悩まずともコーディネートがきまる手軽さが魅力のセットアップ。ご紹介する三人はみな、程よい抜け感を宿すことでこなれた印象を叶えていました。爽やかな気候の時期に映える着こなしをお届けします。
■1:アシュリー・ロバーツは…クリーンさ抜群のオールホワイトはクリームトーンでしなやかに
ロンドンでキャッチされた歌手のアシュリー・ロバーツは、上品さ漂うとろみ素材のシャツとパンツのセットアップを取り入れていました。クリームホワイトのセットアップを選ぶことで、ホワイトの爽やかさはそのままに、柔和さも獲得することに成功。さらにパンツはウエストゴムのイージー仕様になっているので、リラックス感が加味されエフォートレスにまとまっています。レザーハンドバッグとスニーカーのテイストミックスな小物たちも、セットアップの色に溶け込ませ一体感を作り、とことんクリーンに。仕上げに、タイトなセンターパートのまとめ髪とゴールドフープイヤリングの合わせ技で顔周りをスタイリッシュに整え、着こなしの完成度を高めました。
■2:アレクサンドラ・ペレイラは…ときには色と色をぶつけて高揚感のある着こなしを楽しむ
ブロガー、インフルエンサーのアレクサンドラ・ペレイラをパリでスナップ。ぱきっとしたブライトレッドのセットアップでも印象がきつくなりすぎないのは、抜け感のあるゆったりシルエットのシャツとショートパンツだからこそ。すっきりと素足を見せることで、今の季節らしい軽やかさが漂っています。そこにパステルブルーのバッグとサンダルを加え、色のメリハリをつけながら遊び心のある着こなしへ。小物のぷっくりとしたフォルムが、程よいモード気分を加えてくれます。さらにショルダーバッグをクラッチバッグ風に携え、今っぽい小粋なムードをアピール。
■3:ミーハ・クネジェヴィッチは…白×水色の爽やか配色は曖昧トーンで洒落た印象へ
インフルエンサー、起業家のミーハ・クネジェヴィッチをロンドン ファッションウィーク開催中のストリートでキャッチ。彼女が指名したのは、開襟ジャケットとハーフパンツで程よい抜け感が醸せるセットアップ。ドライな質感とニュアンス漂うくすみブルーのカラーで、大人らしさと爽やかさを両得できます。セットアップのインには白地にピンストライプが施されたノーカラーシャツを、さらにアウトにもオフホワイトのスプリングコートを重ね、奥行きを作りながら瑞々しい印象を底上げ。柔和な配色なので、ネオングリーンのサンダルとパステルブルーのミニハンドバッグをプラスし、小気味よく仕上げました。
気張らないキレイが叶う、大人のための今どき「セットアップ」コーディネートをご紹介しました。洒落感と実用性を備えているので、是非ワードローブに加え、フル活用してみてはいかがでしょうか。
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- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香