明日・2月22日は、2(ニャン)2(ニャン)2(ニャン)の語呂合わせで、『猫の日』『猫の健康診断の日』など、猫に関連する複数の記念日になっています。愛猫家のみなさまは、お宅の猫ちゃんをとびきり甘やかす、健康チェックをしてあげる…などのきっかけになさってはいかがでしょうか? ということで本日は「動物」にまつわる日本語クイズをお送りします。
【問題1】「狢」って訓読みでなんと読む?
「狢」という日本語の、1文字で日本語として成立する正しい読み方をお答えください。
ヒント:「アナグマ」「タヌキ」「同類の悪党」などの意味をもつ言葉です。
<使用例>
「あのふたりは喧嘩ばかりしているけど、外から見れば、同じ穴の狢よね」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 狢(むじな)です。
「狢(むじな)」とは、アナグマあるいはタヌキの総称として使われる言葉です。また、慣用句「同じ穴の狢」の略語と考え「同類の悪党」という意味で使用するケースもございます。
さて、2問目にまいりましょう。
【問題2】「鼯鼠」ってなんと読む?
「鼯鼠」という日本語の読み仮名「○○○が」の○部分をお答えください。
ヒント:「ネズミ目リス科の動物」で、ペットとしても販売されています。
<使用例>
「弟が鼯鼠を飼っていて、夜行性だからあまり見られないけれど、目が大きくてかわいいの!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… ももん → 「鼯鼠(ももんが)」 です。
「鼯鼠(ももんが)」「鼯鼠(むささび)」ともに、ネズミ目リス科に分類される哺乳類の一種で、空を飛ぶ動物ですが、二者は別の動物で、「鼯鼠(ももんが)」より「鼯鼠(むささび)」のほうが大型です。同じ表記であることがややこしいですが、昔の人々には区別がつきにくく、混同されたケースが多かった、とわかる表記ですね。「鼯鼠(ももんが)」はペットとして飼育可能で、ペットショップでも購入できますが、「鼯鼠(むささび)」は鳥獣保護法により、ペットとしての飼育が禁止されています(一時的に保護することは可能です)。
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本日は、2月22日『猫の日』『猫の健康診断の日』にちなんで、「動物」にまつわる日本語から、
・狢(むじな)
・鼯鼠(ももんが)(むささび)
の読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』『Hugkumウェブサイト』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱