『Precious』4月号では、創刊19周年のスペシャル企画として【Precious Models in White】と題した特集をお届け。Preciousのモデルは皆、プロフェッショナルとしての誇りに溢れています。19年の歳月を経て、時代の空気は変わっても本誌の揺るぎないスタイルを象徴する存在として、凛として知的で、気品に満ちた彼女たちの美しさは変わりません。
今回は特集のなかから、Preciousの顔として表紙を飾る、女優の大政 絢さんについてご紹介します。
大政 絢|一点の曇りもないピュアな美しさがラグジュアリーの本質を引き寄せる
Preciousの顔として、2020年4月号より表紙を飾る、女優の大政絢さん。ラグジュアリーブランドをさりげなく着こなせる美しさとセンスが支持され、毎号多くのファッションページにも登場している。
「ファッションが好きなんです。15歳の頃からモデルの仕事を始めたこともあって、ファッション撮影の現場は、私にとって心安らぐホームのような場所。ドラマなどが忙しくても時間が許す限り、モデルを続けたい。異なる経験が互いに生かされている…と感じることも多いのです」
「どんなに忙しくてもモデルを続けたい。違う経験を重ねることで、表現の幅も広がるから」(大政 絢)
17年のキャリアのなかで「表紙を飾りたい」と思ったのは10年ほど前のこと。その頃からプロ意識が芽生えたと言う。例えば、芝居ではいつどんな役が来ても万全に臨めるよう体調を整える。ファッションの仕事では、いつどんな服を着ることになっても、服を美しく見せられるように、自分らしい理想的なプロポーションに仕上げておきたいと考える。大政さんのストイックなまでの美へのアプローチは、常にそんなプロ意識から生まれている。
「特にPreciousでは仕事のとらえ方が変わりました。みんなの熱量が違う。イメージを創り上げる撮影の重みを感じています。ファッションがそうであるように、流行は移ろいゆくけれど、いいものは常に新しく進化しながら続いていく…。私もそんなふうに成長していきたいと思います」
〈心に残るPreciousの撮影〉
カメラマン浅井佳代子さんの撮影では、夢のある物語を演じることが楽しいという大政さん。「夏着物」のページは、まるで日本文学のような和の世界を通して、大人の女性がまとう着物の魅力に触れた。
【美しさを磨くために…】
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- PHOTO :
- 下村一喜(AGENCE HIRATA)
- STYLIST :
- 押田比呂美
- HAIR MAKE :
- ヘア/hiro Tsukui(Perle)、メイク/阪本明子(SIGNO)
- COOPERATION :
- BACKGROUNDS FACTORY
- EDIT&WRITING :
- 藤田由美、遠藤智子(Precious)