これから注目すべきスタイリングは、アクティブなスポーティスタイルです。春までのカウントダウンには、軽やかかつパワフルな着こなしを楽しんでみては?
■1:エミー・ベントゥリーニは…スエットをトレンチ風ケープで軽やかモードに昇華
スタイリスト、エミー・ベントゥリーニがパリで見かけられたときの着こなしです。グレーのスエットのセットアップに、トレンチ風ディテールのケープを羽織っていました。ケープを羽織っているのでちょっとデザインがわかりにくいですが、パーカのように見えるトップスにクロップド丈のTシャツを合わせてアクティブに。これに羽織りものがダウンジャケットだと、単なるスポーティスタイルですが、Aラインのケープなのでモードさが際立っています。裾にボリュームが出るケープには、足元に厚底のスニーカーを投入するとベストバランスに。
■2:ソニア・ライソンは…パーカ×ボアジャケットなら旬のヘルシースポーティに
この2月、極寒のベルリンでスナップされていたのは、インフルエンサーのソニア・ライソン。パープルでニット帽とパーカを統一し、ボトムは黒いトラックパンツ、アウターにベージュのボアジャケットを取り入れていました。刈り込んであるボアの風合いがこなれたムードをもたらし、パーカのフードとともにスポーティさが高まっています。ボアでも着膨れして見えないのは、膝下のロング丈で縦に長いIラインができ上がっているから。パープルできれい色をトッピングしていることも、重たく見えず軽やかさを印象づけています。ボストンバッグやニット帽など、スポーティさ全開の小物使いも見逃せません。
■3:グレース・ガネムは…注目のポロニットの装いが今っぽく進化する鮮やかパンツ
微生物学者でありながらファッションインフルエンサーで知られるグレース・ガネムが、パリでキャッチされていたときの1枚。グレーのポロニットにネオン系イエローのタックパンツを合わせて、颯爽と。ポロニットはアイテムそのものが新鮮で、1着でアクティブさがアピールできます。彼女はボトムにビビッドなネオン系イエローのパンツを合わせて、さらにスタイリッシュさを加速。トップスにフィット感があるので、ゆるりとワイドなシルエットでタック入りのパンツがバランス良好に。ビビッドなエコファーがデザインされたネットのバッグが、シンプルな装いのインパクトになっていて遊び心をアピール。グレーはほぼすべてのきれい色にフィットするので、冒険したい色味を合わせてみるのがおすすめです。
冬のスポーティなおしゃれを楽しんでいた3人にスポットを当てました。今冬のトレンドでもあり、軽快さが演出できるので、参考にしてください。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀