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プロフィール


 

名前:ロマン・デュリス(Romain Duris)
出生地:フランス パリ
誕生日:1974年5月28日

美術学校の学生だった頃に街角でスカウトされたことがきっかけで、1994年にセドリック・クラピッシュ監督の群像劇『青春シンドローム』でスクリーンデビューしました。同監督の映画1999年『パリの確率』や2001年『スパニッシュ・アパートメント』に出演し、フランス映画界の人気俳優となります。2005年『真夜中のピアニスト』でリュミエール賞の最優秀男優賞を受賞。その後もフランス映画界に欠かせない俳優として2018年『パパは奮闘中!』2022年『キャメラを止めるな!』などで主演を務めています。

私生活ではパートナーである俳優のオリヴィア・ボナミーとの間に子どもをもうけています。

「若いころ」「昔」の写真5選


まず、ロマン・デュリスの「若いころ」「昔」の写真をピックアップ。

1999年11月(25歳)パリにて

左から、ロマン・デュリス、ジャン=ポール・ベルモンド。
右はジャン=ポール・ベルモンド。

2002年8月(28歳)映画『CQ』フォトコール

 

2002年(28歳)

 

2004年2月(29歳)映画『Blueberry』プレミア

 

2004年5月(29歳)第57回カンヌ映画祭

 

「映画」代表作4選


ここからは、チェックしておきたいロマン・デュリスの代表出演「映画」をご紹介します。

『真夜中のピアニスト』(2005年)

第31回セザール賞。左から、ロマン・デュリス、監督のジャック・オーディアール。
第31回セザール賞。右は監督のジャック・オーディアール。

ジャック・オーディアール監督。1978年のアメリカ映画『マッド・フィンガーズ』のリメイク。第31回セザール賞で最優秀作品賞、監督賞を含む8部門で受賞した。

あらすじ:28歳のトムは、友人のファブリス、サミと組んで闇の不動産ブローカーをしていた。ある晩、ピアニストだった母の知人と出会い、ピアニストになるという昔の夢を思い出す。中国人のミャオリンに師事し、レッスンにのめり込んでゆく。

『タイピスト!』(2012年)

2012年11月 パリ。
2012年11月 パリ。

レジス・ロワンサル監督。2013年セザール賞新人監督作品賞など5部門にノミネートされた

あらすじ:1950年代のフランスでは、女性たちの間で一番花形の職業は秘書だった。田舎から出てきたローズも保険会社を経営するルイの秘書となったが、ドジで不器用すぎるため1週間でクビを宣告される。しかし、ローズにタイピングの才能を見出したルイは、タイプライター早打ちの世界大会で優勝を目論む。地方予選に出場したローズは、初めて触れる試合の空気に飲み込まれて敗退。ルイはローズのタイピングを矯正し、特訓する。その甲斐あって地方予選を1位通過したローズだったが、全仏大会には2連覇中の強者が待ち構えていた…。

『ニューヨークの巴里夫』(2013年)

2013年11月パリでの上映会にて。左から、オドレイ・トトゥ、ロマン・デュリス。
2013年11月パリでの上映会にて。左から、オドレイ・トトゥ、ロマン・デュリス。

セドリック・クラピッシュ監督。映画『スパニッシュ・アパートメント』(2002年)『ロシアン・ドールズ』(2005年)に続く、クラピッシュ青春三3部作の三作目。

あらすじ:40歳になったクザヴィエは、妻のウェンディとふたりの子どもに囲まれ、小説家としても成功し、パリで幸せな日々を送っていた。そんな中、かつての留学仲間でレズビアンのイザベルから子作りに協力してほしいと頼まれる。ウェンディに相談をしたものの、同意がないままクザヴィエが精子を提供したことから夫婦間に亀裂が生じてしまう。ある日、ウェンディは好きな人ができたと一方的に別れを告げると、ふたりの子どもを連れて新しい恋人のいるニューヨークへと旅立ってしまう。クサヴィエは子どもたちと暮らすため、ニューヨークへ移と渡る…。

『キャメラを止めるな!』(2022年)

左から、ミシェル・アザナヴィシウス、ベレニス・ベジョ、ロマン・デュリス。
左から、ミシェル・アザナヴィシウス、ベレニス・ベジョ、ロマン・デュリス。

ミシェル・アザナヴィシウス監督。日本で制作された『カメラを止めるな!』(2017年)のリメイク。

あらすじ:映画監督のレミーとスタッフ、キャストは、山奥にある廃墟でゾンビを題材にしたホラー映画を撮影していた。レミーはあるショットで主演女優にリアルな演技を求めるが納得できず、テイク数は31にもなった。そんな中、撮影隊に本物のゾンビが襲いかかってくる。撮影隊が大混乱に陥る中、レミーはようやく本物のホラーが撮れると歓喜した。スタッフに撮影を続けるよう指示を出すが、人々は次々とゾンビになっていき……。

「パートナー」の写真5選


ロマン・デュリスは2008年からパートナーのオリヴィア・ボナミーと暮らしはじめ、翌年には子どもを授かっています。ここからは「パートナー」の写真をピックアップ。

2006年5月カンヌ国際映画祭でのオリヴィア・ボナミー

 

2008年3月パリでのオリヴィア・ボナミー

 

2015年11月パリでのオリヴィア・ボナミー

 

2016年9月フランス ラ・ロシェルでのオリヴィア・ボナミー

 

2017年3月パリでのオリヴィア・ボナミー

 

「男前遍歴」31選


次に、30歳以降の「男前遍歴」をお届けします。年を重ねるほど増すセクシーな男性の魅力がたっぷりです。

2005年2月(30歳)第 55 回ベルリン国際映画祭

 

2005年4月(30歳)パリにて

 

2005年4月(30歳)第 4 回トライベッカ映画祭

左から、ニコラス・ジャレッキー、ロマン・デュリス。
左から、ニコラス・ジャレッキー、ロマン・デュリス。

2005年6月(31歳)

 

2006年1月(31歳)パリにて

 

2006年2月(31歳)セザール賞授賞式

 

2008年1月(33歳)映画PARISプレミア

 

2008年2月(33歳)映画PARISプレミア

 

2008年2月(33歳)テレビ番組『Vivement Dimanche』

 

2009年1月(34歳)パリにて

 

2009年9月(35歳)第66回ベネチア国際映画祭

 

2009年9月(35歳)第66回ベネチア国際映画祭

 

2010年6月(36歳)映画『ハートブレイカー』プレミア

 

2010年9月(36歳)第35回トロント国際映画祭

 

2010年11月(36歳)第5回国際ローマ映画祭

 

2012年9月(38歳)ニューヨーク 映画『ニューヨークの巴里夫』セットにて

 

2013年4月(38歳)映画『タイピスト!』プレミア

 

2013年4月(38歳)映画『ムード・インディゴ うたかたの日々』プレミア

 

2013年11月(39歳)映画『ニューヨークの巴里夫』プレミア

 

2014年4月(39歳)映画『タイピスト!』スニークプレビュー

 

2014年9月(40歳)トロント国際映画祭

 

2014年9月(40歳)第62回サン セバスチャン映画祭

左から、ロマン・デュリス、アナイス・ドゥムースティエ。
右はアナイス・ドゥムースティエ。

2015年2月(40歳)セザール賞にて

 

2016年8月(42歳)9th Angouleme French-Speaking Film Festival

 

2016年11月(42歳)映画『消えたアイリス』プレミア

左から、ロマン・デュリス、シャルロット・ルボン。
右はシャルロット・ルボン。

2018年5月(43歳)第71回カンヌ国際映画祭

 

2018年9月(44歳)33rd Namur International French-Language Film Festival

 

2018年12月(44歳)第10回レザルクヨーロッパ映画祭

 

2019年2月(44歳)セザール賞

 

2019年4月(44歳)第2回カンヌ国際シリーズフェスティバル

 

2019年6月(45歳)パリ・ファッション・ウィーク

 

「現在」の写真5選


2023年3月にはエッフェル塔の設計者を演じた映画『エッフェル』が公開されるなど、現在も変わらず活躍し、フランス映画には欠かせない存在であるロマン・デュリス。歳を重ねてダンディーさも増してきた今、さらなる活躍が期待されます。

2021年8月(47歳)第14回Angouleme French-Speaking Film Festival

 

2021年10月(47歳)パリにて

 

2022年5月(47歳)カンヌ国際映画祭

 

2022年5月(47歳)ニース空港にて

 

2023年1月(48歳)Cesar Revelations 2022

 
この記事の執筆者
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