人気スタイリストが指南！春のフォーマルシーンに鮮度をもたらす「華やぎスカート」コーデ５選

はじめましてのさまざまな出会いが増える春。歓迎会やパーティーなど、特別なシーンも急増します。そんなフォーマルシーンにおすすめしたいのが「華やぎスカート」。

ふんわりとしたシルエットや煌びやかな素材なだけに一瞬足踏みしてしまいそうですが、一点投入するだけで“即”着映えを叶えてくれる「華やぎスカート」は、ぜひ取り入れてほしいアイテムです。

そこで今回は、チュールスカートとラメスカート、2つの「華やぎスカート」を用いたコーディネート術を人気スタイリストの望月律子さんにご指南いただきました！

■チュールスカート：繊細な素材感とふんわりシルエットで華やかさ抜群！

ふんわりシルエットで着映え効果の高い「チュールスカート」。望月さん曰く、色の選び方もポイントで、深い色のほうが大人は着こなしやすいそう。ブラックやチョコレートブラウン、カーキなど、落ち着いたカラーをセレクトするのがポイントです。

左／首元には大きめのバロックパールをあしらい、スカートとの相乗効果で甘さをプラス、中央／華麗なブラウスコーデもブラックならシックにまとまる、右／異なる素材を混ぜて奥行きを出し、洒落感アップ

シャツ＋ジレを合わせ、切れ味よく仕上げた甘辛ミックスコーデ。「ちょっとガーリーなチュールが苦手な人も、テイストミックスの着こなしならトライしやすいはず」とのこと。スカートの甘さがキリッと引き締まり、洗練度が高まります。

ブラックカラーのチュールスカートに、バックスタイルに特徴のある華麗なブラウスを合わせたスタイル。黒のチュールは、ゴスロリ（ゴシック＆ロリータ）的なイメージを持つ人もいて、大人の女性に敬遠されることもありがち。

ポイントは「素材感の華やかさを上下で合わせつつ、落ち着いた配色で仕上げる」ことだそう。バッグやパンプスは黒で統一するなど、余計なカラーを足さずに控えめなトーンで仕上げることでシックにまとまります。

カーキベージュのようなニュアンスのあるカラーのチュールスカートにツイードジャケットを肩がけし、優しげなムードに仕上げた好印象スタイル。ポイントは、シルキーなニットに、ツイード、チュール…とさまざまな素材を組み合わせて奥行き豊かにまとめたこと。

「淡いトーンで色味を合わせているので、異素材でメリハリをつけると立体感が生まれ、引き締め効果が期待できるとともに、コーディネートが盛り上がります」（望月さん）

つづいては、ラメ素材の華やぎスカートを用いたコーディネート術をご紹介。望月さんによると、煌びやかな素材なだけに躊躇してしまいがちですが、華やぎシーンではとくにおすすめなのだそう。

「意外とノーマークなのが、ライトを浴びたときのキラキラが生む華やかさ。ラメスカートに柔らかな光があたって輝く様子はとてもフェミニンで、トップスをシンプルにまとめても着映え効果抜群なのです」（望月さん）

左／バックが長くなった裾丈が目を引く、凝ったデザインのプリーツスカート、右／ヘアはタイトにまとめてミニマルに

シルバーのラメスカートに、サテンのブラウスをコーディネート。華やぎシーンでフォーマル感を演出するには、煌めきや艶を取り入れるのがおすすめ！とのこと。輝きのある素材なら、ホワイトをアクセントにしたシックなカラーリングでも抜群の華やかさが手に入ります。

主役感のあるラメスカートにシックなブラウスを合わせて、コントラストが映える装いに。「アクセサリーで盛る必要がないゴールドラメの煌めきを取り入れているので、ブラウスのボタンをストイックに留めて着こなしても、地味になりません。」（望月さん）

思わず「真似したくなる！」着こなし提案がたくさん見られる、望月さんのインスタグラムも好評です。ぜひフォロー（ユーザー名：ritsukomochizuki）して、日々のスタイリングの参考にご活用ください。

以上、人気スタイリストの望月律子さんによる「華やぎスカート」のコーディネート術をご紹介しました。お届けした着こなしポイントを参考に、春の華やぎスタイルをアップデートしてみてくださいね！

この記事の執筆者

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