバッグ『モザイク24』。“赤いハート”という色名の“ルージュ・ドゥ・クール”に、心を射抜かれました」(リタさん)

■2:Glay Green|「最近ハマっているゴルフ。スポーティになりすぎないように絶妙な色をチョイスしています」(リタさん)

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ゴルフバッグ¥71,500(ジル&ロウズ広尾店〈ジョーンズ〉)

「数年間のブランクを経て、再びゴルフの楽しさにとり憑かれています。ゴルフグッズの進化はすさまじく、リスタートにあたり、すべてを新調しました。スポーツギアの色味は、マーケット的に原色が主流ですが、そのなかから納得できる色味を厳選しています。

ジョーンズの新型スタンドバッグは、“クレイ・グリーン”のスモーキーな色合いに惚れて即決。自主練にも身が入ります」(リタさん)

■3:Greige|「視界に入りやすい手元やバッグの中の小物は心の安定剤ともいえるグレージュに」(リタさん)

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1.眼鏡ケース¥53,900(ヴァレクストラ ジャパン)、2.眼鏡・「ゼニス」の時計/私物、3.ネイルポリッシュ¥2,420(uka Tokyo head office)

「幼稚園生の頃からブラウンをよく着ていて、自分にはチョコのようなダークトーンが似合う、などと分析したりも。

色を見ると分析癖が発動されるので、視界に入りやすいネイルや時計のストラップは、グレージュで揃えると心が落ち着きます。グレージュの眼鏡ケースは、黒率が高いバッグの中で探しやすいという利点も」(リタさん)

■4:Azzurro e Marrone|「配色の教科書でもある、イタリア伊達男の着こなしが楽しめる医療ドラマに夢中」(リタさん)

「気軽に海外旅行ができなくなった今、イタリア発の医療ドラマ『DOC あすへのカルテ』で妄想トリップを堪能しています。イタリア紳士の洒脱な配色は学びの宝庫でもあるので、ストーリーと並行して主人公アンドレアの着こなしもチェック。ネイビーのニットにブラウンのブルゾンを合わせた“アズーロ・エ・マローネ”の装いなど、イタリア人の色に対するこだわりをかいま見ることができるんです」(リタさん)

※『DOC あすへのカルテ』NHK総合にて毎週日曜 午後11:00放送

■5:Pastel Color|「アドリア海で見たパラソルやアメリカ映画のポップな色使いを足元でちらりと再現」(リタさん)

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ソックス各¥3,520(ドゥロワー 二子玉川店〈パンセレラ〉)

「パンツからちらりとのぞくソックスがハッピーカラーだと、スタジオ撮影のときなどに気分が上がるもの。

ラメやファーなど意外性のある素材にもトライしますが、この春惹かれたのは、英国のソックスメーカー・パンセレラの一足。ドゥロワー別注でもある、パステルのバイカラーは、アドリア海の浜辺に並ぶパラソルや、名作映画『シザーハンズ』の街並みを彷彿とさせ、心浮き立ちます」(リタさん)

※高橋リタさんの【高】は「はしごだか」が正式表記です。
※私物についてのへのお問い合わせはご遠慮ください。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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PHOTO :
小林美菜子
STYLIST :
高橋リタ